京都には一年を通して様々なお祭りや伝統行事があります。
古より続くもの、市民に守られ続けてきたもの、奇祭と呼ばれるものなどなど。四季の移ろいとともにさまざまに賑わいを見せる行事をご案内します。
下半期(9月~12月)
こちらでは下半期のうち9月~12月に行われるお祭りや行事をご紹介します。
9月になれば各寺社で秋の特別公開がはじまり、9月末には夏の風物詩・納涼床や鵜飼も終了します。
10月に入り時代祭をはじめとした秋祭りやお火焚なども行われる頃になると、カエデなどの木々が境内や山々を赤や黄色に染めはじめ、紅葉狩りに多くの観光客が訪れます。
だんだん年末が近くなり11月になると各所でクリスマスのイルミネーションがはじまり、嵐山花灯路などそれぞれに趣向の凝らされたライトアップが街々を輝かせます。また11月の初旬には春と秋に行われている非公開文化財特別公開も行われます。
12月に入れば大根炊きやすす払いなどが行われあっという間に除夜の鐘です。
京都は一年中行事満載でいつ訪れても違った顔を見せてくれ飽きることがありません。
※月をまたいで開催されるものは、行事の始まった月に詳しく掲載します。
1・各所で行われる「秋の特別公開」はこちらへ
2・一斉に行われる「秋季非公開文化財特別公開」はこちらへ
3・紅葉名所や「ライトアップ・夜間特別公開」などはこちらへ
4・山科で天皇陛下御即位記念として行われる「京都山科非公開文化財等の特別公開」はこちらへ
5・11月に行われている「お火焚祭(おひたきまつり)・柴燈護摩供(さいとうごまく)」はこちらへ
6・11月~12月に行われている「大根炊き・カボチャ供養」はこちらへ
それぞれ別ページでご紹介しています。
※下記の表は順次掲載してゆきます。(2019年10月21日現在)
9月
9月~12月 | 秋の特別公開 |
各所 |
9月第一日曜日 | 八朔祭(はっさくまつり) |
松尾大社 前日の日没後には境内に数千個の提灯に灯がともされ、露店や盆踊り大会など、京都で最後の夏祭りにゆく夏を惜しむ浴衣姿の参加者で境内はにぎわいます。 |
9月第二日曜日 | 御田刈祭(みたかりさい) |
大原野神社 洛西にある神社で秋の収穫に感謝して、京都市の無形民俗文化財に指定される神相撲の奉納が行われます。 奈良の春日大社のご分霊をお祀りすることから「京春日」とも呼ばれます。神使が鹿とされることから、狛鹿や手水舎/灯籠などにもシカがいて、シカのお守りやおみくじなどが多数授与されています。縁結びの神様としても知られます。 |
9月9日 | 重陽神事・烏相撲 |
上賀茂神社 烏相撲の奉納や子ども相撲、菊酒の振る舞い(数量限定/無料)があります。 |
菊花神事 |
貴船神社 菊の花を手にした巫女さんが舞を奉納します。 |
|
重陽祭・カード感謝祭 |
市比売神社 前日夜に菊の花に綿をかぶせて香りを移し、9日に朝露で湿った綿で体をぬぐうと長寿になれるとされる伝統行事にちなんで、菊の花に綿をかぶせた「菊の着せ綿」が神前に並べられ、雅楽の舞の奉納が行われます。 菊酒や長生きうどんの振る舞い、菊乃御中(きくのおなか/お守り・1000円)の授与があります。 |
|
重陽の節句 |
虚空蔵法輪寺 茱萸袋とは「重陽の節句」に身に着けたり飾られる厄除けの袋で、菊やグミ(赤い実の木)の造花が呉茱萸(漢方薬)の入った赤い袋に挿されています。 |
|
重陽祭 |
車折神社 菊の花を供えて行われる舞楽の奉納や菊酒の振る舞い(数量限定/無料)があります |
|
中秋の名月 | ぜんそく封じ・へちま加持 |
赤山禅院 比叡山で千日回峰行をされた大阿闍梨がへちまにぜんそくや気管支炎を封じ込める加持祈祷が行われます。 当日のみ叡山電鉄・修学院前駅~赤山禅院鳥居前の間で送迎車が運行されます。 |
中秋の名月 | 観月会 | 各所 別ページで詳細をご案内をしていますのでこちらのページをご覧ください |
9月15日 | 義経祭 |
鞍馬寺 源義経が幼少期を過ごしたことで知られるお寺で、義経公を偲んで法要が行われます。法要の後に舞や年によって武芸の奉納などが行われます。 |
9月15日 | 石清水祭 |
石清水八幡宮 葵祭(賀茂祭)・春日祭(奈良)とともに三大勅祭として、「生きとし生けるもの」の平安と幸福を願う祭儀です。 真夜中に松明や提灯の明かりだけで厳かに行われる神幸行列は、平安の雅を現代に伝える「動く古典」と称されます。 20:00頃まで行事が続きますので詳細は公式サイトでご確認ください |
9月18~19日 | 例祭・献茶祭 |
豊国神社 豊臣秀吉の命日に合わせて行われる例祭です。 毎月18日には豊国さんのおもしろ市(フリマ)も開催されています。 |
9月19日 | 平安神宮 |
神苑無料公開 東・中・西・南の4つのエリアからなる、およそ10000坪にも及ぶ池泉回遊式の庭園です。 |
9月21日~23日 | お砂踏法要 |
今熊野観音寺 今熊観音寺は泉涌寺の塔頭寺院で、ボケ封じや頭痛封じのご利益がある「頭の観音様」として信仰されています。 |
9月21日~23日 | 萩まつり |
梨木神社 参道両脇におよそ500株の萩が咲くころ神事や弓術・神楽・狂言などの奉納行事が行われます。 |
9月22日~23日 | 晴明祭 |
晴明神社 秋分の日に行われるお祭りで、前夜祭になる22日には地元の子供たちによる提灯行列や湯立神楽が行われます。 |
9月23日 | 櫛まつり |
安井金毘羅宮 お札のびっしり張られた「縁切り縁結び碑」で知られる神社で行われる、日常使う櫛やかんざしに感謝する祭典です。 |
9月23日 | 高瀬川 舟まつり |
高瀬川一之船入 2019年で30回を迎えるお祭りです。幕末の史跡が多く残る木屋町通りに並行して流れる高瀬川は豪商 角倉了以親子が掘削した伏見まで続く運河です。 クイズや宝探し・笹船流しなど楽しいイベント盛だくさんで、子供から大人まで誰もが楽しめるお祭りです。 |
9月23日 | 御香宮神能 |
御香宮 伏見にある安産祈願と伏見七名水・名水百選に選ばれる「御香水」で知られる神社で、観世流による能と大蔵流による狂言が奉納されます。 |
9月29日 (毎年) |
神幸祭 |
瀧尾神社 女神輿や剣鉾、火消しの纏い(まとい)などが神社の周辺を巡行するにぎやかなお祭りです。 JR・京阪「東福寺駅」から北へ徒歩2~3分ほどにある神社で、拝殿の天井には大丸百貨店が寄進した約8mもの龍の彫刻があることで知られています(江戸時代・久山新太郎作)。ほかにも十二支や鳳凰など見事な彫刻が境内のあちらこちらにあります。 |
10月
9月~12月 | 秋の特別公開 |
秋になると多くの寺社で特別公開が行われます。詳細は別ページご紹介していますので上記の黄色枠内のリンクページでご確認ください。 |
10月中旬~12月 | 紅葉のライトアップと夜間特別拝観 |
紅葉の見ごろに合わせてライトアップや夜間特別拝観を行う寺社が多くあります。詳細は別ページご紹介していますので上記の黄色枠内のリンクページでご確認ください。 |
10月1~5日 | ずいき祭 |
北野天満宮 菅原道真公が自ら彫られた木像に五穀豊穣を感謝して、秋に収穫されたものをささげたのが始まりといわれるお祭りです。 |
10月初旬の6日間 | 温習会 |
祇園甲部歌舞練場 毎年秋に行われる祇園甲部の芸舞妓さんによる、京舞井上流の舞踊公演です。 |
10月初旬の6日間 | 寿会 |
上七軒歌舞練場 毎年秋に行われる上七軒の芸舞妓さんによる舞踊公演です。 |
10月のどこかの日曜日 | 京都肉祭 |
平安神宮前岡崎公園 屋台村に京都府内で飼育された黒毛和牛のお肉が集結します。 |
10月第一日曜日 | 宇治茶まつり |
宇治橋 興聖寺 栄西禅師・明恵上人・千利休とお茶にゆかりのある三恩人への報恩感謝や宇治茶の隆盛を祈念するお祭りです。 ※同時に宇治茶まつり~UjityaFestival~が府立宇治公園 周辺で開催されます |
10月上旬の9日間 | 御香宮神幸祭(伏見祭) |
御香宮神社 「花傘まつり」とも呼ばれる伏見区最大のお祭りです。9日間にわたって様々な行事が行われ、最終日前日の宵宮祭、最終日の本祭・神幸祭は特ににぎわいます。 |
10月8日~9日 | 今宮神社例祭 |
今宮神社 広く世の中の安寧を祈り、神様のご加護を感謝して御神楽や東遊などの舞を奉納します。 前夕神事では境内の灯りが消され、かがり火の灯りの中で「御神楽/みかぐら・人長舞/にんちょうまい」が奉納されます。御神楽とは宮中の賢所でお行われる神楽のこと、人長舞とは神楽人の長が舞う舞のことです。 本祭では舞人6人・楽人5人によって「東遊・あずまあそび」が奉納されます。東遊は「東舞・あずままい」、「駿河舞・するがまい」とも呼ばれる純国風の舞です。 |
10月~11月の菊の見ごろのころ |
献菊展(菊花展) |
泉涌寺 皇室ゆかりの御寺で菊の花が見ごろを迎えるころ、境内に花壇が設けられ数百本鉢の菊が展示されます。 |
10月~11月の菊の見ごろのころ |
菊花展 |
京都府立植物園(大芝生地特設会場) 様々な菊を約300鉢展示。菊の即売会もあります。 |
10月11日~13日 |
JAPAN MODERN ART in 京都渉成園 「亀田和明 染めと箔・色と輝きの世界」 |
渉成園(枳殻邸/しょうせいえん・きこくてい/東本願寺飛び地境内) 京友禅アロハシャツで有名なPagong(亀田富染工場)会長で京友禅アーティストとして活動する亀田氏の作品が渉成園にて展示されます。 |
10月12日~13日 |
仕立て屋のサーカス |
京都精華大学校内ホールAgora 当日券一般4300円/学生3300円/ 音楽家や裁縫師を中心に2014年に結成された「仕立て屋のサーカス」による2年ぶりの京都公演です。 チケット情報など詳細は仕立て屋のサーカス公式サイトをご覧ください。 |
10月13日~14日 |
夜のすいぞくかん |
京都水族館 京都駅から一駅の梅小路公園にある水族館です。 年間に何度も訪れるならば、年間パスポートを購入すればかなりお得になります。 |
10月14日 |
人形供養 |
宝鏡寺(人形の寺) 供養のために持ち込まれた人形を人形塚に並べて、年に一度の総供養が行なわれます。 人形の受付は年末年始を除く毎日10~15時まで受け付け/供養料は3000円~ |
10月16日~17日 |
日向大神宮例祭 |
16日外宮大祭/14:00~ 内宮大祭では御神楽「人長の舞」が奉奏されます。 通常拝観 京の伊勢と呼ばれ、粟田口にある神社で、隠れた紅葉の名所でもあります。 |
10月第二土曜日・日曜日 |
春日祭 |
西院春日神社 平安より続く無病息災・五穀豊穣を祈念するお祭りです。 日曜日13:00~約5時間にわたって御神輿と長さ7~8mの剣鉾(鈴を二度鳴鳴らす独特の鉾差し)の巡行が行われます。 |
体育の日 | 六孫王神社 |
宝永祭 徳川5第将軍綱吉が宝永4年に神社を再興し、盛大に祭を行ったことが始まりです。 |
10月体育の日の前々々日・前々日・前日・当日の4日間 | 秋季金毘羅大祭 |
安井金毘羅宮 縁切り縁結び碑で知られる安井金毘羅宮の秋の大祭です。 |
10月体育の日の・前々日・前日 | 講員大祭 |
伏見稲荷大社 また両日とも10:00頃より六斎念仏や狂言など様々な行事が繰り広げられます 講員とは全国の稲荷神社を信仰する方たちの団体のことで、この日に講員の方々が全国より参拝に訪れ、家内安全・繁栄を祈願するお祭です。 なお講員さんには年会費を払えばだれでもなれ、お祭りに参加するとぜんざいや記念品・稲荷暦がいただけます。講員さんに興味のある方は伏見稲荷公式サイトをご覧ください。 |
10月体育の日の前々日・前日・当日の3日間と15日 | 粟田祭 |
粟田神社 神幸祭では青蓮院門跡の四脚門が開かれ巡行途中の神輿が入御し、神社の宮司によって祝詞が奏上され、門主からは御加持が授けられます。明治の神仏分離令で粟田神社から除かれることになったお薬師様と十二神将像が青蓮院で祀られるようになったために、この仏さまに祭の報告をするための神事です。 ※初日の17:30頃~氏子のウェスティン都ホテルさんのシェフが作ったカレーや焼きそばなどの夜店が出店されます。 |
10月第二日曜日 | 今様合(いまようあわせ) |
法住寺 後白河法皇の愛した当時の流行歌「今様」を、保存・復興させるために開催されています |
10月第二日曜日 | 例祭 |
平岡八幡宮 三役相撲の奉納 努力すれば八幡神のご加護で大人にも勝てるとされることから小学生が必ず勝つ相撲です ※平岡八幡宮075-871-2084 |
10月第二日曜日 | ずいき神輿 |
御園神社(みそのじんじゃ・八幡市上奈良) ずいき(里芋の茎)で屋根が葺かれその年に収穫された30種類もの野菜で飾られた神輿が、五穀豊穣を祈念して巡行します |
体育の日の前日の日曜日 | 赦免地踊り |
八瀬天満宮 秋元神社 灯籠踊とも呼ばれ、踊り手の少年が頭に切子型灯籠をかぶって踊る、京都市の登録無形文化財に指定される洛北の奇祭です。 |
体育の日を含む連休の3日間 | 壬生大念仏狂言 |
壬生寺 京都三大念仏狂言の一つ(ほかに千本ゑんま堂/引接寺のゑんま堂大念仏狂言と清凉寺の嵯峨大念仏狂言)で「壬生さんのカンデンデン」と呼ばれる無言の宗教劇です。30番ある演目のうち特に人気のある6つが上演されます。 ※カメラ・ビデオ・携帯など撮影は一切禁止ですのでご注意ください |
毎年10月 | みずゑ会 |
宮川町歌舞練場 宮川町の芸舞妓さんによる古典を中心にした舞台の披露です。 |
毎年10月 | 第106回水明会 |
先斗町歌舞練場 先斗町の芸妓さんによる技芸の発表会です。チケットや公演内容は公式サイトをご覧ください。 |
10月中旬の日曜日 | 三栖の炬火祭(みすのたいまつまつり) |
三栖神社(伏見区) 壬申の乱の折、大海人皇子(天武天皇)の進路を村人が炬火で照らしたとされる伝承に由来するお祭りで、京都市登録無形民俗文化財に指定されています。 ※宵宮では露店も並びます。 |
10月の第三土曜日 | 宇治田楽祭り |
府中宇治公園 平安時代から続く芸能「田楽」。宇治が発祥といわれ失われた伝統芸能・田楽の復活をテーマに、現代風にアレンジし創作するプロジェクトです。 |
例年10月の第三土曜日(第二のこともあり) | 妖怪仮装行列 |
一条通・大将軍商店街 「百鬼夜行」の仮装行列は18:00~19:00 妖怪をテーマに商店街の活性化を図っている「大将軍商店街」で行われる仮装行列です。 |
10月の第三日曜日 | 天門祭 |
大将軍八神社 宵宮(19日・11:00~20:00)には境内前の一条通りで70mに伸ばした大蛇餅が奉納され、振舞われます。富くじや夜店などで終日にぎわいます。 大神輿は約150名の担ぎ手が大将軍交差点で「差し上げ」「辻回し」を行います。祭の行事などの詳細は大将軍八神社公式サイトでご確認ください。 |
毎年10月19日 | 船岡祭 |
建勲神社 織田信長公が入洛した日に信長公の功勲を後世に伝えようと行われるお祭りです。 |
10月23日に近い土曜日 | 石座の火祭 |
石座神社(いわくらじんじゃ) 大蛇退治の故事にちなんだお祭りです 14:00~御旅所から神輿の還幸、氏子地域を巡行しながら神社拝殿に戻ります。神事ののち、岩倉踊りが奉納されます。 |
10月19日~20日 | 二十日ゑびす大祭(ゑびす講) |
京都ゑびす神社 毎年1月に行われる、ゑびす大神が海にお帰りになる「十日ゑびす大祭」と対をなし、海からおいでになられた旧暦の9月20日(現10月20日)に執り行われる祭典です。 ※このお祭りから来年度の暦と、宮司の原画による来年度の干支絵馬の授与が始まります。 |
10月20日 | えと祈願祭(繁昌大国秋祭・はんじょうだいこくあきまつり) |
下鴨神社 言社 7つのお社でそれぞれ異なった名前で祀られている大国主命の秋祭りです。 福くじでは純金小判や家電製品などがあたり、参加賞は福笹です。 |
10月第三日曜日 | 城南祭 |
城南宮 平安末期から続く祭礼で、正午過ぎに三基の神輿の渡御が始まり氏子町内を巡行します。 |
10月第三日曜日 | 笠懸神事 |
上賀茂神社 馬上から的を射る神事の奉納が行われます。 |
10月第三日曜日 | 二十五菩薩お練り供養 |
即成院(泉涌寺塔頭) 臨終の際に極楽浄土から来迎する二十五菩薩を再現。面をつけ介添え役に伴われた菩薩様たちが、境内に設けられた来迎橋の上を往復します |
10月第三日曜日 | 斎宮行列 |
野宮神社・嵐山一帯 伊勢へ向う斎宮列を再現したもの。輿に乗った「斎宮代」と付き従う女官たちが嵐山一帯を練り歩きます。 |
10月22日 (2019年は10月26日) |
時代祭 |
平安神宮 通常時代祭とは10月22日の本殿祭と時代風俗行列のことを指します。 春の葵祭、夏の祇園祭と共に京都三大祭の一つに数えられ、国内外からたくさんの観光客が訪れます。 またこの日に合わせて毎年 京都御苑内の「拾翠亭・しゅうすいてい」が公開されます。 平安神宮には一年中時代祭を体験できるト二トニ・時代祭館もあります。 |
10月22日 | 鞍馬の火祭 |
由岐神社 皇室の守り神として京都御所内でお祀りされていた神社が、鞍馬の地にご遷座された時の様子を再現したお祭りで、京都三大奇祭の一つです(残りは今宮神社・やすらい祭/広隆寺・太秦の牛祭) 「神事にまいらっしゃれ」との合図で、集落の各戸に積み重ねられた篝に一斉に点火され、小松明を抱えた少年に続き、青年たちが大松明(約4m・100㎏)を担いで「サイレイ、サイリョウ」と囃しながら集落を練り歩きます。 |
10月23日~25日 | 亀岡祭 |
亀岡市 「口丹波の祇園祭」と呼ばれ、11基の山鉾が巡行します また集印帳にて山鉾めぐりスタンプラリーも開催され、11基山鉾をまわるとオリジナルストラップがもらえます(先着300名) |
10月26日に近い日曜日 | 嵯峨大念仏狂言 秋季講演 |
清涼寺 京都三大念仏狂言の一つ(ほかに千本ゑんま堂/引接寺のゑんま堂大念仏狂言と壬生寺の壬生大念仏狂言)の、無言の宗教劇です。24ある演目のうち3つが上演されます。 |
10月の第三金曜日~日曜日 | 大陶器市「清水焼の郷まつり」 |
京都山科(清水焼団地町一帯) 100店舗以上のテントに50万点以上の陶器が並ぶ、年に一度の「京焼・清水焼」の陶器市です。 ※期間中、京都駅から京阪バスで臨時直行便が運行されます。(詳細は清水焼の郷まつり公式サイトでご確認ください) |
10月下旬~11月初めの3日間 | 市民大茶会 |
二条城/清流園(和楽庵・香雲亭) 前売り券 当日券 ※当日は茶席券をお持ちの方のみ清流園に入園できます。また茶席券で特別名勝・二の丸庭園等も鑑賞できます。(国宝・二の丸御殿は別途410円) 第65回を数えるお茶会で、美しい庭園をながめながら、優雅にお茶が楽しめます。 |
10月下旬~11月初旬(文化の日に合わせて開催) | 秋の古本まつり |
百万遍知恩寺 百万遍知恩寺境内にて毎年行われている青空古本市です。例年約20万冊の古書が並び、チャリティーオークションなども行われます。 |
11月
9月~12月 | 秋の特別公開 |
・秋に多くの寺社で行われる特別公開(9月~12月) |
10月中旬~12月 | 紅葉のライトアップと夜間特別拝観 |
紅葉の見ごろに合わせてライトアップや夜間特別拝観を行う寺社が多くあります。詳細は別ページでご紹介していますので上記の黄色枠内のリンクページでご確認ください。 |
11月中 | お火焚祭・柴燈護摩供 |
京都では11月になるとお火焚祭(ひたきまつり)、いわゆる火祭を行う寺社が多くあります。詳細は別ページでご紹介していますので上記の黄色枠内のリンクページでご確認ください。 |
11月中 | 大根炊き |
各所 詳細は別ページでご紹介していますので上記の黄色枠内のリンクページでご確認ください。 |
11月~2月 | イルミネーション |
各所 早いところでは11月の上旬からイルミネーションが始まり、長いところでは2月いっぱいまで行われています。 |
10月~11月の菊の見ごろのころ | 菊花展 |
京都府立植物園(大芝生地特設会場) 詳細は10月の欄をご参照ください。 |
10月~11月の菊の見ごろのころ | 献菊展(菊花展) |
泉涌寺 詳細は10月の欄をご参照ください。 |
10月下旬~11月初旬(文化の日に合わせて開催) | 秋の古本まつり |
百万遍知恩寺 詳細は10月の欄をご参照ください。 |
11月上旬の数日 | 都ライト'19 |
17:00頃~ 今年で15回目を迎える、京都を中心とした大学生有志によって企画されている上京区で行われている京町屋のライトアップイベントです。 |
11月1日 | 亥子祭 |
護王神社 平安朝の古儀を再現した雅なお祭りです。雅楽の流れる中、平安の衣装に身を包んだ宮司や奉仕女房が無病息災を祈って亥子餅を搗きます。餅は朝貢列(提灯行列)によって京都御所に献上され、境内では参拝者にふるまわれます。 ※祭当日限定で鶴屋吉信の「亥の子餅」が販売されます(3個入り1000円・地方発送不可) |
11月1日~3日 | 大念仏狂言 |
神泉苑 11月1日・夜の部18:30~21:30 11月2日・昼の部13:00~17:30・夜の部18:30~21:30 11月3日・昼の部13:00~17:30・夜の部18:30~21:30 毎年 神泉苑狂言堂で行われている京都市の無形民俗文化財に指定される無言の宗教劇です。 |
11月1日~10日 | 第62回祇園をどり |
祇園会館 「千紫万紅倭色合・せんしばんこうやまとのいろあい」 ※10月27日~毎日、祇園会館にて座席券の販売が行われます。詳細は祇園東歌舞会公式サイトでご確認ください。 |
11月3日 | 曲水の宴 |
城南宮 神苑内の庭園で行われ、当日は9:00~16:00まで神苑が無料で開放されます。 華やかな貴族の遊びを垣間見ることができる小川(遣水/庭園に水を引くための小川)での歌会です。 童子によって集められた短冊は平安さながらに節をつけて神職によって披露され、神様に奉納されます。 ※たくさんの観光客が訪れるイベントですので、観覧者多数の時には入場制限があります。 |
11月3日 | 西陣きもの・帯フェスティバル |
上賀茂神社 ~きもので集う園遊会~ |
11月3日 | 秋まつり |
狸谷山不動院 おつながり参拝 ※10:00~先着1000名に力だんごの無料接待があります。 ※また11月2日~12月8日までは秋の特別洞窟内陣拝観で、このお不動様を間近にお参りできます。 |
11月5日~15日 | お十夜(十日十夜別時念仏会) |
真如堂 この世で十日十夜善いことをすれば、仏国土で千年善いことをするに勝るという「無量寿経」の教えに基づき阿弥陀如来の法恩に感謝する法要です。11月5日から毎夜、講員が鉦を打ち阿弥陀仏を念じます。 ※15日の結願法要には秘仏本尊・阿弥陀如来立像のご開帳、お稚児さん・僧侶によるお練り供養、中風よけの小豆粥のお接待(有料)などがあります。 |
11月8日 | 火焚祭 |
伏見稲荷大社 秋の収穫の後に、五穀豊饒を稲荷大神に感謝する祭典です。本殿の祭典後に、千本鳥居前の神苑斎場で全国から奉納された数十万本の火焚串を3基の火床で焚きあげ、神職をはじめ参列者一同で大祓詞を奉唱して、罪障消滅・万福招来を祈ります。 |
11月8日 | かにかくに祭 |
祇園白川の歌碑前 祇園を愛した歌人・吉井勇をしのぶ祭 |
11月10日 (11月第二日曜日) |
嵐山もみじ祭 |
渡月橋上流大堰川 10数隻の美しく飾られた船が大堰川(渡月橋上流付近)に浮かびます。河畔では夕霧祭の後に合流した島原太夫による太夫道中や嵯峨念仏大狂言なども行われます。 |
11月10日 (11月第二日曜日) |
夕霧祭 |
清凉寺 吉野太夫・高尾太夫とともに寛永の三名妓と呼ばれた夕霧太夫をしのんで行われるお祭りです。 |
11月10日 (11月第二日曜日) |
天狗の宴 |
愛宕念仏寺 秋の紅葉祭り。千観厄除札の授与や天狗様から厄払いの御加持が受けられます。 |
11月10日 | 長岡京ガラシャ祭 |
細川氏に嫁いできた明智光秀の娘「玉/ガラシャ」の輿入れの様子を再現する行列巡行です 一週間前からはガラシャウィークとして様々なイベントが行われます。詳細は長岡京ガラシャ祭公式サイトをご覧ください |
11月10日 (11月第二日曜日) |
空也堂開山忌 |
空也堂(通常非公開) 空也上人の遺言により晩年東国へ旅立ったと伝わる11月13日を命日として、11月第2日曜に営まれるようになった行事です。法要ののちに皇服茶の献茶が行われ、僧による鉢叩きと称される歓喜踊躍念仏や空也堂由来の六斎念仏が奉納されます。 |
11月15日 | 身代不動尊大祭 |
法住寺 仏法興隆、万民豊楽、家内安全諸願成就を祈願する採灯大護摩供が行われます。 |
11月15日 | 龍馬祭 |
京都霊山護国神社 坂本龍馬と中岡慎太郎が凶刃に倒れたこの日に両名の遺徳をしのんで墓前で行われます。 |
11月中旬から下旬 | 第26回窯元もみじまつり |
東福寺~泉涌寺界隈 東福寺から泉涌寺の間には約30の窯元があって、約百年にわたって京焼・清水焼が作られています。 期間中の土・日曜は京焼・清水焼がもらえるスタンプラリーや体験イベントなどもありますので、詳細は窯元もみじまつり公式サイトでご確認ください |
11月22日 | 聖徳太子御火焚祭 |
広隆寺 聖徳太子の命日に本堂に安置されている本尊の秘仏聖徳太子像(9:00~16:00)と、霊宝殿に納められている秘仏薬師如来像が年に一日だけ開扉(9:00~17:00)されます。 |
11月23日 | 筆供養 |
正覚庵(東福寺塔頭) 「筆の寺」とも呼ばれる通常非公開(団体予約のみ)のお寺で行われる祭事です。 |
11月23日 | 数珠供養 |
赤山禅院 比叡山の別院で千日回峰行を満行した大阿闍梨のご祈祷で、全国から寄せられた数珠がお焚き上げ供養されます。 |
11月23日 | もみじ祭 |
地主神社 秋の豊作と縁結びのご利益に感謝し、家内安全・商売繁盛を祈願するお祭りです。美しい紅葉を手にした巫女さんが、の神楽を奉納します(もみじの舞・剣の舞・扇の舞)。お火焚の神事も行われ健康・病気平癒も祈願します。 |
11月26日 | 御茶壷奉献祭・口切式 |
北野天満宮 12月1日に献茶祭で使用される茶葉を奉納する行事です。宇治をはじめとした京都各地で生産された碾茶(てんちゃ)が茶壷に詰められ、一の鳥居から本殿まで茶摘み娘の先頭によって運ばれるお茶壷行列が行われます。茶壷は神前に供えられたのち、古式ゆかしく口切式が行われます。 |
11月30 | 大根炊き祈祷会 |
三宝寺 境内には終日読経が響き、一年の罪や汚れを落とす「厄落としの祈祷」が行われます |
11月30日~12月26日 | 吉例顔見世興行 |
南座 毎年恒例・東西の歌舞伎役者がそろい行われれる祭典で、南座正面に掲げられる「まねき看板」は、独特の文字で書かれます。かつて歌舞伎役者は一年契約で次の年の顔ぶれを旧暦11月に披露したことに始まる行事です。 |
12月
市町村名 | 時間 | 行事 |
9月~12月 |
秋の特別公開 | 秋になると多くの寺社で特別公開が行われます。詳細は別ページご紹介していますので上記黄色枠内のリンクページでご確認ください。 |
10月中旬~12月 | 紅葉のライトアップと夜間特別拝観 | 紅葉の見ごろに合わせてライトアップや夜間特別拝観を行う寺社が多くあります。詳細は別ページでご紹介していますので上記黄色枠内のリンクページでご確認ください。 |
11月30日~12月26日 | 吉例顔見世興行 |
南座 毎年恒例・東西の歌舞伎役者がそろい行われれる祭典で、南座正面に掲げられる「まねき看板」は、独特の文字で書かれます。かつて歌舞伎役者は一年契約で次の年の顔ぶれを旧暦11月に披露したことに始まる行事です。 |
11月~2月 | イルミネーション |
各所 早いところでは11月の上旬からイルミネーションが始まり、長いところでは2月いっぱいまで行われています。 |
12月1日 (12月の第一日曜日) |
大根炊き御会式 |
三宝寺 日蓮聖人を偲び讃える報恩法要で、日蓮大聖人・日朗上人・日像上人の御真骨を御開帳して毎年12月の第一日曜日に行われます。 |
12月1日 | 献茶式 |
北野天満宮 豊臣秀吉が開催した北野大茶湯(きたのおおちゃのゆ)にちなむ行事で、11月26日に奉納された茶葉をつかって、京都の4家元2宗匠(藪内家・表千家・裏千家・武者小路千家・堀内家・久田家)が輪番で奉仕します。 |
12月1日 (12月の第一日曜日) |
終い大国祭 |
地主神社 縁結びの神様として人気の地主神社で行われる1年の締めくくりのお祭りです。 また、この日から新年の干支絵馬の授与(500円)がはじまります。 |
12月8日 | 針供養 |
針神社(幡枝八幡宮末社・はたえだはちまんぐう) 金山毘古命(かなやまひこのみこと/金属の神様)・火牟須毘命(ほむすびのみこと・別名カグツチノミコト/火の神様)・天麻禰命(アマノネノミコト/鍛冶の神様)が祀られることから、針を使う手芸関係の方のみならず、金属関係の方々の崇敬を集める神社で、針を祀る神社は唯一このお社のみといわれています。 幡枝八幡宮は石清水八幡宮から御祭神が勧請され分霊し祀られることからこの名がついたと伝わる神社です。 |
12月8日 (2月8日にも行われています) |
針供養法要 |
虚空蔵法輪寺 皇室で使用された針を供養せよとの勅命にて始まったといわれる行事で、現在でもこの日に皇室で使用された針が供養されています。参拝者は用意されたこんにゃくに大きな針を刺してお参りします。 普段は固いものに糸を通す針を、柔らかいこんにゃくや豆腐にさして休んでいただくという意味合いがあり、参拝者が実際に使用した針の受付も当日のみしていただけます。 虚空蔵菩薩は知恵を授けてくれる仏様として十三参りなどでも知られますが、手芸・芸事の守護仏としても信仰されることから、当日は日本舞踊の奉納などもあり、参拝者は針供養とともに手芸上達の祈願をします。 ※針供養は護王神社(2月8日/京都府和裁協同組合主催)や衣縫神社(いぬいじんじゃ/水主神社内・4月29日)などでも行われています。 |
12月10日 | 終い金毘羅祭 |
安井金毘羅宮 その年最後の金比羅様の御縁日で、この日から新年の初金比羅祭(1月10日)までの間、縁起物の「稲宝来」の授与が行われます。 |
12月12日頃 | 今年の漢字 |
清水寺 漢字の日にちなんで行われる毎年恒例の「今年の漢字」。公募によってえらばれたその年を象徴する漢字一文字を、清水寺の貫主さんが揮毫されます。 |
12月13日 | 事始め |
5花街(上七軒・祇園甲部・宮川町・先斗町・祇園東) すす払いをして正月の準備を始める日とされるこの日に、花街ではお世話になった方々へ一年のお礼と新年に向けての挨拶が行われます。 それぞれの花街であいさつ回りが行われますので、芸舞妓さんに出会えるチャンスです。が、 |
12月13日~31日 | 大福梅の授与 |
北野天満宮 神職・巫女さんが総出で仕込み、奉書紙に包まれた梅がこの期間に授与されます。元旦の祝膳に添えてこの梅をお茶としていただくと、一年間無病息災で過ごせるといわれます。 |
12月13日~31日 | 空也踊躍念仏(くうやゆやくねんぶつ) |
六波羅蜜寺 六波羅蜜寺の開祖・空也上人は念仏の祖と言われ、鎌倉時代には集団で踊るお念仏が弾圧された時期がありました。 期間中は毎日16:00頃から本堂内陣で行われ、金鼓を鳴し南無阿弥陀仏をわかりずらくした念仏を唱えながら踊る所作は、歴代住職に口伝で伝わり空也上人が始めた当初のものといわれ、重要無形民俗文化財に指定されています。 |
12月14日 | 山科義士祭まつり |
毘沙門堂~瑞光院~岩屋寺~大石神社 山科は大石内蔵助が討ち入りまでの間隠棲していた地で、討ち入りの行われた14日に赤穂四十七士をしのぶお祭りがゆかりの地で行われます。 詳細は山科義士祭まつり公式サイトをご覧ください。 |
12月14日 | 義士会法要 |
法住寺 大石内蔵助が討ち入りの祈願に訪れたと伝わり、四十七義士木像が祀られています。 |
12月14日~15日予定 (12月中旬の2日間) |
納めの地蔵と大根炊き |
すず虫寺(華厳寺) 大地に根を張る大根を焚いて、大地を象徴する地蔵菩薩に感謝をささげ、来年の無病息災・恋愛成就・安全祈願・家庭隆盛・出世・商売繁盛を祈願します。 こちらのお地蔵さまはわらじを履いたお姿で「幸福地蔵」と呼ばれ、一人一人の枕元まで来て1つの願い事のみかなえてくれるといわれる人気のお地蔵様です。 |
12月20日 | お煤払い |
西本願寺 門徒さんや募集に応募された方々によって、一年間にたまったほこりを払う恒例行事です。 |
12月20日 | お煤払い |
東本願寺 尾張清浄講をはじめ、全国から参加されたお煤払い奉仕団の皆さん・職員の方々によって行われる500年も続く伝統行事です。 御影堂は千畳敷と言われ約930枚の畳が敷かれていて、キャッチボールが余裕でできそうと不謹慎なことを思ってしまうほど広大な空間です。普段から無料で公開されいつでも静かにお参りされる方がいらっしゃいます。 |
12月21日 | 終い弘法 |
教王護国寺(東寺) 弘法市は毎月行われていますが、一年の最後に行われるものを特に終い弘法と言います。 ※毎月行われるフリマや市についてはこちらのページでご紹介しています。 |
12月23日 | つなかけ祭 |
新熊野神社 後白河上皇お手植えと伝わる大樟(おおくす)に新年の〆縄(しめなわ)を張るお祭りです。 |
12月25日 | 終い天神 |
北野天満宮 天神市は毎月行われていますが、一年の最後に行われるものを特に終い天神と言います。 ※毎月行われるフリマや市については終い弘法の欄に掲載したリンクページでご紹介しています。 |
12月25日 | 御身拭式(おみぬぐいしき) |
知恩院(法然上人御堂) お念仏が響く中、御堂内に安置される法然上人の像が羽二重の布で拭い清められる360年続く伝統行事です。 |
12月冬至の頃 | かぼちゃ供養 |
各所 詳細は別ページでご紹介していますので上記の黄色枠内のリンクページでご確認ください。 |
12月31日 | 八坂神社の白朮(をけら)詣り |
八坂神社 28日から始まる火鑽(ひりき)行事にはじまる、白朮(をけら)詣りの内容はこちらのページでご紹介しています。 |
12月31日 | 天満宮のおけら詣 |
北野天満宮 火縄をくるくる回して持ち帰る「をけら詣り」は八坂神社が有名ですが、北野天満宮でも行われています。 こちらの鑽火祭(きりびさい)では、火打石を使って浄火がきり出され、いったん神前に献灯されたのちに篝火(かがり火)にうつされ、参拝者はこちらから火縄に火を受けてくるくるとまわして火が消えないようにしながら持ち帰り、神棚のお灯明にしたり、お雑煮を炊いたりして1年の無病息災を祈ります。 鑽火とは古代から続く神聖な火をおこす方法で、板に穴をあけ(火きり臼)、そこに先のとがった棒(火きり杵)をあてて激しくもみ合わせ摩擦熱で火を起こします。 |
12月31日 | 除夜の鐘 | 各所 別ページにて後日ご紹介予定です。 こちらは2018年に行われた寺社の一覧ですのでご参考にどうぞ。 |