京都奈良の仏像、特別公開特別拝観とアクセス方法

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京都行事

2019年 京のお祭り・伝統行事・イベントなど下半期(9月~12月)

更新日:

京都には一年を通して様々なお祭りや伝統行事があります。
古より続くもの、市民に守られ続けてきたもの、奇祭と呼ばれるものなどなど。四季の移ろいとともにさまざまに賑わいを見せる行事をご案内します。

下半期(9月~12月)

こちらでは下半期のうち9月~12月に行われるお祭りや行事をご紹介します。

9月になれば各寺社で秋の特別公開がはじまり、9月末には夏の風物詩・納涼床や鵜飼も終了します。
10月に入り時代祭をはじめとした秋祭りやお火焚なども行われる頃になると、カエデなどの木々が境内や山々を赤や黄色に染めはじめ、紅葉狩りに多くの観光客が訪れます。
だんだん年末が近くなり11月になると各所でクリスマスのイルミネーションがはじまり、嵐山花灯路などそれぞれに趣向の凝らされたライトアップが街々を輝かせます。また11月の初旬には春と秋に行われている非公開文化財特別公開も行われます。
12月に入れば大根炊きやすす払いなどが行われあっという間に除夜の鐘です。
京都は一年中行事満載でいつ訪れても違った顔を見せてくれ飽きることがありません。

・上半期の行事はこちら
・下半期(7月~8月)の行事はこちら

月をまたいで開催されるものは、行事の始まった月に詳しく掲載します。
1・各所で行われる「秋の特別公開」はこちら
2・一斉に行われる「秋季非公開文化財特別公開」はこちら
3・紅葉名所や「ライトアップ・夜間特別公開」などはこちら
4・山科で天皇陛下御即位記念として行われる「京都山科非公開文化財等の特別公開」はこちら
5・11月に行われている「お火焚祭(おひたきまつり)・柴燈護摩供(さいとうごまく)」はこちら
6・11月~12月に行われている「大根炊き・カボチャ供養」はこちら

それぞれ別ページでご紹介しています。

下記の表は順次掲載してゆきます。(2019年10月21日現在)

9月

9月~12月 秋の特別公開

各所
秋になると多くの寺社で特別公開が行われます。詳細は別ページご紹介していますので上記の黄色枠内のリンクページでご確認ください。

9月第一日曜日 八朔祭(はっさくまつり)

松尾大社
五穀豊穣・家内安全を祈念して、八朔相撲(赤ちゃんの泣き相撲あり)・女神輿/子供神輿の巡行・上桂御霊太鼓の奉納・六斎念仏踊りなどが行われます。
白いはっぴに身を包んだ女性のかつぐ女神輿は渡月橋上流で川を渡る「船渡御」が行われ、野宮神社付近など約4㎞を巡行します。

前日の日没後には境内に数千個の提灯に灯がともされ、露店や盆踊り大会など、京都で最後の夏祭りにゆく夏を惜しむ浴衣姿の参加者で境内はにぎわいます。

9月第二日曜日 御田刈祭(みたかりさい)

大原野神社
10:00~
雨天決行(ただし暴風警報など荒天の場合は神事以外中止になることがあります)

洛西にある神社で秋の収穫に感謝して、京都市の無形民俗文化財に指定される神相撲の奉納が行われます。
清めの塩を白い紙に包んで口にはさみ、氏子地域の神力士が必ず一勝一敗で引き分け、地域の人々が協力しあって生活してゆくことを神様に誓う300年以上の歴史ある神事です。
子ども相撲や赤ちゃん相撲などもあり、露店やナイトコンサートなども行われます。

奈良の春日大社のご分霊をお祀りすることから「京春日」とも呼ばれます。神使が鹿とされることから、狛鹿や手水舎/灯籠などにもシカがいて、シカのお守りやおみくじなどが多数授与されています。縁結びの神様としても知られます。

9月9日 重陽神事・烏相撲

上賀茂神社
10:00~

烏相撲の奉納や子ども相撲、菊酒の振る舞い(数量限定/無料)があります。

  菊花神事

貴船神社
11:00~(9:00~30枚整理券配布)

菊の花を手にした巫女さんが舞を奉納します。
先着30名まで神殿内で参列でき、神事後に菊酒が振る舞われます。

  重陽祭・カード感謝祭

市比売神社
11:00~

前日夜に菊の花に綿をかぶせて香りを移し、9日に朝露で湿った綿で体をぬぐうと長寿になれるとされる伝統行事にちなんで、菊の花に綿をかぶせた「菊の着せ綿」が神前に並べられ、雅楽の舞の奉納が行われます。

菊酒や長生きうどんの振る舞い、菊乃御中(きくのおなか/お守り・1000円)の授与があります。

  重陽の節句

虚空蔵法輪寺
13:00~
長寿や厄除けを祈念して謡楽の奉納が行われます。
菊酒の振る舞いや当日のみ茱萸(ぐみ/しゅゆ)袋の授与があります(有料)

茱萸袋とは「重陽の節句」に身に着けたり飾られる厄除けの袋で、菊やグミ(赤い実の木)の造花が呉茱萸(漢方薬)の入った赤い袋に挿されています。

  重陽祭

車折神社
13:00~14:00頃

菊の花を供えて行われる舞楽の奉納や菊酒の振る舞い(数量限定/無料)があります

中秋の名月 ぜんそく封じ・へちま加持

赤山禅院
9:00~15:00
加持料3000円

比叡山で千日回峰行をされた大阿闍梨がへちまにぜんそくや気管支炎を封じ込める加持祈祷が行われます。
祈祷された「へちまの御牘(ごとく)/お札」を持ち帰り、作法に従って祈願すると霊験あらたかといわれます。

当日のみ叡山電鉄・修学院前駅~赤山禅院鳥居前の間で送迎車が運行されます。
詳細は075-701-5181へお問い合わせください。

中秋の名月 観月会 各所
別ページで詳細をご案内をしていますのでこちらのページをご覧ください
9月15日 義経祭

鞍馬寺
11:00~(愛山費300円/ケーブル使用は別途大人片道200円)

源義経が幼少期を過ごしたことで知られるお寺で、義経公を偲んで法要が行われます。法要の後に舞や年によって武芸の奉納などが行われます。

9月15日 石清水祭

石清水八幡宮
2:00~
5000円(伝統文化継承・護持のための奉賛金)
参列したい場合は8月中旬~9月初旬に申し込みが必要です(075-981-3001石清水八幡宮 社務所へお問い合わせください)

葵祭(賀茂祭)・春日祭(奈良)とともに三大勅祭として、「生きとし生けるもの」の平安と幸福を願う祭儀です。
真夜中の2:00~ 三基の神輿(御鳳輦)に御神霊を遷す儀式がはじまり、3:00~約500人のお供とともに山上から頓宮へ。古儀による奉幣祭ののちに、放生川にて魚や鳥が放たれる行事が行われ、夕刻に山上へ神輿が還幸されます。

真夜中に松明や提灯の明かりだけで厳かに行われる神幸行列は、平安の雅を現代に伝える「動く古典」と称されます。

20:00頃まで行事が続きますので詳細は公式サイトでご確認ください

9月18~19日 例祭・献茶祭

豊国神社

豊臣秀吉の命日に合わせて行われる例祭です。
18日11:00~の例祭には一般参加できませんが、舞楽の奉納などは見学できます。
19日10:30~の献茶祭は秀吉と北政所の御神霊に薄茶・濃茶が奉献されます。

毎月18日には豊国さんのおもしろ市(フリマ)も開催されています。

9月19日 平安神宮

神苑無料公開
8:30~16:30
国指定の名勝庭園(7代目小川治兵衛作庭)が無料公開されます(通常は大人600円)。

東・中・西・南の4つのエリアからなる、およそ10000坪にも及ぶ池泉回遊式の庭園です。

9月21日~23日 お砂踏法要

今熊野観音寺
9:00~16:00
1300円

今熊観音寺は泉涌寺の塔頭寺院で、ボケ封じや頭痛封じのご利益がある「頭の観音様」として信仰されています。
大講堂の大広間に四国八十八か所から取り寄せたそれぞれのお寺のお砂がひかれ、一から八十八まで順に踏んでお参りすることで、四国巡礼をしたのと同じ功徳がいただけます。

9月21日~23日 萩まつり

梨木神社
10:00~
境内無料
お茶席 800円(1500円で記念品・萩の皿の絵付け)

参道両脇におよそ500株の萩が咲くころ神事や弓術・神楽・狂言などの奉納行事が行われます。
境内にある京都三名水の一つ「染井の水」を使ったお茶席も設けられます。

9月22日~23日 晴明祭

晴明神社
22日 19:00~
見学無料(湯立神楽は1000円)
23日 10:00~

秋分の日に行われるお祭りで、前夜祭になる22日には地元の子供たちによる提灯行列や湯立神楽が行われます。
23日には献花・献茶などが行われ、13:00~の神輿の渡御では少年鼓笛隊を先頭に鉾・御神宝・飾馬や晴風稚児・八乙女・四神稚児など美しい衣装に身を包んが祭列が氏子町内を巡ります。
露天も並びたいへんにぎわうお祭りです。

9月23日 櫛まつり

安井金毘羅宮
13:00~神事
14:00~時代風俗行列(雨天の場合、行列は中止)

お札のびっしり張られた「縁切り縁結び碑」で知られる神社で行われる、日常使う櫛やかんざしに感謝する祭典です。
神事の後に舞踊「黒髪」が奉納され、14:00~古墳時代~現代の舞妓さんの髪形まで、地髪で結われた伝統の髪形と衣装をまとった風俗行列が祇園界隈を練り歩きます。

9月23日 高瀬川 舟まつり

高瀬川一之船入
10:30~16:00(雨天決行・荒天の場合は中止)

2019年で30回を迎えるお祭りです。幕末の史跡が多く残る木屋町通りに並行して流れる高瀬川は豪商 角倉了以親子が掘削した伏見まで続く運河です。
年に一度、一之船入に復元された高瀬舟に乗ることもでき、舞妓さんのお接待によるお茶席(500円)も設けられます。

クイズや宝探し・笹船流しなど楽しいイベント盛だくさんで、子供から大人まで誰もが楽しめるお祭りです。

9月23日 御香宮神能

御香宮
17:00~(開演/16:15より開場)
前売り券(一般3000円・学生2000円)
当日券(一般3500円・学生2500円)

伏見にある安産祈願と伏見七名水・名水百選に選ばれる「御香水」で知られる神社で、観世流による能と大蔵流による狂言が奉納されます。
(演目や前売り券などは075-611-0599御香宮 社務所へお問い合わせください)

9月29日
(毎年)
神幸祭

瀧尾神社
11:00~

女神輿や剣鉾、火消しの纏い(まとい)などが神社の周辺を巡行するにぎやかなお祭りです。
なかでも中国の伝統芸能である「龍舞」や「獅子舞」が御寺泉涌寺で行う奉納舞は、銅鑼や太鼓が響き渡り僧侶や猿田彦神(に扮した)が見守る中、約25mの龍や中華風の獅子がダイナミックに舞い、神と仏が同席し中華の伝統芸能を見るという一風変わったものです。

JR・京阪「東福寺駅」から北へ徒歩2~3分ほどにある神社で、拝殿の天井には大丸百貨店が寄進した約8mもの龍の彫刻があることで知られています(江戸時代・久山新太郎作)。ほかにも十二支や鳳凰など見事な彫刻が境内のあちらこちらにあります。
また「うなぎ」が祀られ子授けにご利益があるとされ、秋篠宮さまもご参拝された(参拝されたのは東山馬町にある本宮)三嶋神社の祈願所もあります。

10月

9月~12月 秋の特別公開

秋になると多くの寺社で特別公開が行われます。詳細は別ページご紹介していますので上記の黄色枠内のリンクページでご確認ください。

10月中旬~12月 紅葉のライトアップと夜間特別拝観

紅葉の見ごろに合わせてライトアップや夜間特別拝観を行う寺社が多くあります。詳細は別ページご紹介していますので上記の黄色枠内のリンクページでご確認ください。

10月1~5日 ずいき祭

北野天満宮

菅原道真公が自ら彫られた木像に五穀豊穣を感謝して、秋に収穫されたものをささげたのが始まりといわれるお祭りです。
里芋の茎「芋ズイキ」で屋根が吹かれ、野菜や乾物で飾られた御神輿が出ることで知られます。
1日 神幸祭
2~3日 御旅所にて献茶など
4日 還幸祭

10月初旬の6日間 温習会

祇園甲部歌舞練場
(2019年は耐震工事中のため京都府立文化芸術会館にて)
10月3~8日
一等指定席8500円(2019年は完売)

毎年秋に行われる祇園甲部の芸舞妓さんによる、京舞井上流の舞踊公演です。
日々研鑽積む芸事の成果が披露されます。

10月初旬の6日間 寿会

上七軒歌舞練場
2019年は10月8日~13日
16:00~
入場料8000円

毎年秋に行われる上七軒の芸舞妓さんによる舞踊公演です。
日々研鑽積む芸事の成果が披露されます。
観覧の申し込みは上七軒舞踊会公式サイトでご確認ください

10月のどこかの日曜日 京都肉祭

平安神宮前岡崎公園
第6回になる2019年は10月6日に開催
10:00~16:00

屋台村に京都府内で飼育された黒毛和牛のお肉が集結します。
9:00~金券チケットの販売・数量限定・なくなり次第終了
会場内の飲食は金券チケットでの清算になります。詳細は公式サイトをご覧ください

10月第一日曜日 宇治茶まつり

宇治橋 興聖寺
2019年は10月6日
9:00~15:00頃

栄西禅師・明恵上人・千利休とお茶にゆかりのある三恩人への報恩感謝や宇治茶の隆盛を祈念するお祭りです。
宇治川で汲まれた清水で興聖寺にて献茶が行われます。
茶筅塚(ちゃせんづか)での供養法要やお茶席・点心席なども設けられます。
お茶席の前売りチケットなどもありますので、宇治商工会議所 0774-23-3101 または宇治市観光協会 0774-23-3334へお問い合わせください。

※同時に宇治茶まつり~UjityaFestival~が府立宇治公園 周辺で開催されます
こちらはお茶づくりの体験や宇治茶スイーツの販売などが行われます。
詳細は京都府の公式サイトでご確認ください

10月上旬の9日間 御香宮神幸祭(伏見祭)

御香宮神社
2019年は10月5~13日

「花傘まつり」とも呼ばれる伏見区最大のお祭りです。9日間にわたって様々な行事が行われ、最終日前日の宵宮祭、最終日の本祭・神幸祭は特ににぎわいます。
期間中は境内にたくさんの屋台が並びます。

10月8日~9日 今宮神社例祭

今宮神社
8日は19:30~前夕神事
9日は10:00~本祭

広く世の中の安寧を祈り、神様のご加護を感謝して御神楽や東遊などの舞を奉納します。

前夕神事では境内の灯りが消され、かがり火の灯りの中で「御神楽/みかぐら・人長舞/にんちょうまい」が奉納されます。御神楽とは宮中の賢所でお行われる神楽のこと、人長舞とは神楽人の長が舞う舞のことです。

本祭では舞人6人・楽人5人によって「東遊・あずまあそび」が奉納されます。東遊は「東舞・あずままい」、「駿河舞・するがまい」とも呼ばれる純国風の舞です。

10月~11月の菊の見ごろのころ

献菊展(菊花展)

泉涌寺
2019年は10月11日~11月23日
9:00~16:30
通常拝観500円と特別拝観料300円

皇室ゆかりの御寺で菊の花が見ごろを迎えるころ、境内に花壇が設けられ数百本鉢の菊が展示されます。
例年菊の見ごろは10月後半からになります。

10月~11月の菊の見ごろのころ

菊花展

京都府立植物園(大芝生地特設会場)
2019年は10月20日~11月10日
9:00~17:00
入園料大人200円/高校生150円/中学生以下無料
温室観覧
入園料とは別に、大人200円/高校生150円/中学生以下無料

様々な菊を約300鉢展示。菊の即売会もあります。

10月11日~13日

JAPAN MODERN ART in 京都渉成園 「亀田和明 染めと箔・色と輝きの世界」

渉成園(枳殻邸/しょうせいえん・きこくてい/東本願寺飛び地境内)
10:00~17:00(16:30受付終了)
※11日のみ13:00~
500円(庭園ガイドブック付き)

京友禅アロハシャツで有名なPagong(亀田富染工場)会長で京友禅アーティストとして活動する亀田氏の作品が渉成園にて展示されます。
氏は手描き友禅、型友禅、金・銀・反射箔・アルミニウム箔などを用いた独自の絵画作品を数多く生み出し「令和・風神雷神図」などで知られています。

10月12日~13日

仕立て屋のサーカス

京都精華大学校内ホールAgora
12日19:00~
13日13:00~と19:00~

当日券一般4300円/学生3300円/

音楽家や裁縫師を中心に2014年に結成された「仕立て屋のサーカス」による2年ぶりの京都公演です。
演目は音と布で作り上げていく物語舞台「 帰郷 」。ヨーロッパ、インドネシア、東京など国内外で活動するサーカスグループによる幻想的な舞台が繰り広げられます。

チケット情報など詳細は仕立て屋のサーカス公式サイトをご覧ください。

10月13日~14日

夜のすいぞくかん

京都水族館
10:00~20:00(最終入館は19:00まで)
大人2050円/高校大学生1550円/小中学生1000円/三歳以上600円

京都駅から一駅の梅小路公園にある水族館です。
通常は18:00閉館ですが両日は20:00まで開館し、大水槽前でラグに座り、海に包まれているような感覚で魚たちを眺めたり、夜限定の演出で幻想的な水族館をお楽しめます。
光と競演する夜限定イルカパフォーマンスも開催されます。

年間に何度も訪れるならば、年間パスポートを購入すればかなりお得になります。
また梅小路公園には京都鉄道博物館や日本庭園、芝生公園やレストランなどもあり、大人から子供まで一日遊べるスポットになっています。
詳細は京都市緑化協会公式サイトでご確認ください。

10月14日

人形供養

宝鏡寺(人形の寺)
10:30~12:00
境内無料
(人形供養祭当日の人形受付は10:00~10:30まで/3000円~)

供養のために持ち込まれた人形を人形塚に並べて、年に一度の総供養が行なわれます。
法要ののちに島原太夫の奉納舞が行なわれます。

人形の受付は年末年始を除く毎日10~15時まで受け付け/供養料は3000円~
郵送での受付もありますので、ご興味のある方は宝鏡寺公式サイトをご覧ください。

10月16日~17日

日向大神宮例祭

16日外宮大祭/14:00~
17日内宮大祭(新嘗祭)/14:00~

内宮大祭では御神楽「人長の舞」が奉奏されます。

通常拝観
社務所は9:00~17:00/願掛けのかわらけ大600円/小450円

京の伊勢と呼ばれ、粟田口にある神社で、隠れた紅葉の名所でもあります。
厄除け・縁結びの隠れたパワースポットで天岩戸くぐりなどでかわらけを奉納して願掛けをします。
石段を上った先にある伊勢遥拝所からは平安神宮や京都御所方面の眺望が楽しめます。
少し離れた南禅寺ではいつでも観光客があふれていますが、こちらはまだまだ訪れる人も少なめで、お勧めです。
足元が悪いこともあるので、ひも靴などきちんとした靴でご参拝ください。

10月第二土曜日・日曜日

春日祭

西院春日神社
2019年は10月12~13日

平安より続く無病息災・五穀豊穣を祈念するお祭りです。
両日は春日通りの三条~四条間が歩行者天国になり、朝から夜まで屋台が並びます。

日曜日13:00~約5時間にわたって御神輿と長さ7~8mの剣鉾(鈴を二度鳴鳴らす独特の鉾差し)の巡行が行われます。
途中、2基の神輿の差し上げ、八乙女神楽の奉納などが行われます。
沿道にはたくさんの屋台が並びます。

体育の日 六孫王神社

宝永祭
2019年は10月14日
10:00~例祭祭典
13:00~神輿巡行

徳川5第将軍綱吉が宝永4年に神社を再興し、盛大に祭を行ったことが始まりです。
神幸列では四方向を表す(青龍・白虎・朱雀・玄武)青・白・赤・黒の面をつけた鬼が神輿を先導して氏子町内を巡行します。

10月体育の日の前々々日・前々日・前日・当日の4日間 秋季金毘羅大祭

安井金毘羅宮
2019年は10月11日~14日
※13日(日)に神幸祭(11:00~)・神輿の巡行(14:30~)が行われます。

縁切り縁結び碑で知られる安井金毘羅宮の秋の大祭です。
祭事は10月1日から始まりますので、祭事の詳細な日程は安井金比羅宮ページにて別途ご紹介しています。

10月体育の日の・前々日・前日 講員大祭

伏見稲荷大社
2019年は10月12日~13日
両日とも13:00~祭典

また両日とも10:00頃より六斎念仏や狂言など様々な行事が繰り広げられます

講員とは全国の稲荷神社を信仰する方たちの団体のことで、この日に講員の方々が全国より参拝に訪れ、家内安全・繁栄を祈願するお祭です。

なお講員さんには年会費を払えばだれでもなれ、お祭りに参加するとぜんざいや記念品・稲荷暦がいただけます。講員さんに興味のある方は伏見稲荷公式サイトをご覧ください。

10月体育の日の前々日・前日・当日の3日間と15日 粟田祭

粟田神社
2019年は10月12日~15日
・体育の日の前々日 夕刻~「神賑行事」(岩見神楽やくじ引きなど) 
  22:00~「出御祭/おいでまつり」(神輿に神様がお渡りになります)
前日 18:00~「夜渡り神事」粟田大燈呂(灯籠の山車)
当日12:30~「神幸祭」18:00~「還幸祭」(神輿と長さ7~8mの剣鉾の巡行)
15日11:00~「例大祭」(神楽の奉納など)

神幸祭では青蓮院門跡の四脚門が開かれ巡行途中の神輿が入御し、神社の宮司によって祝詞が奏上され、門主からは御加持が授けられます。明治の神仏分離令で粟田神社から除かれることになったお薬師様と十二神将像が青蓮院で祀られるようになったために、この仏さまに祭の報告をするための神事です。

初日の17:30頃~氏子のウェスティン都ホテルさんのシェフが作ったカレーや焼きそばなどの夜店が出店されます。

10月第二日曜日 今様合(いまようあわせ)

法住寺
2019年は10月13日
15:00~
1000円(カラーパンフレット付き)
※限定御朱印3種 各限定100枚/500円の授与あります

後白河法皇の愛した当時の流行歌「今様」を、保存・復興させるために開催されています
烏帽子、狩衣の歌人が即興で考えた詩が歌われます

10月第二日曜日 例祭

平岡八幡宮
2019年は10月13日
10:00頃~

三役相撲の奉納 努力すれば八幡神のご加護で大人にも勝てるとされることから小学生が必ず勝つ相撲です
剣鉾差し上げや太鼓・獅子舞の奉納なども行われます

※平岡八幡宮075-871-2084

10月第二日曜日 ずいき神輿

御園神社(みそのじんじゃ・八幡市上奈良)
2019年は10月13日

ずいき(里芋の茎)で屋根が葺かれその年に収穫された30種類もの野菜で飾られた神輿が、五穀豊穣を祈念して巡行します

体育の日の前日の日曜日 赦免地踊り

八瀬天満宮 秋元神社
2019年は10月13日
19:00~

灯籠踊とも呼ばれ、踊り手の少年が頭に切子型灯籠をかぶって踊る、京都市の登録無形文化財に指定される洛北の奇祭です。
踊りや狂言の奉納もあります。
詳細は八瀬赦免地踊り公式サイトでご確認ください。

体育の日を含む連休の3日間 壬生大念仏狂言

壬生寺
2019年は10月12~14日
13:00~17:30
大人1000円・中高生500円(当日券・自由席のみ)
期間中には特別御朱印が授与されます(一枚300円)

京都三大念仏狂言の一つ(ほかに千本ゑんま堂/引接寺のゑんま堂大念仏狂言と清凉寺の嵯峨大念仏狂言)で「壬生さんのカンデンデン」と呼ばれる無言の宗教劇です。30番ある演目のうち特に人気のある6つが上演されます。
演目については壬生寺公式サイトでご確認ください

カメラ・ビデオ・携帯など撮影は一切禁止ですのでご注意ください

毎年10月 みずゑ会

宮川町歌舞練場
10月10日~13日
10日/11日は16:00~
12日/13日は13:00~と16:00~
一等席8000円/二等席4000円/二等席学生2000円

宮川町の芸舞妓さんによる古典を中心にした舞台の披露です。
チケットや公演内容は公式サイトをご覧ください。

毎年10月 第106回水明会

先斗町歌舞練場
2019年は10月17日~20日
16:00~
指定席8500円/7500円
自由席3000円

先斗町の芸妓さんによる技芸の発表会です。チケットや公演内容は公式サイトをご覧ください。

10月中旬の日曜日 三栖の炬火祭(みすのたいまつまつり)

三栖神社(伏見区)
2019年は
・10月13日神幸祭(炬火巡行)20:00~
・19日宵宮 13:00~音楽祭/18:00~子供神輿・花笠・女神輿
・20日還幸祭 7:30~神獅子巡行/13:30~稚児行列/14:00~大神輿巡行

壬申の乱の折、大海人皇子(天武天皇)の進路を村人が炬火で照らしたとされる伝承に由来するお祭りで、京都市登録無形民俗文化財に指定されています。
神幸祭の宵の20:00~宇治川に自生する葭(よし)を使って作られた巨大な炬火(たいまつ/直径1.2m・火をつける頭部が4m)に火が灯されが神輿巡行の先導をします。
太鼓の演奏に続き・剣鉾・高張り提灯・大炬火・神輿の順に、竹田街道を中書島駅付近~京橋まで進み御旅所へ至ります。

宵宮では露店も並びます。
※祭礼のご寄進も受け付けていますので詳細は三栖祭り公式サイトをご覧ください

10月の第三土曜日 宇治田楽祭り

府中宇治公園
2019年は10月19日
17:30~20:00
観覧無料

平安時代から続く芸能「田楽」。宇治が発祥といわれ失われた伝統芸能・田楽の復活をテーマに、現代風にアレンジし創作するプロジェクトです。

例年10月の第三土曜日(第二のこともあり) 妖怪仮装行列

一条通・大将軍商店街
2019年は10月19日

「百鬼夜行」の仮装行列は18:00~19:00 
モノノケ市(手作り市/大将軍八神社境内にて)は17:00~20:30 雨天中止

妖怪をテーマに商店街の活性化を図っている「大将軍商店街」で行われる仮装行列です。
仮装に参加したい場合は事前に審査がありますので詳細は公式サイトでご確認ください

10月の第三日曜日 天門祭

大将軍八神社
2019年は10月20日
10:00~祭典
13:00頃~神輿の巡行(大神輿・ずいき神輿・こどもみこし)

宵宮(19日・11:00~20:00)には境内前の一条通りで70mに伸ばした大蛇餅が奉納され、振舞われます。富くじや夜店などで終日にぎわいます。
また境内近くにある大将軍商店街では上記の「百鬼夜行」仮装行列が行われますので合わせてお楽しみくださいせ。

大神輿は約150名の担ぎ手が大将軍交差点で「差し上げ」「辻回し」を行います。祭の行事などの詳細は大将軍八神社公式サイトでご確認ください。

毎年10月19日 船岡祭

建勲神社
11:00~
14:00~再度 火縄銃演舞の奉納

織田信長公が入洛した日に信長公の功勲を後世に伝えようと行われるお祭りです。
2019年は仕舞「敦盛」「小鍛冶」、舞楽「陵王」の舞楽奉納と、火縄銃演舞の奉納が行われます。

10月23日に近い土曜日 石座の火祭

石座神社(いわくらじんじゃ)
2019年は10月19日
2:00~

大蛇退治の故事にちなんだお祭りです
未明の3:00~雌雄の大蛇に見立てた約12mの大松明に点火されます。
火の勢いが弱まった5:00頃~神輿が神社を出発し御旅所へ向かいます。

14:00~御旅所から神輿の還幸、氏子地域を巡行しながら神社拝殿に戻ります。神事ののち、岩倉踊りが奉納されます。
岩倉実相院北側にある神社ですが、夜中のため電車がありませんのでタクシーなどでのアクセスになります。

10月19日~20日 二十日ゑびす大祭(ゑびす講)

京都ゑびす神社
19日18:00~宵ゑびす祭
20日14:00~二十日ゑびす大祭(ゑびす講大祭)
 14:30~生間流(いかまりゅう)包丁式奉納
(両日とも9:00開門~19:00閉門)

毎年1月に行われる、ゑびす大神が海にお帰りになる「十日ゑびす大祭」と対をなし、海からおいでになられた旧暦の9月20日(現10月20日)に執り行われる祭典です。
江戸時代に京の商人が江戸へ渡り商いをして10月20日に京に帰り、その足でゑびす神社をお参りしその御神徳に感謝したのが始まりと言われます。
両日には商売繁盛福徳のお笹・御礼・御守などの授与が行われ、「はぎれ市」も開催されます。

このお祭りから来年度の暦と、宮司の原画による来年度の干支絵馬の授与が始まります。
「あんぺいと九条ネギのおつゆ」を食べる風習もあります。小判に見立てたあんぺい(魚のすり身のねりもの)と斜めに切って笹に見立てた九条ネギをおつゆにしたもので、縁起の良い料理とされています。

10月20日 えと祈願祭(繁昌大国秋祭・はんじょうだいこくあきまつり)

下鴨神社 言社
13:30~
福くじ券1000円(お神酒・おでん・みたらし団子引換券付き)

7つのお社でそれぞれ異なった名前で祀られている大国主命の秋祭りです。
豊かな秋の稔りを感謝する年に一度のお祭りで模擬店や福引き、舞楽の奉納など境内は終日多くの参拝者で賑わいます。
また7つのお社はそれぞれ干支ごとの守護神として信仰され、参拝者は神前にて玉串礼拝をおこない、干支守りの授与が行われています。

福くじでは純金小判や家電製品などがあたり、参加賞は福笹です。

10月第三日曜日 城南祭

城南宮
2019年は10月20日
正午過ぎ~

平安末期から続く祭礼で、正午過ぎに三基の神輿の渡御が始まり氏子町内を巡行します。
夕刻には提灯や松明のともる中、神社に神輿が還幸します。
「餅祭り」とも呼ばれ、前日の午後には餅つきの奉納があります。

10月第三日曜日 笠懸神事

上賀茂神社
2019年は10月20日
13:00~

馬上から的を射る神事の奉納が行われます。
観覧席は有料です。詳細は上賀茂神社075-781-0011へお問い合わせください。

10月第三日曜日 二十五菩薩お練り供養

即成院(泉涌寺塔頭)
2019年は10月20日
13:00~
本堂内陣特別拝観(1000円)

臨終の際に極楽浄土から来迎する二十五菩薩を再現。面をつけ介添え役に伴われた菩薩様たちが、境内に設けられた来迎橋の上を往復します
お子様の参加も募集していますので、興味のある方は即成院公式サイトをご覧ください。

10月第三日曜日 斎宮行列

野宮神社・嵐山一帯
2019年は10月20日
12:00~(雨天中止の場合あり)

伊勢へ向う斎宮列を再現したもの。輿に乗った「斎宮代」と付き従う女官たちが嵐山一帯を練り歩きます。
大堰川での禊の儀(みそぎのぎ)や神楽の奉納なども行われ、一帯は雅な雰囲気に包まれます。
雨天中止の場合もあるので、雨の場合は 主催の斎宮行事保存会075-871-1972にてご確認ください

10月22日
(2019年は10月26日)
時代祭

平安神宮
2019年は即位礼正殿の儀の斎行のため
10月21日時代祭前日祭
10月22日時代祭本殿祭
10月26日時代風俗行列(雨天順延)
10月27日時代祭後日祭
の斎行となりますのでご注意くださいませ。

通常時代祭とは10月22日の本殿祭と時代風俗行列のことを指します。

春の葵祭、夏の祇園祭と共に京都三大祭の一つに数えられ、国内外からたくさんの観光客が訪れます。
勇壮な維新の志士から雅な平安貴族まで、豪華な行列に歴史風俗の縮図を感じることのできるお祭りです。
詳細はこちらのページへ。有料観覧席もあります。

またこの日に合わせて毎年 京都御苑内の「拾翠亭・しゅうすいてい」が公開されます。
9:30~15:30/100円(2019年は10月26日) 
五摂家のひとつであった九條家の現存する唯一の建物で、およそ200年前に建てられたものといわれる貴重な建造物です。

平安神宮には一年中時代祭を体験できるト二トニ・時代祭館もあります。

10月22日 鞍馬の火祭

由岐神社
18:00~点火

皇室の守り神として京都御所内でお祀りされていた神社が、鞍馬の地にご遷座された時の様子を再現したお祭りで、京都三大奇祭の一つです(残りは今宮神社・やすらい祭/広隆寺・太秦の牛祭)

「神事にまいらっしゃれ」との合図で、集落の各戸に積み重ねられた篝に一斉に点火され、小松明を抱えた少年に続き、青年たちが大松明(約4m・100㎏)を担いで「サイレイ、サイリョウ」と囃しながら集落を練り歩きます。
山門前に大小の松明を担いで若者が集結する中、神輿の渡御が行われます。松明の火で照らされた石段を2基の神輿が下り、この時逆さ大の字になった若者が担ぎ棒にぶら下がる「チョッペンの儀」が行われます。かつての元服の儀式で、現在も若い男性が行います。
数百本の松明に照らされるなか行われるお祭は壮観です。

10月23日~25日 亀岡祭

亀岡市
25日(本祭)
10:00~13:00
山鉾巡行

「口丹波の祇園祭」と呼ばれ、11基の山鉾が巡行します
宵々山(23日)・宵宮(24日)には『亀岡・あんどんの路』として、各山鉾町でオリジナルあんどんが設置されます。
屏風祭り・街角ギャラリー、夕刻よりは各山鉾町にて囃子・イベントなども開催されます。

また集印帳にて山鉾めぐりスタンプラリーも開催され、11基山鉾をまわるとオリジナルストラップがもらえます(先着300名)
山鉾巡行順や日程等は亀山祭公式サイトでご確認ください

10月26日に近い日曜日 嵯峨大念仏狂言 秋季講演

清涼寺
2019年は10月20日
13:30~ 無料・雨天決行

京都三大念仏狂言の一つ(ほかに千本ゑんま堂/引接寺のゑんま堂大念仏狂言と壬生寺の壬生大念仏狂言)の、無言の宗教劇です。24ある演目のうち3つが上演されます。
演目内容については嵯峨大念仏狂言公式サイトでご確認ください

10月の第三金曜日~日曜日 大陶器市「清水焼の郷まつり」

京都山科(清水焼団地町一帯)
2019年は10月18日~20日
9:00~17:00(雨天決行)

100店舗以上のテントに50万点以上の陶器が並ぶ、年に一度の「京焼・清水焼」の陶器市です。
飲食ブースや陶芸体験、京都の特産品の販売などもあります

※期間中、京都駅から京阪バスで臨時直行便が運行されます。(詳細は清水焼の郷まつり公式サイトでご確認ください)

10月下旬~11月初めの3日間 市民大茶会

二条城/清流園(和楽庵・香雲亭)
2019年は10月27日/11月1日/11月3日の3日間
10月27日 裏千家
11月1日 表千家
11月3日 薮内家
9:30~15:00(14:30までに受付)
各日 茶券1枚2600円(茶席2席とそば席・入城料含む)

前売り券
二条城券売所で10月1日から各流派70枚を発売

当日券
二条城券売所で各日30枚を発売

※当日は茶席券をお持ちの方のみ清流園に入園できます。また茶席券で特別名勝・二の丸庭園等も鑑賞できます。(国宝・二の丸御殿は別途410円)

第65回を数えるお茶会で、美しい庭園をながめながら、優雅にお茶が楽しめます。

10月下旬~11月初旬(文化の日に合わせて開催) 秋の古本まつり

百万遍知恩寺
2019年は10月31日~11月4日
10:00~17:00
ただし初日は古本供養(9:15頃~の予定)終了後に開店です

百万遍知恩寺境内にて毎年行われている青空古本市です。例年約20万冊の古書が並び、チャリティーオークションなども行われます。
購入した本を会場から宅配便で送ることもできます。(有料)
詳細は主催の京都古書研究会公式ブログをご覧ください

11月

9月~12月 秋の特別公開

・秋に多くの寺社で行われる特別公開(9月~12月)
・一斉に行われる秋季非公開文化財特別公開(11月1日~10日)
・京都山科非公開文化財等の特別公開(11月16日~12月1日)の詳細は別ページでご紹介していますので上記の黄色枠内のリンクページでご確認ください。

10月中旬~12月 紅葉のライトアップと夜間特別拝観

紅葉の見ごろに合わせてライトアップや夜間特別拝観を行う寺社が多くあります。詳細は別ページでご紹介していますので上記の黄色枠内のリンクページでご確認ください。

11月中 お火焚祭・柴燈護摩供

京都では11月になるとお火焚祭(ひたきまつり)、いわゆる火祭を行う寺社が多くあります。詳細は別ページでご紹介していますので上記の黄色枠内のリンクページでご確認ください。

11月中 大根炊き

各所

詳細は別ページでご紹介していますので上記の黄色枠内のリンクページでご確認ください。

11月~2月 イルミネーション

各所
クリスマスイルミネーションやウィンターイルミネーションはこちらのページでご紹介いています。

早いところでは11月の上旬からイルミネーションが始まり、長いところでは2月いっぱいまで行われています。

10月~11月の菊の見ごろのころ 菊花展

京都府立植物園(大芝生地特設会場)
2019年は10月20日~11月10日

詳細は10月の欄をご参照ください。

10月~11月の菊の見ごろのころ 献菊展(菊花展)

泉涌寺
2019年は10月11日~11月23日

詳細は10月の欄をご参照ください。

10月下旬~11月初旬(文化の日に合わせて開催) 秋の古本まつり

百万遍知恩寺
2019年は10月31日~11月4日
10:00~17:00

詳細は10月の欄をご参照ください。

11月上旬の数日 都ライト'19

17:00頃~

今年で15回目を迎える、京都を中心とした大学生有志によって企画されている上京区で行われている京町屋のライトアップイベントです。
西陣の工房が多くある浄福寺通大福町や上七軒通りなどで、建物の内側からライトアップされる格子窓が美しく浮かび上がります。毎年様々なイベントやワークショップなどが行われています。

11月1日 亥子祭

護王神社
17:00~20:30頃まで(16:00~受付開始)
禁裏御玄猪調貢ノ儀(提灯行列)・直会式に参加の場合は別途申し込みが必要です(当日受付、おみやげ付・1000円以上志納)
(御所までの提灯行列は雨天中止)

平安朝の古儀を再現した雅なお祭りです。雅楽の流れる中、平安の衣装に身を包んだ宮司や奉仕女房が無病息災を祈って亥子餅を搗きます。餅は朝貢列(提灯行列)によって京都御所に献上され、境内では参拝者にふるまわれます。

祭当日限定で鶴屋吉信の「亥の子餅」が販売されます(3個入り1000円・地方発送不可)

11月1日~3日 大念仏狂言

神泉苑
観劇無料

11月1日・夜の部18:30~21:30

11月2日・昼の部13:00~17:30・夜の部18:30~21:30

11月3日・昼の部13:00~17:30・夜の部18:30~21:30

毎年 神泉苑狂言堂で行われている京都市の無形民俗文化財に指定される無言の宗教劇です。
演目など詳細は神泉苑公式サイトでご確認ください。

11月1日~10日 第62回祇園をどり

祇園会館
13:30~と16:00~の2回
茶券付き観覧料4800円/観覧料4300円/茶券600円/プログラム600円

「千紫万紅倭色合・せんしばんこうやまとのいろあい」
祇園東歌舞会の芸舞妓さんの舞が楽しめます。

10月27日~毎日、祇園会館にて座席券の販売が行われます。詳細は祇園東歌舞会公式サイトでご確認ください。

11月3日 曲水の宴

城南宮
14:00~50分ほど

神苑内の庭園で行われ、当日は9:00~16:00まで神苑が無料で開放されます。

華やかな貴族の遊びを垣間見ることができる小川(遣水/庭園に水を引くための小川)での歌会です。
平安の衣装に身を包んだ男女7人が、上流から流された杯が自分の前に流れてくるまでの間に、お題に沿った和歌を短冊にしたため、流れてきた杯をとってお神酒を飲み干します。

童子によって集められた短冊は平安さながらに節をつけて神職によって披露され、神様に奉納されます。
白拍子の舞や琴の音が響くなかでの宴に平安の雅を感じることのできる優雅な時が流れます。

たくさんの観光客が訪れるイベントですので、観覧者多数の時には入場制限があります。

11月3日 西陣きもの・帯フェスティバル

上賀茂神社
11:30~15:30(入場は13:30まで)

~きもので集う園遊会~
きもの尽くしのイベントです。
着物姿で参加すると帯や食事券の当たる大抽選会への参加や野点の特別料金(一般500円・特別200円)などの特典があります。
上七軒の芸舞妓さんの日本舞踊や和装小物などの特別価格での販売などがあります。
イベントの詳細はフェスティバル公式サイトでご確認ください。

11月3日 秋まつり

狸谷山不動院
11:00~
入山料500円

おつながり参拝
山伏が自動車祈祷殿から本殿までを練り歩き、本堂下道場にて野外大護摩供が行われます。
本堂奥深くに鎮座するお不動様の剣に布を結び柴燈護摩道場まで引いて、その布に触れながら祈願してお不動様とつながる「おつながり参拝」。一年に一度だけの行事です。
山伏によって参拝者の鞄や財布などを護摩の炎で浄化していただけます。

10:00~先着1000名に力だんごの無料接待があります。
当日限定で「おつながり布まもり/500円」の授与があります。

また11月2日~12月8日までは秋の特別洞窟内陣拝観で、このお不動様を間近にお参りできます。

11月5日~15日 お十夜(十日十夜別時念仏会)

真如堂
15日の結願法要は14:00~
500円

この世で十日十夜善いことをすれば、仏国土で千年善いことをするに勝るという「無量寿経」の教えに基づき阿弥陀如来の法恩に感謝する法要です。11月5日から毎夜、講員が鉦を打ち阿弥陀仏を念じます。
この期間中には秘仏本尊・阿弥陀如来立像の御手に結ばれた白い綱が本堂前の回向柱まで延ばされ、この綱に触れると阿弥陀如来さまに直接触れたのと同じ御利益があるとされています。

15日の結願法要には秘仏本尊・阿弥陀如来立像のご開帳、お稚児さん・僧侶によるお練り供養、中風よけの小豆粥のお接待(有料)などがあります。
お稚児さんは10月1日~11月7日まで募集しています。ご興味のある方は真如堂公式サイトをご覧ください。

11月8日 火焚祭

伏見稲荷大社
13:00~お焚き上げ
18:00~御神楽「人長舞」の奉納

秋の収穫の後に、五穀豊饒を稲荷大神に感謝する祭典です。本殿の祭典後に、千本鳥居前の神苑斎場で全国から奉納された数十万本の火焚串を3基の火床で焚きあげ、神職をはじめ参列者一同で大祓詞を奉唱して、罪障消滅・万福招来を祈ります。

11月8日 かにかくに祭

祇園白川の歌碑前
11:00~14:00

祇園を愛した歌人・吉井勇をしのぶ祭
吉井の歌碑「かにかくに祇園はこひし寝るときも枕の下を水のながるる」に、祇園甲部の芸舞妓さんが献花を行います。(かにかくに・とはあれこれとの意味)
芸舞妓さんの姿を見ようと、たくさんの観光客でにぎわいます。

11月10日
(11月第二日曜日)
嵐山もみじ祭

渡月橋上流大堰川
午前の部10:30~
と午後の部13:00~

10数隻の美しく飾られた船が大堰川(渡月橋上流付近)に浮かびます。河畔では夕霧祭の後に合流した島原太夫による太夫道中や嵯峨念仏大狂言なども行われます。
お茶席なども開かれます(有料)

11月10日
(11月第二日曜日)
夕霧祭

清凉寺
10:00~
境内無料(本堂内で法要や舞を見学する場合は拝観料400円)

吉野太夫・高尾太夫とともに寛永の三名妓と呼ばれた夕霧太夫をしのんで行われるお祭りです。
嵯峨野出身と伝わる夕霧のお墓が清凉寺の北側にあることから、境内で島原太夫による舞や太夫道中が繰り広げられ、墓参したのちに嵐山もみじ祭に合流します。

11月10日
(11月第二日曜日)
天狗の宴

愛宕念仏寺
13:00~
通常拝観300円(小中学生無料/8:30~17:00)

秋の紅葉祭り。千観厄除札の授与や天狗様から厄払いの御加持が受けられます。

11月10日 長岡京ガラシャ祭

細川氏に嫁いできた明智光秀の娘「玉/ガラシャ」の輿入れの様子を再現する行列巡行です
マーチングバンド・歴史行列・お輿入れ行列などが行われます。

一週間前からはガラシャウィークとして様々なイベントが行われます。詳細は長岡京ガラシャ祭公式サイトをご覧ください

11月10日
(11月第二日曜日)
空也堂開山忌

空也堂(通常非公開)
13:00~

空也上人の遺言により晩年東国へ旅立ったと伝わる11月13日を命日として、11月第2日曜に営まれるようになった行事です。法要ののちに皇服茶の献茶が行われ、僧による鉢叩きと称される歓喜踊躍念仏や空也堂由来の六斎念仏が奉納されます。

11月15日 身代不動尊大祭

法住寺
13:00~邦楽の奉納
14:00~柴燈護摩供・鬼法楽や山伏問答など
護摩木1本200円
御祈祷3500円~

仏法興隆、万民豊楽、家内安全諸願成就を祈願する採灯大護摩供が行われます。
護摩木付きの限定御朱印(800円)あります。
護摩木10本奉納(2000円)されると見開きの直書き御朱印が授与されます。
直書きですのでご希望の方はお問い合わせの上ご参拝ください(10月中旬~11月中旬 法住寺075-561-4137)

11月15日 龍馬祭

京都霊山護国神社
15:30~旧土佐藩招魂社祭
16:00~墓前祭

坂本龍馬と中岡慎太郎が凶刃に倒れたこの日に両名の遺徳をしのんで墓前で行われます。
軍鶏鍋のふるまいがあります

11月中旬から下旬 第26回窯元もみじまつり

東福寺~泉涌寺界隈
2019年は11月16日~24日

東福寺から泉涌寺の間には約30の窯元があって、約百年にわたって京焼・清水焼が作られています。
紅葉の美しい季節にこのエリアで窯元大陶器市が開催され、お得な価格で陶器を購入できます。

期間中の土・日曜は京焼・清水焼がもらえるスタンプラリーや体験イベントなどもありますので、詳細は窯元もみじまつり公式サイトでご確認ください

11月22日 聖徳太子御火焚祭

広隆寺
13:00~法要後、護摩供養
霊宝殿 大人700円/高校生500円/中学生以下400円

聖徳太子の命日に本堂に安置されている本尊の秘仏聖徳太子像(9:00~16:00)と、霊宝殿に納められている秘仏薬師如来像が年に一日だけ開扉(9:00~17:00)されます。

11月23日 筆供養

正覚庵(東福寺塔頭)
1300~法要ののち筆神輿の巡行
14:00~護摩供 全国から寄せられた筆記用具が投げ入れられ、この煙を浴びると字が上達するといわれます。
志納

「筆の寺」とも呼ばれる通常非公開(団体予約のみ)のお寺で行われる祭事です。

11月23日 数珠供養

赤山禅院
10:00~
見学無料
数珠の御供養は有料

比叡山の別院で千日回峰行を満行した大阿闍梨のご祈祷で、全国から寄せられた数珠がお焚き上げ供養されます。

11月23日 もみじ祭

地主神社
14:00~
境内自由(別途・清水寺拝観料400円)

秋の豊作と縁結びのご利益に感謝し、家内安全・商売繁盛を祈願するお祭りです。美しい紅葉を手にした巫女さんが、の神楽を奉納します(もみじの舞・剣の舞・扇の舞)。お火焚の神事も行われ健康・病気平癒も祈願します。

11月26日 御茶壷奉献祭・口切式

北野天満宮
10:45~お茶壷行列

12月1日に献茶祭で使用される茶葉を奉納する行事です。宇治をはじめとした京都各地で生産された碾茶(てんちゃ)が茶壷に詰められ、一の鳥居から本殿まで茶摘み娘の先頭によって運ばれるお茶壷行列が行われます。茶壷は神前に供えられたのち、古式ゆかしく口切式が行われます。

11月30 大根炊き祈祷会

三宝寺
10:00~14:00(大根炊きはなくなり次第終了)
御祈祷は10:30~/11:30~/12:30~/13:30~で御祈祷料は無料(特別御祈祷は1000円)
大根炊き700円
ゆずご飯800円

境内には終日読経が響き、一年の罪や汚れを落とす「厄落としの祈祷」が行われます
12月1日には大根炊き御会式が行われます。

11月30日~12月26日 吉例顔見世興行

南座
昼の部10:30~
夜の部16:45~
6000~27000円(4等席~特等席)
11月6日~WEBチケット販売開始
チケットは歌舞伎公式総合サイトより受付できます。

毎年恒例・東西の歌舞伎役者がそろい行われれる祭典で、南座正面に掲げられる「まねき看板」は、独特の文字で書かれます。かつて歌舞伎役者は一年契約で次の年の顔ぶれを旧暦11月に披露したことに始まる行事です。

12月

市町村名 時間 行事
9月~12月
秋の特別公開 秋になると多くの寺社で特別公開が行われます。詳細は別ページご紹介していますので上記黄色枠内のリンクページでご確認ください。
10月中旬~12月 紅葉のライトアップと夜間特別拝観 紅葉の見ごろに合わせてライトアップや夜間特別拝観を行う寺社が多くあります。詳細は別ページでご紹介していますので上記黄色枠内のリンクページでご確認ください。
11月30日~12月26日 吉例顔見世興行

南座
昼の部10:30~
夜の部16:45~
6000~27000円(4等席~特等席)
11月6日~WEBチケット販売開始
チケットは11月欄の歌舞伎公式総合サイトより受付できます。

毎年恒例・東西の歌舞伎役者がそろい行われれる祭典で、南座正面に掲げられる「まねき看板」は、独特の文字で書かれます。かつて歌舞伎役者は一年契約で次の年の顔ぶれを旧暦11月に披露したことに始まる行事です。

11月~2月 イルミネーション

各所
クリスマスイルミネーションやウィンターイルミネーションは別ページでご紹介いています。
※詳細は11月のイルミネーション欄からリンクページでご確認ください。

早いところでは11月の上旬からイルミネーションが始まり、長いところでは2月いっぱいまで行われています。

12月1日
(12月の第一日曜日)
 大根炊き御会式

 三宝寺
10:00~14:00(大根炊きはなくなり次第終了)
御会式法要は11:00~
大根炊き700円
ゆずご飯800円

日蓮聖人を偲び讃える報恩法要で、日蓮大聖人・日朗上人・日像上人の御真骨を御開帳して毎年12月の第一日曜日に行われます。
11月30日には大根炊き祈祷会が行われます。

12月1日  献茶式

 北野天満宮
10:00~15:00(予定)
拝服茶券5000円
11月上旬から社務所にて受付開始、当日も9:00~受付/枚数制限あり

豊臣秀吉が開催した北野大茶湯(きたのおおちゃのゆ)にちなむ行事で、11月26日に奉納された茶葉をつかって、京都の4家元2宗匠(藪内家・表千家・裏千家・武者小路千家・堀内家・久田家)が輪番で奉仕します。
神前に献茶を行った後に境内にお茶席が設けられ、参拝者もお茶を楽しめます。

12月1日
(12月の第一日曜日)
終い大国祭

地主神社
境内自由(清水寺の拝観料別途要)
14:00~

縁結びの神様として人気の地主神社で行われる1年の締めくくりのお祭りです。
ご利益を感謝し、来年の開運招福を祈願します。祝詞奏上の後、新年のしめ縄お祓い神事や、恋占いの石と恋の願掛け絵馬のお祓いなどが行われ,参拝の方全員に平和と開運の「こづち守り」が授与されます。

また、この日から新年の干支絵馬の授与(500円)がはじまります。

12月8日 針供養

針神社(幡枝八幡宮末社・はたえだはちまんぐう)
11:00~
当日のみ使い古しの針が奉納でき、手芸上達のお守り授与もあります(500円)

金山毘古命(かなやまひこのみこと/金属の神様)・火牟須毘命(ほむすびのみこと・別名カグツチノミコト/火の神様)・天麻禰命(アマノネノミコト/鍛冶の神様)が祀られることから、針を使う手芸関係の方のみならず、金属関係の方々の崇敬を集める神社で、針を祀る神社は唯一このお社のみといわれています。
針供養は京都で針屋さんを営む「みすや忠兵衛」さん主催で行われています。

幡枝八幡宮は石清水八幡宮から御祭神が勧請され分霊し祀られることからこの名がついたと伝わる神社です。
刀工堀川国広がこの神社に祈願し、石清水の清泉を使って鍛えた太刀「藤原国広」を奉納。のちに後水尾天皇がお気に入りになり手元に置かれたのち、黄金の鞘と太刀袋を造らせ再度奉納されたと伝わります(現東京国立博物館寄託)
「国広」と名のある刀は加藤清正愛用の刀、北野天満宮所蔵で豊臣秀頼寄進と伝わる重要文化財の刀など、複数伝わっています。また土方俊三も脇差として使用していたと伝わります。

12月8日
(2月8日にも行われています)
針供養法要

虚空蔵法輪寺
13:00~

皇室で使用された針を供養せよとの勅命にて始まったといわれる行事で、現在でもこの日に皇室で使用された針が供養されています。参拝者は用意されたこんにゃくに大きな針を刺してお参りします。

普段は固いものに糸を通す針を、柔らかいこんにゃくや豆腐にさして休んでいただくという意味合いがあり、参拝者が実際に使用した針の受付も当日のみしていただけます。

虚空蔵菩薩は知恵を授けてくれる仏様として十三参りなどでも知られますが、手芸・芸事の守護仏としても信仰されることから、当日は日本舞踊の奉納などもあり、参拝者は針供養とともに手芸上達の祈願をします。

針供養は護王神社(2月8日/京都府和裁協同組合主催)や衣縫神社(いぬいじんじゃ/水主神社内・4月29日)などでも行われています。

12月10日 終い金毘羅祭

安井金毘羅宮
10:00~
稲宝来(3500円)

その年最後の金比羅様の御縁日で、この日から新年の初金比羅祭(1月10日)までの間、縁起物の「稲宝来」の授与が行われます。

12月12日頃  今年の漢字

 清水寺

漢字の日にちなんで行われる毎年恒例の「今年の漢字」。公募によってえらばれたその年を象徴する漢字一文字を、清水寺の貫主さんが揮毫されます。

12月13日 事始め

5花街(上七軒・祇園甲部・宮川町・先斗町・祇園東)
10:00頃~

すす払いをして正月の準備を始める日とされるこの日に、花街ではお世話になった方々へ一年のお礼と新年に向けての挨拶が行われます。
祇園甲部では人間国宝の井上八千代さんを芸舞妓さんが一重ねの鏡餅をもって訪れ、ご祝儀の舞扇が手渡されます。

それぞれの花街であいさつ回りが行われますので、芸舞妓さんに出会えるチャンスです。が、
近年観光客による芸舞妓さんへの迷惑行為が頻繁に報道されるようになりました。外国の方やインスタ映えを狙う方々の増加によるものですが、過剰な撮影や付きまといのようなものは歓迎されません。
観光で訪れる方々も節度をもっていかないと、いろいろな行事が中止になったり非公開になったりしかねません。旅の恥はかき捨てにならないように、せめて日本人の私たちが外国の方々のお手本になるようなふるまいをしていきたいですね。

12月13日~31日 大福梅の授与

北野天満宮
9:00~(初日のみ8:30~)
大福梅700円(数に限りがあります)

神職・巫女さんが総出で仕込み、奉書紙に包まれた梅がこの期間に授与されます。元旦の祝膳に添えてこの梅をお茶としていただくと、一年間無病息災で過ごせるといわれます。
数に限りがありますので、準備されたものが終わり次第終了です。

12月13日~31日  空也踊躍念仏(くうやゆやくねんぶつ)

六波羅蜜寺
毎日16:00頃~30分ほど(31日は非公開)
本堂は拝観自由(宝物館は大人600円)

六波羅蜜寺の開祖・空也上人は念仏の祖と言われ、鎌倉時代には集団で踊るお念仏が弾圧された時期がありました。
その弾圧を逃れるために夕暮れからひそかに行われていたものが現在に伝わり「かくれ念仏」とも呼ばれます。

期間中は毎日16:00頃から本堂内陣で行われ、金鼓を鳴し南無阿弥陀仏をわかりずらくした念仏を唱えながら踊る所作は、歴代住職に口伝で伝わり空也上人が始めた当初のものといわれ、重要無形民俗文化財に指定されています。

12月14日 山科義士祭まつり

毘沙門堂~瑞光院~岩屋寺~大石神社
10:00~

山科は大石内蔵助が討ち入りまでの間隠棲していた地で、討ち入りの行われた14日に赤穂四十七士をしのぶお祭りがゆかりの地で行われます。
かわいい園児の義士や討ち入り装束の義士たちが毘沙門堂から大石神社までの約6㎞を練り歩きます。
「刃傷末の廊下」などのパフォーマンスもあります。

詳細は山科義士祭まつり公式サイトをご覧ください。

12月14日 義士会法要

法住寺
10:30~15:00
1500円(討ち入りそば・茶席・護摩木1本つき)

大石内蔵助が討ち入りの祈願に訪れたと伝わり、四十七義士木像が祀られています。
当日はこの木像前にて法要が行われ、書院では島原太夫や舞妓さんのお点前による献茶式なども行われます。

12月14日~15日予定
(12月中旬の2日間)
納めの地蔵と大根炊き

すず虫寺(華厳寺)
両日とも10:00~(最終日、大根炊きはなくなり次第終了)
大根炊き(無料)

大地に根を張る大根を焚いて、大地を象徴する地蔵菩薩に感謝をささげ、来年の無病息災・恋愛成就・安全祈願・家庭隆盛・出世・商売繁盛を祈願します。
初日は千羽鶴と草鞋のお焚き上げ供養ののちに大根炊きが振舞われます。

こちらのお地蔵さまはわらじを履いたお姿で「幸福地蔵」と呼ばれ、一人一人の枕元まで来て1つの願い事のみかなえてくれるといわれる人気のお地蔵様です。
24日のお地蔵様の縁日には11:00~地蔵菩薩縁日供養(納めの地蔵)が行われます。

12月20日 お煤払い

西本願寺
7:00頃~(6:00~朝のお勤めが始まり準備ののちに開始)
御影堂・廊下・縁側など(阿弥陀堂は2022年3月まで修復予定のため含まれません)
※一般の参加希望者は毎年11月下旬に本願寺公式サイトで募集要項が発表されます。

門徒さんや募集に応募された方々によって、一年間にたまったほこりを払う恒例行事です。
およそ700畳の畳を割り竹で一斉にたたいて大きなうちわで払うまさに大掃除。年の瀬の風物詩です。

12月20日 お煤払い

東本願寺
9:00~(開会式ののち)

尾張清浄講をはじめ、全国から参加されたお煤払い奉仕団の皆さん・職員の方々によって行われる500年も続く伝統行事です。
阿弥陀堂・御影堂両堂に分かれて一斉に行われ、本願寺同様割り竹で畳をたたいて舞い上がったほこりを大きなうちわで外にあおぎ出してゆきます。
煤払いが終わると新たに荘厳を整えてお給仕を始めるために「御規式・おきしき」が行われ、門首さんが紙帳の上から長柄箒で「寿」の字をなぞり、新年の準備が整えられます

御影堂は千畳敷と言われ約930枚の畳が敷かれていて、キャッチボールが余裕でできそうと不謹慎なことを思ってしまうほど広大な空間です。普段から無料で公開されいつでも静かにお参りされる方がいらっしゃいます。

12月21日 終い弘法

教王護国寺(東寺)
8:00~16:00

弘法市は毎月行われていますが、一年の最後に行われるものを特に終い弘法と言います。
毎回1000件を超える出店でにぎわいを見せる京都の二大骨董市の一つ(もう一つは北野天満宮の天神市)ですが、この日には正月用品や飾りを商うお店も出店されます。

※毎月行われるフリマや市についてはこちらのページでご紹介しています。

12月23日 つなかけ祭

新熊野神社
11:00~

後白河上皇お手植えと伝わる大樟(おおくす)に新年の〆縄(しめなわ)を張るお祭りです。
約10mの〆縄は本殿で祈祷された後、御忌衣(おみごろも)を着た参拝者が大樟まで掛け声とともに運び張り付けます。
御忌衣は神社で貸していただけるので希望者は誰でも参加できます。

12月25日 終い天神

北野天満宮

天神市は毎月行われていますが、一年の最後に行われるものを特に終い天神と言います。
弘法市とともに京都二大骨董市と呼ばれ多い時には1500軒もの出店がある市で、この日には正月用品や飾りを商うお店も出店されます。

※毎月行われるフリマや市については終い弘法の欄に掲載したリンクページでご紹介しています。

12月25日 御身拭式(おみぬぐいしき)

知恩院(法然上人御堂)
13:00~

お念仏が響く中、御堂内に安置される法然上人の像が羽二重の布で拭い清められる360年続く伝統行事です。

12月冬至の頃 かぼちゃ供養

各所

詳細は別ページでご紹介していますので上記の黄色枠内のリンクページでご確認ください。

12月31日 八坂神社の白朮(をけら)詣り

 八坂神社
京の一年を締めくくる伝統行事です。

28日から始まる火鑽(ひりき)行事にはじまる、白朮(をけら)詣りの内容はこちらのページでご紹介しています。
昨年(2018年)から白朮酒のふるまいは中止になっています。

12月31日 天満宮のおけら詣

北野天満宮
16:00~大祓
19:00~除夜祭
19:30~火之御子社鑽火祭(ひのみこしゃきりびさい)
22:00~3:00火縄授与(火縄500円)

火縄をくるくる回して持ち帰る「をけら詣り」は八坂神社が有名ですが、北野天満宮でも行われています。

こちらの鑽火祭(きりびさい)では、火打石を使って浄火がきり出され、いったん神前に献灯されたのちに篝火(かがり火)にうつされ、参拝者はこちらから火縄に火を受けてくるくるとまわして火が消えないようにしながら持ち帰り、神棚のお灯明にしたり、お雑煮を炊いたりして1年の無病息災を祈ります。

鑽火とは古代から続く神聖な火をおこす方法で、板に穴をあけ(火きり臼)、そこに先のとがった棒(火きり杵)をあてて激しくもみ合わせ摩擦熱で火を起こします。
また火打石と火打鉄(ひうちかね)を使う方法も簡略な方法として多く用いられています。

12月31日 除夜の鐘 各所
別ページにて後日ご紹介予定です。
こちらは2018年に行われた寺社の一覧ですのでご参考にどうぞ。

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