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2020年 京のお祭り 伝統行事/3月・4月

更新日:

京都には一年を通して様々なお祭りや伝統行事があります。
古より続くもの、市民に守られ続けてきたもの、奇祭と呼ばれるものなどなど。四季の移ろいとともにさまざまに賑わいを見せる行事をご案内します。

3月・4月

こちらでは春(3月・4月)に行われるお祭りや行事をご紹介します。
梅や桜のお祭り・桃の節句・葵祭・芸舞妓さんのをどりなどなど。京都の寒い冬が終わり花の咲くころにはさまざまなお花見を楽しめる行事が目白押しです。
3月~5月にかけては春の寺宝展を行う寺社が多くあります。また・京都非公開文化財特別公開(4月~5月)も毎年行われています。

底冷えの厳しい冬も終わり温かくなってきます。夜にはまだまだ寒いこともあり夜桜などには防寒対策も必要ですが、気分も上がって過ごしやすく散策を楽しむにもよい季節になります。あちこち歩いてガイドブックにはない京都を発見できるチャンス!かもしれませんよ。

下半期に行われる行事のうち7月~8月はこちらを、9月~12月は こちらをご覧ください(参考までに2019年に行われたものを掲載しています)。

なお最新の情報は順次更新してく予定です。リンクページでは参考までに2019年の情報を掲載しているものもあります。

追記:2月9日に内容を更新しています

3月

3月3日前後 ひなまつり行事

各所にて。

ひな祭り(桃の節句)についてはこちらのページをご覧ください。

3月6日~15日 東山花灯路

18:00~21:30

東山地区で街路を行灯の光で照らすライトアップが行われます。詳細は公式サイトをご覧ください。
また12月には嵐山で行われています。

3月9日 雨乞祭

貴船神社
10:00~

引き続き、古絵馬焼納祭

3月13日
~5月13日
春の十三参り

虚空蔵法輪寺
御祈祷受付 9:00~16:00

嵐山にある法輪寺で行われる恒例の行事です。ご本尊の虚空蔵菩薩さまは、知恵や福徳を授けてくれる仏様として信仰され、数え年で13歳になった男子・女子が成人の儀礼として参拝します。
参拝したのちに渡月橋を渡る祭、振り向くと授かった知恵を失ってしまうといわれています。

3月15日前後 涅槃会 各所にて。涅槃会についてはこちらのページをご覧ください。
3月29日
3月最終日曜日
はねず踊りと観梅

隨心院
(踊りは11:00~数回行われます。1000円/梅園・本堂拝観料含む)

はねず色(オレンジがかったうす紅色)の小袖に花笠を被った少女たちが踊り、小野小町をしのびます。
小町と深草少将に扮した少女の踊りと童唄が、はねず色の遅咲きの梅が咲く境内で華やかに披露されます。

3月20日
~4月2日
北野をどり

上七軒歌舞練場
上七軒の芸舞妓さんの舞を観劇(5000円~)

14:00~/16:30~
チケットの詳細は公式サイトをご覧ください。

3月中旬~5月中旬頃 春の特別公開 各所にて寺宝展など。詳細はこちらでご紹介しています。
3月~5月 桜祭りとライトアップ 各所にて。お花見については下記の4月の欄からご紹介しているページをご覧ください。

4月

4月 時間 行事
3月中旬~5月中旬頃 春の特別公開 各所にて寺宝展など。詳細はこちらでご紹介しています。
3月~5月 桜祭りとライトアップ 各所にて。桜についてはこちらのページをご覧ください。
4月1日~16日 京おどり

宮川町歌舞練場
宮川町の芸舞妓さんの舞を観劇(全席指定/1000円~5500円)
12:30~/14:30~/16:30~

チケットの詳細は公式サイトをご覧ください

4月5日・11日・12日
4月第一日曜日と第二の土・日曜日
嵯峨大念仏狂言

清涼寺
13:30~/14:30~/15:30~観劇無料

京都三大念仏狂言の一つ(他は壬生寺と千本ゑんま堂/引接寺)で、国の重要無形民俗文化財に指定される郷土色豊かな無言劇です。
3月15日の涅槃会・お松明式でも行われています。

4月9日~12日 紅しだれコンサート

平安神宮
神苑にて京都新聞社主催のコンサートが行われます。
2000円(前売り券1800円)18:15~21:00雨天決行
演奏は18:40~/19:50~

東儀秀樹/NAOTO/川井郁子/TSUKEMENなどのアーティストの出演が決まっています。
客席はなく、回遊式で実施されます。ライトアップされた神苑を散策しながら、自由に演奏を楽しめるコンサートです。
チケットの詳細は京都新聞内事務局公式サイトをご覧ください。

4月10日 桜花祭

平野神社
10:00~桜花祭
11:00~花山天皇陵に参拝
12:00~神幸列発輿祭
13:00~時代行列
15:00~神幸列還幸祭

こちらの神社の桜が咲くと京都のお花見が始まるといわれます。当日は神輿とともに時代行列が氏子町内を練り歩きます。
時代行列のコースは平野神社公式サイトでご確認ください。

4月10日~5月5日 山吹まつり

松尾大社

境内に約3000株の山吹が植えられ、特に境内を横切る一ノ井川沿いは川にかかるように可憐な黄色い花が咲き見事です。

4月12日
4月第二日曜日
やすらい祭

今宮神社
15:00頃~

京都三奇祭の一つです(残りの二つは鞍馬寺・鞍馬の火祭と広隆寺・太秦の牛祭)。
昔は花の散る頃、花の精にあおられて悪疫が飛散するため疫病が流行ると考えられ、お囃子や歌舞で追い立てて風流を施した花傘に疫神を宿らせ、疫社に送りお鎮まりいただく事で厄災は広がらずにおさまる(はず)との想いの込められた祭事です。
やすらい花とも呼ばれ、花傘の下に入ると一年間健康で過ごせるといわれています。2つのやすらい踊りがあり見比べながら参加されるのもよいでしょう。

4月12日
4月第二日曜日
賀茂曲水宴

上賀茂神社
13:00~/1000円お抹茶付き(先着500名)

小川の流れる庭園(渉渓園・しょうけいえん)で行われます。小川に盃を流しその盃が通り過ぎる前に和歌を詠む平安時代の雅な遊びです。

4月12日
4月第二日曜日
豊太閤花見行列

醍醐寺
13:00~15:00
総門からまっすぐのびる桜の馬場は無料ですが、仁王門から先は拝観料が必要です。

豊臣秀吉が行った「醍醐の花見」を再現したお花見行列が行われます。
金堂前では舞楽・狂言・殺陣などが行われ、豪華絢爛なお花見行列を見ることができます。

桜の季節には大変混雑するため混雑を避けるためあえてこの時期に開催され、例年お花見の時期には外れていますが、豪華なお花見行列を見るためにたくさんの観光客が訪れます。

4月12日
4月第二日曜日
えんむすび祈願・さくら祭り

地主神社
10:00~

縁結びで名高い地主神社で行われるお祭りで、白川女による桜の献花や謡曲の奉納が行われます。
境内にある「地主桜」は一本の木に一重と八重の花が咲く珍し品種で、嵯峨天皇行幸の際にはその美しさに御車を三度お返しになったといわれ「御車返しの桜」とも呼ばれています。

4月12日
4月第二日曜日
吉野太夫花供養

常照寺
8:30~受付(点心席5500円/前売り券5000円・お茶席三席に参加できます)
9:00~15:00野点のお点前
10:20~太夫道中

二代目吉野太夫を供養する催しです。
太夫道中は鷹峯交差点付近で見学できます。
境内での法要や野点などはチケットが必要ですので、詳細は公式サイトをご覧ください。

「遺芳庵」では本格的なお茶席が開かれ、普段非公開の太夫ゆかりのお茶室を見ることもできます。
懐紙や黒文字(菓子用の楊枝)などは用意していった方がよいようです(お寺で聞くといただけるようです)。

野点・煎茶席・点心席(おそば)も開かれていますが、道中を見る時間を考慮して参加されるとよいでしょう。
道中が終わった後には太夫による野点も楽しめるようです。

4月14日 春期例大祭・淳仁天皇祭

白峯神宮
10:30~蹴鞠奉納

祭事の後に蹴鞠(けまり)が奉納され、体験もできます。

4月25日~5月10日 春期京都非公開文化財特別公開(通算77回目)

毎年春と秋の年二回行われ、公開寺院は年によって異なりますので、こちらでご確認ください。

4月25日~5月31日予定 大原女祭り

大原にて。
4月25日には大原女時代行列開催予定
期間中には大原女着付け体験(通常より1000円引き)も予定されています。

期間は年によって異なりますので、詳細は京都大原観光保勝会公式サイトにてご確認ください。秋にも行われています。

4月26日
4月20日以後最初の日曜日
神幸祭(おいで)
(神輿渡御祭)

松尾大社
10:00~

松尾七社のお神輿と唐櫃が桂離宮の辺りで桂川を渡って西七条御旅所や末社に留まり、三週間後の日曜日の還幸祭(おかえり)でお戻りになります。
葵や桂を飾るので古くから葵祭とも呼ばれていました。神輿の渡御コースと時間は京都駅西部エリアまちづくり協議会の公式サイトからご確認ください。開催近くなると詳細が公開されます。

4月29日 曲水の宴

城南宮
14:00~約50分ほど(無料・観覧者多数の場合は入場制限もあります)

神苑内の平安の庭で行われる、小川に盃を流しその盃が通り過ぎる前に和歌を詠む平安時代の雅な遊びです。
平安の装束を身にまとった歌人によって琴の音が響く中で優雅に詠まれた歌は、神職によって独特の節回しで朗詠され神様に奉納されます。
当日は神苑が無料公開され(9:00~16:00)、曲水の宴の行われる前後の時間帯は大変な混雑になります。

4月29日~5月5日 壬生大念仏狂言
「壬生さんのカンデンデン」

壬生寺
13:00~17:30
(5日のみ18:00~22:00の夜間の部あり)
当日券大人1000円/中高生500円・自由席のみ。演目等は公式サイトをご覧ください。

京都三大念仏狂言の一つ(他は清凉寺と千本ゑんま堂/引接寺)で無言の宗教劇です。

4月下旬~5月上旬 お戒壇めぐりとイチハツ鑑賞会

得淨明院
9:30~16:00(15:30受付終了/500円)

知恩院近くにある信州善光寺の別院で、善光寺同様に戒壇めぐりができます。境内に約1000本植えられたイチハツ(アヤメ科の花)の見ごろの時期に(例年ゴールデンウィークの頃)に公開され、お茶席も設けられます。

4月~11月 高雄川床

清滝川で川床が楽しめるます。

高雄保勝会公式サイトでは川床の楽しめるお店と、三尾(高雄・栂ノ尾・槙ノ尾の)の観光情報などが掲載されています。
お店は少なめですが4月~11月と鴨川や貴船川よりも開催期間が長く、青もみじから秋の紅葉まで、また初夏には蛍の鑑賞などもできて季節によってさまざまに楽しめます。

 

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