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熊野若王子神社 京都三熊野

生涯で34回も熊野詣をされたと伝わる後白河法皇が、禅林寺(永観堂)の守護神として 紀州熊野権現を勧請して創建された若王子の鎮守社です。

◆熊野若王子神社みどころ

銀閣寺まで2㎞ほどに渡って続く哲学の道」の南側の入口付近にあり 熊野神社・新熊野神社(いまくまの)と共に京都三熊野と呼ばれています。
(くまのにゃくおうじじんじゃ)と読みますが、ご祭神の天照大神の別称が若一王子(にゃくいちおうじ)と呼ばれることが名前の由来と伝わります。
国常立神(クニトコタチ) ・伊邪那岐神(イザナギ) ・伊邪那美神(イザナミ) の4柱の神を祀り・厄除開運・縁結びにご利益があるとされています。

後白河法皇は生涯で34回も熊野詣をされたと言われていますが、まずこの神社で身を清める事が約束事とされていたため熊野詣への起点となっていました。
後に足利尊氏から熱い尊崇を受け、1465年に8代将軍・足利義政により花見の宴が催されたと伝わり、知る人ぞ知る桜の穴場スポットで、見ごろの季節には市内を見下ろす高台からお花見が楽しめます。
境内より東に少し山を登った先には那智の滝に見立てられた滝(千手滝不動尊)もあり、滝までの地図熊野若王子神社公式サイトに掲載されています。
滝までの間には新島譲・八重夫妻の墓桜花宛もあり、たくさんの桜が咲くお花見スポットして隠れた人気です。

隆盛を極めましたが 応仁の乱の後衰退していたものを、豊臣秀吉によって再興されました。
明治期には本宮・新宮・那智・若宮などがありましたが 一社相殿になって現在に至ります。
神武天皇が熊野で迷われた際、道案内をしたのが八咫烏(やたがらす)と伝わり、 こちらの神社では屋根にこの八咫烏が使われています。
また本殿の額に書かれた「熊野大権現」の文字には 八咫烏が沢山隠れてるので何匹見つかるか数えてみてください。

カラスは絵馬やおみくじ・お守りにも描かれていて おみくじマッチなど変わり種もあります。
4月の第一日曜日に行われる桜花祭では、大正琴の響く境内でお花見を楽しむ方たちで 大変なにぎわいを見せます。

JR京都駅からアクセス

・市バス105系統(銀閣寺行き)で「宮ノ前町」下車して徒歩10分ほど
・市バス5系統(銀閣寺・岩倉行き)で「南禅寺・永観堂道」下車して徒歩10分ほど

・地下鉄烏丸線(国際会館行き)で「烏丸御池駅」へ、そこから地下鉄東西線(六地蔵行き)へ乗り換え「蹴上(けあげ)」下車して徒歩20分ほど
このルールの場合途中に蹴上インクライン南禅寺禅林寺(永観堂)があります。

◆熊野若王子神社拝観時間

拝観自由
社務所8:30~17:00

毎年4月第一日曜日
桜花祭が行われます。

◆熊野若王子神社周辺地図

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