約1800年前に神功皇后によって、創建されてたと伝わる皇室とゆかりのある神社で、5月5日に行われる藤森祭は 菖蒲の節句発祥の祭と言われていています。6月には紫陽花をめでに多くの方が訪れます。
御神水不二の水 藤森神社
南門から神社の本殿までは200mはあるでしょうか?
幅の広い参道が続きお祭りなどのない普通の日なら、参拝する人も少なくのんびりとした時間が流れています。
皇室にゆかりのある神社で三韓征伐より凱旋した神宮皇后が、軍で用いる大旗を立てて兵具を納めてお祀りをしたのがはじまりと伝わり、境内には旗塚があります。この塚にあるしめ縄の巻かれたいちいの木はお参りすると腰痛が治ると言われていて、 あの新撰組の近藤勇も通ったと伝わっています。
境内に沸く御神水「不二の水」はペットボトルなどに持ち帰る方の姿も沢山見られます。
初夏に咲くアジサイが有名で約3,500本ものさまざまな種類のアジサイの花の咲きほこるさまは見事で、花の時期には大変にぎわいます(アジサイ園は有料です)。
拝観時間・拝観料
境内自由 | 御祈祷やお札の授与は 9:00~17:00 |
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2月3日 | 節分祭 | 10:00~節分祭(甘酒の無料接待あり) 18:00~藤森太鼓・雅楽・神楽の奉納 20:00~追儺式・豆まき |
5月1日~5月5日 | 藤森祭 | 期間中には神輿の渡御・奉納太鼓・武者行列などもあり 5月5日には1200年の伝統行事・駈馬神事(曲乗り)が行われます |
6月2日~約1カ月 | 紫陽花まつり 9:00~17:00 300円(第一・第二共通) |
第一・第二と2か所の紫陽花苑があり 合わせて約3500株の紫陽花が咲き誇ります。 6月1日~30日までは特別御朱印の授与(300円)あり 6月15日は10:00~紫陽花祭「神事」があり 他にも開催期間中の土日には奉納神楽など 週替わりでさまざまな奉納行事があります。 |
6月30日 | 夏越大祓式 15:00~ |
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8月7日 | 七夕祭り | |
11月5日 | 秋季大祭並火焚祭 10:00~ |
祭典の後、本殿前の火床で奉納の火焚木を焚きます |
11月第2または 第3月曜日 |
シンシン祭 午の刻(12:00~)から |
競馬と馬を愛する人のための祭典! 期間限定で「左馬」の御朱印(300円)授与あり |
JR京都駅から藤森神社へのアクセス
1・JR京都駅からJR奈良線で「藤森駅」で下車して徒歩5分ほど(南門へ)
2・JR京都駅からJR奈良線「東福寺」下車して、隣の京阪電車「東福寺」で淀屋橋・中之島方面へ乗り換え「墨染駅」で下車して徒歩5分ほど(南門へ)
藤森神神社周辺地図
競馬、馬の神様
勝負事や馬の神様としても有名で、参道にある建物には競走馬の大きな絵が競馬関係者によって沢山奉納されていて ファンならば「オー!!」という感じになる、競走馬の絵馬や左馬のストラップ型お守りなどもあって、競馬ファンにとっては一度は訪れたい聖地でしょう。
11月に行われるシンシン祭の時には、期間限定で「左馬」の御朱印(300円)授与もあります。
5月1日~5日に行われる藤森祭ではさまざまな行事が行われて、特に5日に行われる神幸祭(お神輿)・武者行列・駈馬神事にはたくさんの見物客が訪れます。
藤森神社のおみやげ 左馬ストラップ
神宮皇后に関する絵馬や、各種お守りを授与して頂けます。
特徴的なものとしては、左馬のストラップです。勝負事のお守り、縁起物として特に競馬ファンには欠かせません。