アクセス
JR京都駅から市バス・南5系統「龍谷大学前」で下車して徒歩10分ほど
またはJR京都駅からJR奈良線「稲荷駅」で下車して徒歩7分ほど
拝観時間
10:00~16:00 500円(お茶券付)
瑞光寺のみどころと伝説
元は彦根藩の武士であった元政(げんせい)上人が出家し 草庵を結んだことがはじまりの日蓮宗のお寺で、
上人が竹を好んだことから「竹葉庵」とも呼ばれています。
本堂に祀られる釈迦如来坐像の体内には法華経と五臓六腑をかたどったものが納められています。
また境内に祀られる白龍銭洗辨財天は財運・金運・福・禄・祷とさまざまな福を授けてくださる
霊験あらたかな弁天様として信仰されています。
洗ったお金は浄財袋に入れて持ち歩き、縁日である「たつの日」「みの日」に訪れて
新しく洗ったお金と入れ替えていくのが良いようです。
遺命によって築かれたお墓は上人の好きな竹が三本立てられただけの質素なもので
一本は法華経広宣流布のため
一本は衆生救済のため
一本は両親のため
と言われます。
このお御廟でお百度参りをすると、縁切り・縁結びのご利益があるとされています。
但し年齢の数まわって、ご利益があったら21日間お参りしなくてはなりません。
大変な親孝行だった上人が、両親をあおいであげたいと考案したのが「深草うちわ」で
風が多く送れるように縦長の形をしています。
江戸時代には京土産を代表するほどでしたが、一時期は姿を消し、近年よみがえっています。
お寺にある「不許酒肉五辛入門」(しゅにくごしんにゅうもんにいらず)の碑は日蓮宗では珍しく
酒や肉、ニンニクなど匂いのきついものを食するのを禁止するという意味です。
高僧でありながら清らかに仏道修行に励まれた上人の人柄が忍ばれます。
瑞光寺と周辺地図