聖徳太子が夢告によって塔を建て仏舎利を納めたとも、渡来系氏族であった八坂氏の氏寺であったとも伝わる臨済宗建仁寺派のお寺です。現在の塔は室町幕府6代将軍足利義教によって再建されたもで、応仁の乱によって伽藍は消失してしまいましたが塔は残っています。
八坂の塔(法観寺)みどころ
京都東山のシンボルとして住宅街にそびえたつ五重塔はあまりにも有名です。
東大路通(バス通り)から八坂通りをまっすぐ上った突き当りに、または清水寺方面から三年坂を下ってゆき二年坂へ下らず、そのまま真っすぐ行くとお寺の入口に出ます。
かつては広大な敷地を誇ったお寺ですが度重なる火災によって衰退し、現在は五重塔・太子堂・薬師堂が残るのみになっています。
太子堂には聖徳太子3歳・16歳像・薬師堂にはご本尊薬師如来・日光月光菩薩・十二神将像・夢見地蔵像など沢山の仏像が祀られています。
約46mあるこの塔・内部が拝観できるうえに登ることも可能で、心柱を囲むように五智如来像が祀られ、色彩の残る仏画も壁一面に描かれています。
礎石は創建当初のものとされ塔を貫く心柱も間近で見ることができます。
階段を上ると二層目の小窓からは東山や清水寺などを眺めることもでき、周辺の喧騒がうそのような別世界が広がります。
五重塔に登ることができるのは珍しく貴重な体験ですが不定休なのでなかなか実現でず、京都はたびたび訪れていますがまだ1度しか拝観できていません。
運よく開いていたら迷わず拝観されることをお勧めします。なお階段が急すぎるため子供の拝観は不可です。
境内には他に六条河原にさらされたのち法観寺に葬られたと伝わる木曽義仲の首塚も残ります。
JR京都駅からアクセス
・市バス206系統(三十三間堂 清水寺 祇園・北大路バスターミナル行き)・市バス100系統(清水寺・銀閣寺行き)いずれかで「清水道」下車して徒歩5分ほど
※すぐ近くにくくり猿で人気の八坂庚申堂があります。
拝観時間
10:00~15:00 不定休 要拝観料
(中学生未満の拝観はできません)