◆八坂庚申堂(金剛寺)JR京都駅からアクセス
JR京都駅から市バス100系統・206系統「清水道」下車徒歩5分ほど
◆八坂庚申堂拝観時間
9:00~17:00 拝観自由
◆八坂庚申堂(金剛寺)簡易歴史解説
大阪四天王寺庚申堂・東京入谷庚申堂と共に日本三庚申の一つとされ 庚申信仰発祥の地とされています。
平安時代に浄蔵貴所(じょうぞうきしょ)によって創建されたと伝わります。
◆八坂庚申堂(金剛寺)みどころ
本尊青面金剛は中国より渡来した秦河勝が持参し、秦氏の守り本尊としていたものと伝わります。
暦で庚申(かのえさる)の日に体の中にいると言われる三尸の虫が、
天帝に人の悪行を告げ口に行き、罰として寿命が縮められしまうのを
本人が一晩中(徹夜)起きていれば三尸の虫は抜け出せず、
それを防ぐことが出来るということで、現代にまで庚申信仰「庚申待ち」が伝わっています。
そしていつのころからか、青面金剛がこの虫を食べてしまうといわれ、
庚申待ちにこの仏さまが拝まれるようになりました。
八坂の塔目の前にある小さなお寺で、くくり猿がびっしりと下がる境内では 年に6回庚申待ちや護摩供・コンニャク封じ祈祷が行われ参拝に訪れる方で大変にぎわいます。