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梅宮大社 子授け安産そして酒造の神

平安時代以降に権勢を誇った四氏族、源平藤橘(源氏・平氏・藤原氏・橘氏)のうちの橘氏の氏寺です。
およそ1300年前、橘諸兄(たちばなのもろえ)の母、県犬養三千代(あがたのいぬかいのみちよ)が、一族の氏神として山城国相良郡井手庄に祀ったのがはじまりです。
その後、聖武天皇の后・光明皇后(三千代の娘)と、藤原武智麻呂夫人の牟婁(むろ)女王によって奈良の都に遷座され、さらに平安時代はじめ嵯峨天皇の后・檀林皇后(橘嘉智子・たちばなのかちこ)によって現在の地に遷座されたと伝わります。

梅宮大社みどころ

御祭神の木花咲耶姫命(このはなさくやひめ)は一夜にして瓊々杵尊(ににぎのみこと)の子供を授かりますが、このことを瓊々杵尊に疑われたことで、身の潔白を証明するため産屋に火を放ち燃え盛る炎の中、無事出産された故事により古くより子授け安産の神様として信仰されてきました。
(この時生まれたのが山幸彦・海幸彦です)

さらに檀林皇后が当社に祈願をし初めて皇子を授かったことから、朝野を問わず信仰され祈願の際に皇后がまたいだとされる「またげ石」ものこります。
現在もこの石をまたぐと子宝に恵まれるといわれています。(ご夫婦一緒に御祈祷を受けるとその石の場所へ案内していただけます)

またご出産の際、梅宮大社の砂が敷かれた産屋で無事に皇子を安産されたことから、産気づいたら産床にしくという特殊な方法で使用する「産砂のお守り」が授与されていています。

お酒の神様

本殿の御祭神は
酒解神(さかとけのかみ)ー大山祇神(おおやまずみのかみ)
酒解子神(さかとけこのかみ)ー木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)
大若子神(おおわくこのかみ)ー瓊々杵尊(ににぎのみこと)
小若子神(こわくこのかみ)ー彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)
相殿の御祭神は嵯峨天皇
檀林皇后
仁明天皇
橘清友公       です。
平安中期には二十二社(神社の社格の一つで国家の重大事に朝廷から特別の奉幣を受ける)
に列せられ、1180年には正一位が授けられ、勅祭も行われていました。
また大山祇神が木花咲耶姫命の出産をよろこばれ、「天甜酒(あめのたむさけ)」を造ったとされる故事から酒造の神としても信仰され、
今もお酒にまつわる神事が多く行われています。

神様の化身三石・神苑の梅

境内には他に紀州熊野より三羽の鳥が飛来して石に化したと伝わる「影向石・ようごうせき」は「三石」とも呼ばれ、石をご神体(磐座)として、
紀伊熊野の三社をお祀りしています。

神苑には北神苑・西神苑・東神苑があり、シンボルの梅(約35種450本)をはじめ、花菖蒲・杜若・椿・あじさい・つつじなどが植えられ、一年を通して美しい花々が楽しめます。
この梅園でとれた梅はしそ漬けにされ、招福梅として12月の事始めより授与されます。
また御神酒や梅酒の授与もあります。

近年お百度参りをする方が多くなってきたためと、こより(百本)が頒布されています。

JR京都駅からのアクセス

・JR京都駅から市バス28系統(嵐山・大覚寺行)で「梅宮大社前」下車して徒歩5分ほど

・京都駅八条口から市バス71系統(四条大宮・松尾橋行き)で「梅宮大社前」下車して徒歩5分ほど

拝観時間

境内自由
御祈祷は9:30~16:30

神苑 9:00~17:00
大人600円
閑散期には入園1人につき鯉の餌一袋がもらえます
東・北・西神苑にてシンボルの梅をはじめ、四季折々にうつくしい花や紅葉を鑑賞できます

梅宮大社の周辺地図

1月1日 歳旦祭 祭礼
酒樽鏡割りが行われ5日まで神酒の無料接待あり
1日は0:00~18:00
2日~5日は9:00~17:00

1月15日 古神札焼納祭

2月11日 甘酒祭 祭礼
甘酒無料接待あり

3月第一日曜日 梅・産(うめうめ)祭 祭礼
神酒と梅ジュースの無料接待あり

4月第三日曜日 桜祭(雅楽祭) 祭典ののち雅楽奉納
神酒の無料接待あり

5月3日 神幸祭 祭礼8:00~
お神輿が氏子町内を巡行する/子供みこし・ 大みこし
2日には宵宮祭 があり露店出店・神苑無料開放などがあります

6月第三日曜日 檀林皇后祭 8:30~婦人のみ参加

6月30日  夏越大祓式 18:00~

招福土用干し
神苑の梅をしそ漬けにし、 土用干しの後
12月の事始めから授与される

8月最終日曜日 嵯峨天皇祭 8:30~
子ども相撲・打楽器演奏・吹奏楽演奏など
梅津六斎念佛踊19:00~
盆踊り大会20:00~
午後より露店多数出店

11月1日~30日 七五三参り

12月31日 歳越の大祓 17:00~

そのほか4月と11月に酒造家のみ参加の祭礼あり

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