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長建寺 秘仏八臂弁財天

1月1日~15日まで秘仏の八臂弁財天が公開されます。
江戸時代に伏見奉行だった建部内匠頭政宇(たけべたくみのかみまさのき)が、中書島を開拓する際に深草大亀・即成院の塔頭、多聞院をこの地に移し 弁財天を祀ったのがはじまりで、建部氏の長寿を願って「長建寺」となったと伝わります

秘仏弁財天と洛南三大奇祭

真言宗醍醐寺派の寺院で、ご本尊は八臂の弁財天様です。
山門は中国風の竜宮門で、門をくぐり本堂までの参道は秋になるとモミジとイチョウの紅葉が美しく境内を彩ります。
また春には糸桜(しだれ桜)とぼたん桜が美しく咲き、こちらの桜はあの桜守・佐野藤右衛門さんの手によるもので、隠れた名所になっています。

手水舎には伏見7名水の一つ「閼迦水(あかすい)」が沸いていて、手水石は元のお寺・即成院の多聞院より移したものと伝わります。
伏見は古くより数々の名水が沸き、その恩恵にあずかった多くの酒蔵が銘酒を造り続けていて、春には10か所の名水をめぐるスタンプラリーも開催されています。

ご本尊の弁天様は音楽・財福・知恵などをもたらす神として信仰され ご本尊として祀るのは、京都ではこのお寺だけです
古くから「島の弁天さん」と呼ばれ、かつて周辺で栄えた遊郭の遊女たちに大変信仰されていました。
八臂のお姿で普段は宇賀神と共に厨子に納められ、お正月に公開されています。

また毎年7月に行われる弁天祭洛南三大奇祭(ほかに縣神社の縣祭りと藤森神社の駆馬神事)と呼ばれ、かつては神輿や篝船(かがりぶね)などの出る盛大なものでしたが 、川の流れの変化などによってこれらの行事は途絶え、現在は長健寺周辺を山伏の方々が練り歩いたのちに醍醐派修験道の柴燈大護摩供(さいとうだいごまく)にて、開運祈願の御祈祷が行われています。
柴燈大護摩供(さいとうだいごまく)は2月の節分祭にも行われています。

元三大師のおみくじと古銭型、宝貝お守り

ちょっと変わったお守りとおみくじでも知られています。江戸時代より伝えられる古銭型のお守り宝貝守りと呼ばれるもので開運=貝運としてこのお守りを常に身に着けていれば、さまざまな幸福運に恵まれるとされます。
おみくじはルーツを作ったとされる元三大師の言葉を現代流に和歌にした珍しいものです。
近くには十石船の乗船場があって、春には水辺から桜越しに酒蔵の並ぶ 風流な景色が楽しめ、秋には紅葉の美しい穴場スポットになっています。

京都駅からアクセス

・市バス81系統(竹田駅東口 中書島・横大路車庫行き)で「中書島」下車して徒歩5分ほど

・近鉄京都線「桃山御陵前駅」下車して徒歩15分ほど

拝観時間

境内時自由
社務所9:00~16:00

長建寺周辺地図

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