大仏殿入場口をそのまま直進し、トイレ前を通過すると小高い場所に戒壇堂が見えます。
東大寺戒壇堂仏像 怒りを抑えた四天王像
日本で最も有名な四天王仏像と言って過言ではないでしょう。
修学旅行生や観光客で賑わう大仏殿もそれはそれで素晴らしいですが、 戒壇堂付近まで足を運べば静寂に包まれ既に別世界。
ついさっきまでの喧噪は何処へやら。
更に中に一歩足を踏み込めば、厳粛で厳かな空気が漂う。 憂い、怒り、厳しさ、寛容、全ての表情を持つ 広目天が最も人気があるようですが、
お堂、中心に位置する多宝塔を含めた四天王まで全てが素晴らしい。
私達、凡人が日常を離れられる空間を感じる。
東大寺戒壇堂JR奈良駅、近鉄奈良駅からアクセス
:鉄道&バス
JR大和路線・私鉄近鉄奈良線、それぞれどちらの「奈良駅」からでも 市内循環バス(外回り)「大仏殿春日大社前」下車徒歩5分
又は、市内循環バス(外回り)「氷室神社・国立博物館」バス停下車、徒歩約5分
:駅から徒歩で
JR奈良駅から30分、私鉄近鉄奈良駅からは20分程度(少し登りです)
拝観時間
開門7:30~(4月~10月)8:00(11月~3月) 閉門16:30~17:30
季節により変動
簡易歴史解説
聖武天皇が東大寺の建立とともに、正式な僧(受戒)制度を確立する為に作られた。
当時、日本には正式な受戒僧もおらず、唐より鑑真を招聘したのは有名。戒壇とは受戒の儀式を行う場所。
鑑真は聖武天皇を始めとして440人余りに戒を授けたと伝わる。
現在の戒壇堂は江戸時代の再建。
東大寺戒壇堂のおみやげ
入り口で四天王の写真や絵葉書、クリアファイルなど購入出来ます。