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渡月橋・中之島 保津川と桂川を渡る月

渡月橋は平安時代に法輪寺を中興した道昌によって架けられた橋で、法輪寺の門前橋だったことから「法輪寺橋」と呼ばれていました。
後に亀山天皇が満月の夜に舟遊びをされた際に、月が橋を渡っているように見えると詠われたことから「渡月橋」と呼ばれるようになったと伝わります。

渡月橋・中之島のみどころ

渡月橋・中之島付近は京都を代表する観光スポットです。
大堰川(おおいがわ)に架かるこの橋を境に上流を保津川・下流を桂川と言います。
橋はかつてはもう少し上流にありましたが、現在の橋は江戸時代に角倉了以(すみのくらりょうい)によって架けられたものです。

春には桜・夏は青々とした緑・秋には真っ赤に萌える紅葉・冬には雪化粧と 嵐山・亀山(小倉山)を借景に一年を通して様々に美しい表情を見せます。
橋のたもとには人力車がずらりと並び、川辺ではボート遊びを楽しむ人達の姿があり この橋を渡ると、あ~嵐山にきたな~という感じになります。

中之島には円山公園の姉妹桜になる枝垂桜があり、開花時期にはライトアップもされています。
昼間は観光客でにぎわう通りも日が暮れてあたりに灯がともる頃になると、 対岸の土産物屋や食事処が浮かび上がり幻想的な景色が広がります。

橋の南側にある法輪寺には虚空蔵菩薩が祀られ十三参りが行われます。
(この法輪寺からは渡月橋や周辺の山々が一望にできドラマなどでもよく使われます。)
お参りを終えてこの橋を渡るときは虚空蔵菩薩から授かった知恵を なくさないよう、決して振り返ってはいけないといわれます。

山の上には「嵐山モンキーパークいわたやま」もあり時々お猿さんが、貸しボート乗り場付近にまで下りてきています。

渡月橋北側にも貸ボート乗り場あり、美術館・カフェ・料亭などをすぎて川沿いを上って行けば、亀山公園へつながり展望台まで上ってゆけば保津峡を見渡せる見事な景色が広がります(時間が合えばトロッコ列車の走る姿も見られます)。

お勧めは早朝の散歩です。

とにかくいつ訪れても観光客であふれる嵐山ですが、早朝は観光客の姿もまばらで地元の方がウォーキングや釣りなどを楽しまれていて、まったく違った静かな時間が流れています。川のせせらぎ・竹林をわたる風のささやき・朝日に照らされた小倉山などなど。
足早にとおりずぎてしまうのはもったいないスポットです。
またカップルでこの橋を渡ると別れしまうという都市伝説もあるようです。(ちなみに我が家は独身時代も結婚してからも渡たってますよ~)

素晴らしい景色!大悲閣千光寺

渡月橋付近・大堰川の開削は船での物流を劇的に変え、沿岸の人々の暮らしを豊かにしただけでなく、京都の町の人々の暮らしも変えたといわれます。
この工事を行ったのが角倉了以で、そして角倉了以と言えば「大悲閣千光寺」です。
渡月橋からは少し離れてしまいますが、渡月橋を法輪寺側(南側)へ渡って、突き当たった道を右へ行きます。貸ボート乗り場檪谷宗像神社(いちたにむなかたじんじゃ)やモンキーパークへの入り口を通り過ぎ、さらに20分ほどひたすら川沿いの道を行きます(車1台分の道幅です)。
お寺の入り口からさらに階段を上ってゆくと「大悲閣千光寺」はあります。大堰川の掘削工事は難工事で多くの方が亡くなり、その方々を弔うために後嵯峨天皇の祈願所を移転させて角倉了以によって建立されたお寺です。

とにかく見晴らしがよい!
客殿からは保津川はもとより遠く京都市内を見渡せ、桜の季節・緑の季節・紅葉の季節・雪の季節、とにかく一年中素晴らしい景色です。渡月橋からは離れていますが、道幅も狭く駐車場もないため車で行くのは×。なので歩いてゆく人も少なめでかなりの穴場スポットです(近年は外国の方に人気のようです)。保津川を上るように歩いてゆくので、川の流れもだんだんと急になってゆき、そんな川辺の景色も楽しめます。時間が許せばぜひ訪れていただきたいです。

JR京都駅からアクセス

1・嵐電(京福電気鉄道)嵐山駅下車で渡月橋北詰めまで徒歩2分ほど
2・阪急嵐山駅下車で中之島まで徒歩3分ほど
3・市バス28系統「嵐山公園」下車で中之島はすぐ
4・京都駅からJR嵯峨野線「嵯峨嵐山」下車徒歩15分ほど

嵐山方面へのアクセスは「バス」「電車」「バス+嵐電」「地下鉄+嵐電」「地下鉄+阪急」など、複数のアクセス方法がありますので別ページでご紹介しています。詳細は渡月橋を挟んで北は洛西の名所旧跡へアクセス1ページ、南は洛西の名所旧跡へアクセス2ページをごらんくださいませ。

◆渡月橋・中之島周辺地図

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