後醍醐天皇の菩提を弔うために、夢窓国師を開山に足利尊氏が創建したお寺です。 造営には莫大な費用が掛かり、そのために途絶えていた元との貿易を再開し その時に使われたのが天龍寺船です。
JR京都駅からアクセス
1・市バス28系統(大覚寺行き)で「嵐山天龍寺前」下車してすぐ
2・JR京都駅からJR嵯峨野線「嵯峨嵐山」駅下車して徒歩10分ほど
※嵐電(京福電気鉄道)嵐山駅すぐ
拝観時間
8:30~17:30閉門 (10月21日~3月20日17:00閉門)
庭園 高校生以上500円 小・中学生300円 未就学児無料
諸堂参拝(大方丈・書院・多宝殿) 上記に100円プラス
法堂「雲竜図」土日祝のみ(10月28~30日は休)9:00~17:00
(10月21日~3月20日16:00閉門)別に500円
春秋は特別公開あり
みどころ
今でも広大な敷地を持ち世界遺産にも登録される、臨済宗天龍寺派の大本山で
数々の火災や兵火によりかつての10分の1ほどの寺域になっています。
塔頭の松巌寺・慈済院・弘源寺は兵火を逃れているので室町様式・徳川期のものが残っています。
また大方丈に安置される本尊釈迦如来座像は平安後期の作とされていて罹災していないため、 天龍寺の造営よりも古い像になり国の重要文化財に指定されています。
この方丈前に広がる「曹源池庭園」は夢窓国師作庭と伝わり、 国内初の史跡・特別名勝に指定される池泉回遊式庭園です。
嵐山・亀山(小倉山)を借景に、春には桜・秋には紅葉が境内を彩る美しい庭です。
春と秋には塔頭寺院の宝厳院・弘源寺が特別公開され 毘沙門天立像や庭園などを拝観することができます。