京都奈良の仏像、特別公開特別拝観とアクセス方法

京都奈良旅行-公共交通機関と徒歩でアクセス-

京都駅からアクセス 京都洛東

JR京都駅から洛東の名所旧跡へアクセス 3

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こちらでは京都観光で人気の洛東エリアの寺社や観光名所へJR京都駅からのアクセス方法をご紹介します。

洛東/五条~七条~泉涌寺エリア

東山とは北は比叡山から南は伏見の稲荷山まで約12㎞に渡って京都盆地の東側に連なる山々の総称で、多くの山々のあることから「東山三十六峰」とも呼ばれます。(近年では山の名前が特定されて実際三十六の山があるようです)
この山々の麓で、鴨川から東へ広がる洛東エリアは北は銀閣寺から南は東福寺・泉涌寺など人気の観光エリアが目白押しです。

区としては三条通りから北の左京区の一部と南の東山区になり、観光エリアは大まかに、
・銀閣寺から哲学の道沿いの鹿ヶ谷エリア
・永観堂から南禅寺界隈までのエリア
・吉田山からくろ谷さん(金戒光明寺)までの吉田山エリア
・平安神宮周辺の岡崎エリア
・青蓮院から円山公園までのエリア
・円山公園から清水寺までのエリア
・祇園から五条通りまでのエリア
・五条通りから七条通りまでのエリア
・今熊野より南の東福寺や泉涌寺のあるエリアといった感じです。

こちらでは東大路通り西にある祇園から泉涌寺まで
・五条通りから七条通りまでのエリア
・今熊野より南の東福寺や泉涌寺のあるエリアの寺社などへのアクセス方法をご紹介してゆきます。

三条通りより北の鹿ヶ谷・南禅寺界隈・吉田山・岡崎エリアへのアクセスはこちらのページをごらんください。
三条通りより南の青蓮院~円山公園~清水寺・祇園~五条通りまでのエリアへのアクセスはこちらのページをごらんください。

五条通りから七条通りまでのエリア

このエリアで名所といえばなんといっても妙法院の境外仏堂・蓮華王院三十三間堂でしょう。2018年に45年に及ぶ1001体の千手観音菩薩立像の修復が終わり重文指定が昇格になり、ご本尊と風神雷神・二十八部衆を含む堂内全ての仏像が国宝に指定になりました。

東側には後白河院の廟・法住寺陵(ほうじゅうじみささぎ)があり、手前にある法住寺では木像をお祀りし、法要や今様歌合わせが行われています(サザエさんの作者長谷川町子さんの菩提寺としても知られます)。隣にある養源院は淀殿が父浅井長政供養のために創建し、お江の方が伏見城の遺構を移築し再建したもので、自刃した鳥居元忠らの血の残る血天井が有名です。
法住寺殿の鎮守社として建てられた新日吉神宮(いまひえじんぐう)には、猿が神使とされることから阿吽の狛猿やさるのお守りなどがあります。

秀吉ゆかりの遺構や神社も数多くあります。妙法院の庫裏は豊臣秀吉が方広寺大仏殿の千僧供養を行った際、出仕した千人の僧の食事を準備するために建てた物と伝わる国宝です。妙法院から東大路を南へ下っていけば智積院があります。秀吉と対立して全山焼き討ちにあった根来寺(和歌山県)を、徳川の時代にこの地に再興したものです、国宝に指定されている長谷川等伯一門による障壁画は、かつて祥雲寺(秀吉の息子・鶴丸の菩提寺)の客殿を飾ったものでした。智積院東にある阿弥陀ヶ峰の中腹・約500段の階段を上った先に豊国廟があり秀吉が眠っています。

三十三間堂向かいにある京都国立博物館の北には最近は刀剣女子に人気のスポットになっている秀吉を祀る豊国神社、神社すぐ横に方広寺があり、豊臣家滅亡の引き金になったが有名です。(釣鐘の上の方に「君臣豊楽」「国家安康」の銘が白く囲まれています)。また秀吉が造った大仏殿跡(焼失)が公園になっていて、大仏殿の石垣なども残ります。

三十三間堂の南側に残る南大門と築地塀(太閤塀)は秀吉が築いたもので当時は方広寺の南限でした。

京都国立博物館には館内に、便利堂・前田珈琲・ハイアットリージェンシーの直営ショップやカフェ、レストランがあり、京博限定のお土産やカフェメニューなどが楽しめます。

河井寛次郎記念館(陶工)

1・市バス206系統(三十三間堂・清水寺・祇園・北大路バスターミナル行き)で「馬町」下車して徒歩2分ほど

方広寺/豊国神社/大仏殿跡公園

1・市バス100系統(清水寺・銀閣寺行き)
・市バス106系統(清水寺・祇園行き)
・市バス110系統(祇園・平安神宮行き)
・市バス206系統(三十三間堂・清水寺・祇園・北大路バスターミナル行き)いずれかで「博物館三十三間堂前」下車して徒歩5分ほど
2・市バス208系統(泉涌寺・東福寺ゆき)で「博物館三十三間堂前」下車して徒歩5分ほど

方広寺・豊国神社・大仏殿跡公園の3か所は隣接しています

蓮華王院三十三間堂/京都国立博物館

1・市バス100系統(清水寺・銀閣寺行き)
・市バス106系統(清水寺・祇園行き)
・市バス110系統(祇園・平安神宮行き)
・市バス206系統(三十三間堂・清水寺・祇園・北大路バスターミナル行き)いずれかで「博物館三十三間堂前」下車してすぐ
2・市バス208系統(泉涌寺・東福寺ゆき)で「博物館三十三間堂前」下車してすぐ

三十三間堂と京都国立博物館は七条通りを挟んで向かいにあります

養源院(血天井)/法住寺/南大門

1・市バス100系統(清水寺・銀閣寺行き)
・市バス106系統(清水寺・祇園行き)
・市バス110系統(祇園・平安神宮行き)
・市バス206系統(三十三間堂・清水寺・祇園・北大路バスターミナル行き)いずれかで「博物館三十三間堂前」下車して徒歩3分ほど
2・市バス208系統(泉涌寺・東福寺ゆき)で「博物館三十三間堂前」下車して徒歩徒歩3分ほど

三十三間堂の東側の通りを塀沿いに南へ向かって歩いてゆけば、すぐに養源院(入り口に血天井の看板があります)とその隣に法住寺があります。さらに南へ行けば南大門があります

妙法院

1・市バス100系統(清水寺・銀閣寺行き)
・市バス106系統(清水寺・祇園行き)
・市バス110系統(祇園・平安神宮行き)
・市バス206系統(三十三間堂・清水寺・祇園・北大路バスターミナル行き)いずれかで「東山七条/ひがしやまななじょう」下車して徒歩2分ほど

「バス停からは道を挟んで向かいにあるのですが、通りを渡るために南側の横断歩道まで戻らなくてはいけません。
三十三間堂から妙法院へは徒歩5分ほどです

新日吉神宮(いまひえじんぐう)

1・市バス100系統(清水寺・銀閣寺行き)
・市バス106系統(清水寺・祇園行き)
・市バス110系統(祇園・平安神宮行き)
・市バス206系統(三十三間堂・清水寺・祇園・北大路バスターミナル行き)いずれかで「東山七条/ひがしやまななじょう」下車して5分ほど
2・市バス208系統(博物館 三十三間堂 泉涌寺・東福寺行き)で「東山七条」下車して徒歩5分ほど

同じ「東山七条」ですが東山七条交差点で北と南へ向かう別路線になるためバス停は異なります。1は博物館東側、2は智積院会館前になります。

豊国廟

1・市バス100系統(清水寺・銀閣寺行き)
・市バス106系統(清水寺・祇園行き)
・市バス110系統(祇園・平安神宮行き)
・市バス206系統(三十三間堂・清水寺・祇園・北大路バスターミナル行き)いずれかで「東山七条/ひがしやまななじょう」下車して豊国廟登り口案内所まで徒歩12分ほど
2・市バス208系統(博物館 三十三間堂 泉涌寺・東福寺行き)で「東山七条」下車して豊国廟登り口案内所まで徒歩10分ほど

同じ「東山七条」ですが東山七条交差点で北と南へ向かう別路線になるためバス停は異なります。1は博物館東側、2は智積院会館前になります。

豊国廟登り口案内所から阿弥陀ヶ峰山上の廟までは約500段の階段を上ることになります。

智積院

1・市バス208系統(博物館 三十三間堂 泉涌寺・東福寺行き)で「東山七条」下車して徒歩すぐ
2・市バス100系統(清水寺・銀閣寺行き)
・市バス106系統(清水寺・祇園行き)
・市バス110系統(祇園・平安神宮行き)
・市バス206系統(三十三間堂 清水寺 祇園・北大路バスターミナル行き)で「東山七条/ひがしやまななじょう」下車して徒歩5分ほど

同じ「東山七条」ですが東山七条交差点で北と南へ向かう別路線になるためバス停は異なります。南へ向かう208系統のほうが智積院拝観受付の近くに停まります

五条~七条通りのエリア地図

今熊野交差点より南の東福寺や泉涌寺のあるエリア

智積院から南へ徒歩10分ほどで新熊野神社(いまくまのじんじゃ)があります。紀州の熊野神社へ生涯で34回も参詣されたといわれる後白河法皇が創建された神社で京の三熊野(他に熊野神社・熊野若王子神社)の一つです。お手植えと伝わる樹齢800年を超える大楠がそびえ、境内では数分で熊野三山御利益巡りができる、京の熊野古道が整備されていて色鮮やかな彫刻などが点在しています。

さらに南へ行き泉涌寺道交差点から東へ続く坂道を上っていけば、阿弥陀如来と25菩薩が極楽浄土へ誘う即成院、運慶・湛慶親子合作と伝わり丈六(光背を入れると10mほど)の身代わり釈迦像が安置される戒光寺などさらに進めばこれらの寺院を塔頭をする泉涌寺に至ります。天皇家とのつながりから御寺とも呼ばれ、美人祈願で知られる楊貴妃観音も安置されます。
さらに南方向へは東福寺・伏見稲荷大社など観光に人気のスポットもさほど遠くはありません。

新熊野神社(いまくまのじんじゃ)

1・市バス208系統(泉涌寺・東福寺行き)で「今熊野・いまぐまの」下車して徒歩2分ほど
2・JR京都駅からJR奈良線で「東福寺駅」下車して徒歩8分ほど

瀧尾神社

1・JR京都駅からJR奈良線で「東福寺駅」下車して徒歩2分ほど
2・市バス208系統(泉涌寺・東福寺行き)で「泉涌寺道・せんにゅうじみち」下車して徒歩5分ほど

泉涌寺と塔頭寺院

(塔頭即成院戒光寺法音院新善光寺悲田院今熊野観音寺来迎院雲龍院)

1・JR京都駅からJR奈良線で「東福寺駅」下車して徒歩20分ほど
2・市バス208系統(泉涌寺・東福寺行き)で「泉涌寺道」下車して徒歩10分ほど
3・市バス南5系統(稲荷大社・竹田駅東口行き)で「東福寺道」下車して徒歩20分ほど

泉涌寺へは電車・バスいずれの公共交通機関を使っても10分~20分ほど歩きます。東大路通りから泉涌寺道(坂道です)を南東方向へ上りきった先にありますが、その途中には見ごたえのある塔頭が左右にいくつもあります(非公開寺院もあります)。

泉涌寺道を上ってゆくとほどなく泉涌寺の総門が見えてきて、門のすぐ近くにあるのが即成院(そくじょういん)です。阿弥陀如来と二十五菩薩が極楽浄土を表す様は仏像のオーケストラと呼ばれます。また源平合戦で弓を射た那須与一のお墓(大きな石塔)があることでも知られます。

さらに進んでゆくと右手に法音院が見えてきます。ご本尊・不空羂索観音像は写仏を体験すると本堂内陣から拝観させていただけます。
少し進むと左手に「釈迦如来」と書かれた看板が入口にある戒光寺(かいこうじ)があります。東宮時代の後水尾天皇の身代わりになられたと伝わる、丈六のお釈迦様(光背・台座を含めると約10mのとにかく大きな立像です)が、決して大きいとは言えないお堂いっぱいに安置されています。禁裏御陵衛士のお墓もあります。
少し行くと右手に悲田院への入口の看板が見えてきます(悲田院へは今熊観音寺の先からもアクセスできます)。印相が逆の逆手の阿弥陀立像や快慶作と伝わる宝冠阿弥陀如来座像、土佐派や橋本関雪の襖絵などを所蔵しています。また境内からは京都市内を一望にできます。
さらに進むと左手に新善光寺がありご本尊は長野の善光寺を模して造られたと伝わる阿弥陀如来像です。書院前には見事な紅枝垂桜があり、花の頃にはお庭を見せていただけるようです。

次にあるのが今熊野観音寺で、赤い鳥居橋を渡った先に境内があります。境内には西国三十三観音霊場の全てのご本尊が石仏として祀られる今熊野西国霊場があり、毎年9月21日~23日には大講堂で四国八十八カ所お砂踏法要が行われます。
北隣にあるのが来迎院です。大石内蔵助ゆかりの茶室があることで知られ、仇討ちの密議が行われたとも伝わります。(菓子付き400円でお抹茶もいただけます)。日本初の三方荒神像や内蔵助の稔侍仏の将軍地蔵尊・運慶作と伝わる阿弥陀如来立像など所有していますが公開はされていません。
向かいにある善能寺は日本で初めて荼枳尼天(だきにてん)を祀ったといわれ、本堂は航空機事故の慰霊のため遺族によって建立され、重森三玲作庭の石庭「遊仙苑」が無料で公開されています。(こちらからは大門を通らず北の受付口から泉涌寺の仏堂付近へアクセスできます)

そしていよいよ大門から御寺泉涌寺へ。境内に至る幅の広い下り坂の左側に楊貴妃観音堂と宝物館があります。楊貴妃観音は美人祈願・良縁・縁結びのご利益があると人気です。皇室の菩提寺であることから御陵やお位牌などをお守りし(非公開)、また火災で焼失した際のお堂の再建には京都御所から建物が移されています。
大門をくぐらず駐車場をさらに進むと雲龍院があります。5つある書院には、障子の4つの窓から庭園の「椿・灯籠・紅葉・松」がそれぞれ見える蓮華の間、丸い悟りのある窓のある悟りの間などがあり、どの書院でも庭園を眺めながらお抹茶をいただけます。また大石内蔵助筆の「龍淵」の扁額もあります。

以上は坂を上って行きながらの順番での塔頭寺院のご案内です。
毎年成人の日にこの塔頭寺院を参拝する「泉山七福神巡り」が行われています。
総門脇の即成院から始め、1番福禄寿(即成院)→2番弁財天(戒光寺)→番外愛染明王(新善光寺)→3番恵比寿神(今熊野観音寺)→4番布袋尊(来迎院)→5番大黒天(雲龍院)→番外楊貴妃観音(泉涌寺)→6番毘沙門天(悲田院)→7番寿老人(法音院)です。この順番で巡ると総門から時計回りにぐるりと一周できます。この日泉涌寺は無料で境内が解放され、あずき粥・甘酒・昆布茶が振る舞われているお寺もあります(数量限定)。
秋には勤労感謝の日の頃の1週間ほどに「泉山七仙花めぐり」が同じお寺で開催されます。こちらはスタンプラリーで、全部のスタンプを集めると記念品がいただけます。

泉涌寺の境内の西側には東福寺の境内が広がります。両方のお寺をバス通りへもどらず行き来できる短縮ルートを下記に掲載していますのでご参照ください。

東福寺と塔頭寺院/臥雲橋

(塔頭/万寿寺・萬寿寺/御朱印のみ・退耕庵/予約拝観か特別拝観のみ・霊源院勝林寺/8名以上の予約拝観か新春と秋の特別拝観のみ・同聚院霊雲院一華院(いっかいん)/15人以上の予約拝観・天徳院/桔梗 春と秋公開・芬陀院/雪舟寺光明院・正覚庵(筆の寺)など)

1・JR京都駅からJR奈良線で「東福寺駅」下車して徒歩15分ほど
2・市バス208系統(泉涌寺・東福寺行き)で「東福寺」下車して徒歩15分ほど
3・市バス南5系統(稲荷大社・竹田駅東口行き)で「東福寺道」下車して徒歩15分ほど

東福寺へは電車・バスいずれの公共交通機関を使っても10分~15分ほど歩きますが、その途中には見ごたえのある塔頭や観光客に人気の撮影スポットが点在します。
毘沙門堂・勝林寺に祀られる等身大の毘沙門天像は、東福寺の仏殿の天井裏に密かに安置されていた仏さまですが、現在は東福寺全体を守護する為に鬼門にあたる勝林寺に安置されています。財運・勝運・厄除けに御利益があるとされ、正月と春・秋の期間限定で公開されています。
同聚院は藤原道長が五大明王を安置するために法性寺境内に建立した五大堂の遺蹟と伝わります。座高265㎝・日本で一番大きな木造の不動明王座像が祀られ、十万不動と呼ばれています。今はお不動さまのみ残りますが、この大きさの五大明王が祀られていたのかと思うとゾクゾクします。
霊雲院は幕末に西郷隆盛が密議を行ったお寺で、遺愛石を置いた九山八海の庭(くせんはっかい・仏教の世界観を表した庭)と、臥雲の庭の2つの枯山水の庭は重森美玲(しげもりみれい・モダンな作庭で知られます)作です。
臥雲橋は東福寺三名橋の一つで、紅葉に浮かぶ通天橋が良く見える絶景スポットで、地元の方の生活道路でもあることから、止まって撮影することが禁止されるほどにぎわいます。
芬陀院(ふんだいん)は雪舟作と伝わる枯山水の「鶴亀の庭」があることから雪舟寺とも呼ばれ、苔の美しいお寺としても知られます。
ほかにも特別拝観などで公開される塔頭寺院が多くあります。え

東福寺境内の東には泉涌寺の境内が広がります。両方のお寺をバス通りへもどらず行き来できる短縮ルートを下記に掲載していますのでご参照ください。

東福寺南側の六波羅門から京阪電車「鳥羽街道駅」へは徒歩7~8分ほどです。
京阪電車で淀屋橋・中之島方面行きにのれば次の駅が伏見稲荷駅で、千本鳥居の伏見稲荷大社へは徒歩5分ほどです。さらに伏見桃山駅からは寺田屋伏見の酒蔵などへ。中書島で宇治線に乗り換えれば終点の宇治駅から平等院鳳凰堂へ行くことができます。
出町柳方面行きにのれば、清水寺・八坂神社など東山の観光地や、下鴨神社・比叡山・大原・貴船・鞍馬方面へも行けます。

泉涌寺と東福寺の周辺の地図

泉涌寺~東福寺への近道ルート

泉涌寺の境内の西側には東福寺の境内が広がります。泉涌寺道を戻って東福寺駅方面まで行き、東福寺へと歩くとぐるっと回ってかなり歩くことになります。
実はこのお寺どうし、住宅街をぬけると歩いて10分ほどで行き来ができます。途中ちょっと分かりづらいですが、わざわざ大通りへ戻っていったり来たりしなくてよいので、両方を参拝される方は時間短縮になると思います。

東福寺からは上りになるので泉涌寺側から下るのがおススメです。
1・悲田院の門手前で門へ続く道と左に行く道が分かれています。この左の道を行くと日吉ヶ丘高校学校の敷地周辺の坂道や階段を下り裏門へいたり、さらに住宅街を道なりに下っていけば東福寺の北側へ出ます。

2・雲龍院からさらに南へ進んでゆくと、伏見稲荷大社まで京都一周トレイルの道がつながっているので、南に進んで陵墓を抜け小道を行くと日吉ヶ丘高校の裏門まえから続く道へとでますので道なりに下っていきます。

分かりづらい場合は泉涌寺大門などで受付の方に聞くと教えていただけると思いますが、途中わかりやすい案内板などはあまりありません(何度か歩いていますが、数年前の時点では小さな案内板しかありませんでした)。

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