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京都行事

お盆にご先祖様をお迎えしお送りする

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各寺院ではお盆に迎え火を焚いたり迎え鐘をついて冥府からご先祖様をお迎えします。
お盆の時期に合わせてこの時期ならではの寺宝を公開をされるところもあり、
沢山の提灯や灯籠に灯がともされる万灯会も多くの寺院で行われます。
また地蔵盆に合わせた行事や六斎念仏、松上げなどの火祭も行われます。

各寺院の開催日

各寺院によって開催日や行事内容は様々ですので下記をご参考に、ご自分に合ったお盆をご先祖様とお過ごしくださいませ。

       
寺田屋浜 8月4日 伏見万灯流し 祝詞と共に灯のともされた灯籠が寺田屋浜から流されます
醍醐寺 8月5日 醍醐寺
万灯会
18:00~20:30

上醍醐では「夜まいり」が行われ、下醍醐では日没から1000を超える置き灯籠や提灯が灯され、「精霊供養法要」や「お施餓鬼(せがき)供養」が行なわれます。

また当日は国宝の金堂や五重塔などがライトアップされます。

六道珍皇寺 8月7日
~10日
六道参り
6:00~22:00頃

お寺の付近が冥土への入口「六道の辻」といわれたことから生まれた精霊迎えの行事です。

水塔婆を納め、先祖の霊を迎えるため冥土にも届くといわれる梵鐘の「迎え鐘」をつく大勢の参詣者で賑わいます。

千本ゑんま堂 8月7日
~16日
お精霊迎え
・送り
8:00~21:00
千本六斎念仏
14日19:00~
お精霊送り
16日
水塔婆を流して迎え鐘をついて、その音にのってかえってこられる
「おしょらいさん」をお迎えします。
千本釈迦堂 8月8日
~12日
精霊迎えと
六道参り
7:00~20:00

先祖の霊が冥府から戻る際に、六つの道に迷わないようにお迎えし、16日に送ります。

本尊釈迦如来坐像のご開帳があります。

六波羅蜜寺 8月8日
~10日
六波羅蜜寺
万灯会

大万灯点灯法要では、灯明を人形文字“大”のかたちに置いて点火して、先祖の精霊をお迎えします

地下にある鐘をついて精霊をお迎えします

壬生寺 8月9日
~16日
盂蘭盆
万灯供養会
日没から21:00
六斎念仏
9日と16日の
20:00~
本堂前に約1000個の灯籠が点火され、先祖の供養が行われます
三千院 8月12日 18:00~21:00 約一万本の灯明が灯されご先祖様の供養が行われます
献灯料・一灯1000円
京都霊山
護国神社
8月13日
~16日
みたま祭
夕刻~20:30
戦争で亡くなられた英霊を社頭に「ちょうちん」を灯してお慰めします
西陣冨田屋 8月13日
~16日
西陣町屋の
盂蘭盆会
 
大谷祖廟 8月14日
~16日
東大谷万灯会
18:00~21:00

親鸞聖人の墓所で、東本願寺の飛地境内地である大谷祖廟と隣接する東大谷墓地全域で毎年3日間開催されています

敷地内には約1万個の提灯が吊るされます

車折神社 8月14日
~16日
車折神社
万灯祭
9:00~21:00
全国から奉納された三面からなる紙灯篭に火を灯し奉納された方々の願い事成就を祈念する神事です。
自由に無料で見学できます
奉納料・一面500円
花脊八桝町
(はなせやます
ちよう)
8月15日 花脊松上げ
20:50~
火祭
松ヶ崎
涌泉寺
8月15日
~16日
題目踊り
さし踊り
15日20:00~と16日の21:00~
日本最古の盆踊りといわれる題目踊りが行われ続いてさし踊りが行われます。
広沢の池 8月16日 灯籠流し
19:00~

近くの遍照寺による灯籠流しが行われます

五山の送り火「鳥居形」と池に浮かぶ灯籠を一緒に見ることができます。

渡月橋付近 8月16日 嵐山灯籠流し
19:00~

中之島付近で灯籠流しが行われます。

五山の送り火「鳥居形」と池に浮かぶ灯籠を一緒に見ることができます。

矢田寺 8月16日 送り鐘
8:00~20:00
六道珍皇寺で「迎え鐘」をつき精霊をお迎えし
矢田寺の「送り鐘」をつき五山の送り火でお送りします
金閣寺 8月16日 送り火
不動堂開扉法要
9:00~10:45
12:00~16:30
弘法大師作と伝えられるお不動様が祀られる、鹿苑寺不動堂が「大文字送り火」の日に開扉されます。
本山相国寺からの出仕によって大般若経の祈祷が行われます。
西方寺 8月16日 西方寺六斎念仏
21:00~
五山の送り火・船形送り火終了後
上御霊神社 8月18日 小山郷六斎念仏
20:30~
 
大覚寺 8月20日 宵弘法
(万灯会)
17:00~20:30

大覚寺大沢の池に、護摩壇が設けられ
護摩祈願と共に精霊をお送りする「嵯峨の送り火」や灯籠流し、万灯会、などでお盆を締めくくります

灯籠流しや万灯会の献灯料などは大覚寺公式サイトをご覧ください

六地蔵巡り 8月22日
~23日
 

かつての京への出入り口(旧街道)6か所に、後白河法皇の命により平清盛が、都への病魔や魔物が侵入しないようにとお堂を建て、小野篁が1本の木から彫りだしたと伝わる6体のお地蔵様を安置したのがはじまりと伝わる六地蔵。

この六体を地蔵盆に合わせて2日間で巡拝する800年続く伝統行事です。「お幡/おはた」と呼ばれる色違いの札を各所で授かります。

伏見六地蔵(大善寺)
鳥羽地蔵(浄禅寺)
桂地蔵(地蔵寺)
常盤地蔵(源光時)
鞍馬口地蔵(上善寺)
山科地蔵(徳林庵)

上善寺 8月22日 小山郷六斎念仏
20:00~
京都六地蔵巡りの寺の一つ(鞍馬口地蔵)
浄禅寺 8月22日 上鳥羽六斎念仏
20:00~
六地蔵巡りと合わせて行われる(鳥羽地蔵)
化野(あだしの)念仏寺 8月23日
~24日
千灯供養
17:30(受付開始)
~20:30(受付終了)

行事協力維持料1人1000円

天候により中止の場合あり

嵯峨 薬師寺 8月24日 生六道地蔵菩薩のおまつり
10:00~15:00
無料
小野篁作と伝わる地蔵菩薩半跏像(生六道地蔵菩薩)、弘法大師空海作と伝わる薬師如来像、恵心僧都作と伝わる阿弥陀三尊像などの寺宝が一年に一度公開されます。
法要後、一年間に回向した経木を焚いてお精霊さんの送り火とします。
雲ケ畑 8月24日 雲ケ畑松上げ
20:00~
雨天順延あり
山上に文字型を組んで松明に点火します。
広河原 8月24日 広河原松上げ
20:30~
小雨決行
火祭です
吉祥院天満宮 8月25日 吉祥院六斎念仏
20:00~
 
梅宮大社 8月26日 梅津六斎念仏
19:00~
 

街道沿いが優しい光で灯される

8月14日~16日 18:00~20:00
一年坂、二年坂、三年坂で「夕涼みと灯りの道」が開催されます。
約120基の行灯が東山の坂道を照らします。

8月23日~25日愛宕古街道道灯し
23日18:30~21:00
24日~25日19:00~21:00
愛宕神社一の鳥居から祇王寺までの1.5㎞の街道筋に、お地蔵様に見立てたジャンボ提灯や家々の軒先に子供が描いた提灯などが灯され、化野(あだしの)念仏寺の千灯供養を中心に開催されます。

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