◆二尊院JR京都駅からアクセス
JR京都駅からJR嵯峨野線「嵯峨嵐山駅」下車徒歩15分ほど
また嵐電(京福電気鉄道)嵐山駅から徒歩15分ほど
◆二尊院拝観時間
9:00~16:30 中学生以上500円
11月の紅葉の時期には8:30~になるので要確認
◆二尊院簡易歴史解説
嵯峨天皇の勅願により慈覚大師円仁が建立したと伝わります。
荒廃していたものを法然の高弟だった湛空によって再興されています。
◆二尊院仏像、みどころ
本堂内陣には人が生まれてから人生の旅路に発つとき送り出してくれる「発遣の釈迦如来」
極楽浄土に迎え入れてくれる「来迎の阿弥陀如来」
この二体の如来(国の重要文化財)が安置されることから二尊院と呼ばれています。
伏見城から移築された総門まで続く参道は「紅葉の馬場」と呼ばれ紅葉の時期にはたくさんの観光客が訪れます。
境内には土御門天皇・御嵯峨天皇・亀山天皇の分骨を安置する三帝陵のほか、 複数公家の墓所や坂東妻三郎の墓などもあり 百人一首ゆかりの藤原定家の営んだ時雨亭跡と伝わる場所も残ります。
境内にはこれらを巡ることができる道が整備されているので、のんびりと散策を楽むこともできます。
空海が中国から持ち帰った小豆を小倉山で栽培し そのあんを御所に献上したことから 小倉あんと呼ばれるようになったと言われていて 境内には「小倉餡発祥之地」の石碑が残ります。
28年9月まで本堂の改修工事が行われていて庭園のみの公開になっています。