京都奈良の仏像、特別公開特別拝観とアクセス方法

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京都行事

2019京都でお花見

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今年の冬は各地で暖かかったところが多く梅も桜も開花が早そうですね。
桜の名所は沢山あってどこもかしこも人だらけになる京都の春ですが、やっぱり京都でお花見を楽しみたい!そんな方のためにお花見スポットをご紹介します。

桜祭りとライトアップ

桜の盛りに合わせて桜祭りやライトアップが行われるところもあり多くありますので、下記の表でご紹介します。
なお、期間は桜の開花状況によって変動になることもありますのでご注意くださいませ。

2020年の開催情報はこちらから。

桜祭りなど

開催場所 期間 祭り名など
石清水八幡宮 3月21日
~4月30日
男山桜まつり
男山全体で約2000本の桜があって、期間中には芸能奉納や島原太夫道中などさまざまな行事が行われます。詳しくは石清水八幡宮公式サイトをご覧ください
背割堤さくらまつり 3月30日
~4月7日
9:00~17:00
石清水八幡宮の北側にある背割堤沿い約1.4㎞に約250本のソメイヨシノが植えられ、開花するとみごとな桜のトンネルになり、例年50万人もの観光客が訪れます(詳細は公式サイトをご覧ください)。
妙心寺退蔵院 2019年は3月30日~4月14日 観桜会(春のお食事付き特別拝観・要予約)
紅しだれ桜を鑑賞しながら、阿じろ特製の精進料理をいただける贅沢なプランです。
ご予約はこちらから。夜間の部ではライトアップもあります。
西陣くらしの美術館冨田屋 3月末
~4月中旬(期間は要問合せ)
花見の会
17:30~
11000円(平野神社までのタクシー代込み)
冨田屋で町屋見学のあと、オリジナルの花見弁当を持って夜桜見学へ(平野神社境内の露店内「花見席」にて)。
(ご予約、お問い合わせは冨田屋公式サイトから)
大石神社 4月第1日曜日 さくら祭
境内にあるしだれ桜は大石桜と呼ばれる御神木でライトアップも行われます。
武者小路家による野点などが行われます。
熊野若王子神社 4月1日 桜花祭
10:00~16:00
哲学の道南側の入口付近にある神社です。哲学の道は有名な桜の名所ですが、神社の裏山に「桜花苑」があってこちらは隠れたお花見スポットです。境内ではお弁当の販売もあります。
平安神宮 4月1日~15日 観桜茶会
8:30~16:00
神苑内の茶室 澄心亭(ちょうしんてい)でお茶席が設けられます。神苑入園600円+お茶券800円(お抹茶とお菓子つき)
平安神宮 2019年は4月4・5・6・7日 紅しだれコンサート
18:15~21:00
各日の出演アーティストや前売りチケットなどの詳細はこちらをご覧ください。
宇治川上流 4月第1土・日曜日
(2019年は6・7日)
宇治川さくらまつり(中の島付近)
10:00~16:00
桜の開花期間中はライトアップも行われます。
中の島の周辺や宇治川両岸にはおよそ2000本の桜が咲き、野点茶席をはじめ、宇治の名産品が販売される春の市、伏見の銘酒試飲、花見舟、鵜飼ショーなどなど毎年様々なイベントが沢山行われます。また同時に「炭山陶器まつり」も開催され大変にぎわいます。
(今年の詳細はまだわかりませんので、宇治市観光協会公式サイトより去年の様子をご参考にしてください)
梅小路公園など 2019年は4月6・7日 京都さくらよさこい
6日11:00~19:00
7日11:00~20:00
関西最大規模のよさこい祭りです。岡崎会場(神宮道スペシャルステージ/ロームシアター京都ステージ)・二条城会場・三条名店街商店街会場・ゼスト御池会場・京都駅ビル内 室町小路広場会場・梅小路公園会場で開催されます(京都よさこい公式サイト)。
山科毘沙門堂 4月7日 観桜会・花祭り
10:00~15:00
古くより桜の名所として知られ、藤原定家も花見に訪れたと伝わります。樹齢150年の「毘沙門しだれ」をはじめ、参道・境内にはソメイヨシノなども咲きます。
近くにある山科疏水では疏水船からのお花見も楽しめます(一番下の表をご参照ください)
平野神社 4月10日 桜花祭
10:00~
お神輿や時代行列が巡行します。(巡行ルートは平野神社公式サイトをご覧ください)
早咲きの魁桜(さきがけさくら)で知られ、こちらの桜が咲くと京都のお花見が始まるといわれています。境内には60種約400本の桜が咲き、希少な品種も多くあります。ライトアップも行われますので下記の表もご参照ください。
醍醐寺 4月1日
~21日
桜会
境内には霊宝館前のしだれ桜をはじめ、三宝院には醍醐の花見当時のクローン桜など様々な桜が咲き競います。また複数の茶屋・売店があります(お寺名をクリックで詳細をご紹介しています)。
醍醐寺 4月第二日曜日
(2019年は14日)
豊太閤花見行列
豊臣秀吉が催した醍醐の花見の様子を再現した行列が行われ、境内は大変なにぎわいを見せます。
地主神社 4月第二日曜日
(2019年は14日)
えんむすび祈願さくら祭り
10:00~
白川女による桜の花の献花や謡曲の奉納などが行われます。
一本の木に一重と八重の桜が同時に咲く珍しい「地主桜」があり、嵯峨天皇があまりの美しさに三度御車をお返しになったといわれ、「御車返しの桜」との別名を持ちます。
音羽山一帯に約1000本の桜があることから隣の清水寺も境内が桜色に染まり、夜間にはライトアップも行われます。(詳細は下記の表をご覧ください)
常照寺 4月第二日曜日
(2019年は14日)
吉野太夫追善花供養
9:00~15;00
参加には前売り券5000円か当日券5500円が必要です。
鷹峯交差点付近では太夫道中が沿道で見られます(10:20~11:00頃)
吉野太夫ゆかりのお寺で、参道や境内にはソメイヨシノやしだれ桜が美しく咲きます(詳細はこちらから)
六孫王神社 4月14日 祟神会さくら祭
境内の神龍池にかかる太鼓橋は「恋のかけ橋」と呼ばれる縁結びスポットとしてしられます。しだれ桜やソメイヨシノの他、黄緑や黄色の桜も咲く隠れたお花見スポットです。
千本ゑんま堂 4月第3土曜日
(2019年は20日)
普賢象桜の夕べ
18:00~
お茶席随時・前売りチケット1500円(千本ゑんま堂寺務所 075-462-3332)・特別御朱印授与あり
梅宮大社 4月第3日曜日
(2019年は21日)
桜祭(雅楽祭)
11:00~
雅楽奉納 11:45~
お神酒の無料接待あり
比叡山延暦寺 2019年は4月27日~5月6日 比叡のさくら/西塔地域(奥比叡ドライブウェイ)
10:00~16:00
期間中毎日抽選で30名にオリジナルグッズプレゼント。また抽選でお抹茶の無料接待あり

ライトアップ

ライトアップは桜の花の盛りに合わせて行われることが多く、開催期間は予定となっているところが多いです。今年は梅の花も例年より早めの開花になっているようですので、桜も早めになることが予想されます。開花状況によって早まったりすることもありますので、主催者にご確認の上お出かけくださいませ。

開催場所 期間 詳細など
東寺 3月16日
~4月14日
夜桜ライトアップ
18:30~21:30(21:00受付終了)
高校生以上500円 中学生以下300円
3月20~4月25日までは春期特別公開が行われています。
嵐山中ノ島公園 3月中旬
~4月上旬
しだれ桜ライトアップ
日没~22:00
(京都嵐山保勝会 075-861-0012)
二条城 3月21日
~4月14日
二条城ライトアップ
18:00~21:30(21:00受付終了)昼夜入れ替え制
大人600円 中高生350円 小学生200円(和装の方は夜間拝観料無料)
境内には50種約300本の桜が咲きます。
平野神社 3月25日
~4月20日予定
夜桜ライトアップ
日没~21:00(予定)
露店や花見茶屋などが出店されます。
花見茶屋は予約のみで、各店舗へ直接予約をすることになりますのでお問い合わせ先はこちらからご確認ください。
京都府立植物園 3月27日
~4月7日
日没~21:00(入園は20:00まで)
一般200円・高校生150円・中学生以下無料
清水寺 3月29日
~4月7日
夜間特別拝観(ライトアップ)
18:00~21:00受付終了
昼間とは違った清水寺をライトアップされた夜桜とともに堪能できます。
祇園白川 3月29日~4月7日 祇園白川桜ライトアップ
18:00~22:00
お茶屋さんが並ぶ白川沿いにしだれ桜などが美しく咲き競います。近年観光客が増えすぎて中止されていたライトアップも2019年は再開されます(詳細は公式サイトでご確認ください)
大石神社 3月下旬 大石桜ライトアップ
桜が見ごろの時期のみ
(大石神社 075-581-5645)
円山公園 3月下旬
~4月上旬
ライトアップ
日没~翌1:00
かがり火(4月上旬から予定)
日没~23:00
(京都市都市緑化協会 075-561-1350 )
青蓮院 3月下旬
~5月上旬
3月8日~3月17日
3月29日~4月7日
4月26日~5月6日
夜間特別拝観(ライトアップ)
18:00~22:00(21:30受付終了)昼夜入れ替え制
大人800円 小中高生400円
幻想的な青い光が境内を包みます
青蓮院 将軍塚青龍殿 3月下旬
~5月上旬
3月29日~4月14日
4月26日~5月6日
夜間特別拝観(ライトアップ)
17:00~21:30(21:00受付終了)昼夜入れ替えなし
大人500円 中高生400円 小学生200円
木屋町 3月下旬
~4月上旬
下木屋町夜桜ライトアップ
18:30~23:00(予定)
高瀬川沿いの四条通から五条通間と二条通から御池通の間にかけてライトアップされます
(木屋町会公式サイト)
大原 宝泉院 4月20日
~5月6日
春の夜灯り
18:00~21:00(20:40受付終了)
大人800円(茶菓子付き1000円)

さまざまなお花見スポット

お祭りやライトアップが行われていなくてもお花見スポットはたくさんあります。ほとんどのお寺や神社では境内に桜が植えられ、ふらりと散策しているだけでもあちらこちらでお花見を楽しめるでしょう。また川沿いや線路の沿線に桜が植栽され、満開になると白やピンクの美しいトンネルができあがるスポットもあり、ひらひらと舞い散る花びらに心癒される贅沢な時が流れます。例年の開花時期は3月下旬~4月中旬頃ですが場所や年、また桜の種類によっても異なります。

場所 時間 行事
鴨川河川敷   三条大橋から七条大橋の間の東岸は「花の回廊」として整備されています。遊歩道沿いにのんびり散策をすれば四季折々に花や緑を楽しめ、桜の季節にはしだれ桜やソメイヨシノが沿道をピンクに染めます。また対岸のお店からは食事をしながらの景色が楽しめます。
木屋町高瀬川   高瀬川沿いの四条から五条にかけての1㎞ほどに約200本の桜が咲きます。沿道のお店では食事をしながら景色も楽しめます。
京都御苑   苑内にはしだれ桜・山桜・里桜をはじめ、黄緑色の御衣黄桜・普賢象桜・妹背桜など変わった品種の桜などが約1000本あります。苑内はとにかく広くふらっと散策しながら花を探すのもよいですが、環境省で桜マップが公開されていますのでご活用ください。
哲学の道   琵琶湖疏水沿いの若王子から銀閣寺までの2㎞の間におよそ500本の桜が咲きます。
岡崎公園疏水付近
「十石舟めぐり」
  岡崎公園周辺の琵琶湖疏水は幅も広く、疏水に張り出すように多くの桜が咲きます。この桜を水上から楽しめる「岡崎十石舟めぐり」が3月下旬からゴールデンウィークまで運行され、4月7日まではライトアップされた夜桜も楽しめます。京都旅行業協同組合の公式サイトでは乗船の予約を受け付けています。
蹴上インクライン   かつて舟を運ぶために使用されていた線路が残された坂道に、線路を包むように約90本の桜が植えられています。地下鉄東西線・蹴上(けあげ)駅から南禅寺へ至る道の途中、レンガがねじれたように積まれた歩行者用トンネル「ねじりまんぽ」があり、その上にありますので南禅寺界隈を訪れる途中で楽しめるスポットです。
山科疏水
(びわ湖疏水船)
  四ノ宮から日ノ岡までの約4㎞の間が東山自然緑地として整備され、琵琶湖疏水を包むように山桜を中心に約660本の桜並木が続きます。また3月下旬から6月末までびわ湖疏水船が運行され、水上から桜を楽しめます。蹴上(京都)~山科(京都)~大津(滋賀県)までの間で運行されていて、日によって乗船料金が異なりますので詳しくはびわ湖疏水船公式サイトでご確認ください。
賀茂川堤・高野川堤   出町柳(でまちやなぎ)では賀茂川と高野川が合流(鴨川デルタ)して鴨川になりますが、北へ向かって西側の賀茂川堤には約470本、東の高野川堤には約330本の桜並木が続きます。
賀茂川堤の「半木の道(なからぎのみち)」では約800mに渡って棚が設けられ、約70本の八重紅しだれ桜でトンネルが作られています。また付近の京都府立植物園も隠れたお花見スポットです。
両堤に挟まれるように広大な敷地を持つ下鴨神社にも楼門付近・御手洗川付近・糺の森などに桜が咲き朱色の建物と桜のコントラストが美しい撮影スポットになっています。
嵐電桜のトンネル   鳴滝~宇多野駅間の約200m
夜桜電車/3月下旬~4月上旬 18時30分頃~20時30分頃(予定) 付近で車内灯が消されライトアップされた桜のトンネルを車窓から楽しめます。
嵐山公園・渡月橋付近   嵐山公園は渡月橋北側の臨川寺地区・橋を渡った先にある中ノ島地区・橋から上流にある亀山地区に分かれ、それぞれにお花見スポットがあります。
臨川寺地区は土産物店が並ぶ通りを渡った渡月橋北端側にあって橋をバックに見事な桜の写真が撮れる撮影スポットになっています。
中ノ島地区は渡月橋を南へ渡った先にあって、見事なしだれ桜で知られます。多くの桜が植えられていて、お花見時期には沢山の露店が並びにぎわいます。
亀山地区は渡月橋北にある西へ延びる道を上流に進んだ先にある丘陵地になるため、観光客は少ない穴場スポットになっています。展望台まで登れば保津川を見下ろす絶景が広がります。
モンキーパーク入口付近から千光寺までの保津川南岸はさらに穴場スポットです。対岸の山の中腹にトロッコ列車が走りますので、運行時間が合えば山間に進むトロッコ列車を見ることができます。
嵐山東公園   阪急嵐山駅の東側、桂川の河岸に野球場などが整備された公園があります。こちらは地元の方の憩いの場という感じで観光客はほとんどいないお花見穴場スポットで、道を下ってゆけば松尾大社まで歩いてゆけます。
サイクリングロードが渡月橋~八幡市(京都)~飛鳥(奈良県)まで約90km続きます。
淀水路   伏見の京都競馬場南西にあります。京都で唯一早咲きの河津桜が見られることで知られます。約200本の桜が植えられ、場所によっては根元に菜の花が咲くエリアもあり、ピンクと黄色のコントラストが美しい撮影スポットになっています。
京都府庁旧本館   円山公園の初代しだれ桜(現在は2代目)の孫にあたる桜の樹があることで知られます。ここは京都守護職上屋敷跡であり、幕末に京都守護職の任についた松平容保にちなんで「容保桜(かたもりざくら)」と命名された珍しい種類の桜など6種7本の見事な桜が中庭に咲き、国の重要文化財になっている建物からも眺めることができます。

代々御室仁和寺の造園を担い、全国の名だたる桜の保全活動をする「桜守」をされている「佐野藤右衛門(現16代)」(植藤造園)さんが、広沢の池の南東にある私邸に植えた珍しい桜を公開していて、毎年楽しみにされている方も多いと思います。
平成30年(2018年)の台風は京都の多くの寺社に被害をもたらしましたが、こちらの庭園の桜も被害を受けてしまい、残念なことに被害から復興するのに2~3年かかるとのことで、しばらくは見学ができないことになりました。また見事な桜を見せていただける日が来ることを楽しみに待ちたいと思います。

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