京都では春になると多くの寺社で特別公開が行われます。3月中旬~5月のゴールデンウィーク頃にかけて行われるところが多く、梅や桜の名所ではお花見の観光客でたいへんにぎわいます。このサイトでは基本移動は京都駅から公共交通機関、特にバスでのご案内を多くしていますが、この季節は電車や地下鉄を使った方が移動が早かったりします。また時間が許せばのんびり散策を楽しみながら徒歩での移動をお勧めします。
春の特別公開
一斉に非公開文化財を公開する「京都非公開文化財特別公開」とは別に、京都では多くの寺社で寺宝・社宝の特別公開を定期的に行っています。通年で拝観できる寺社でも、いつもは非公開の場所が公開されたり、さまざまなテーマに沿って企画展を行ったり、何度訪れても違った発見のできるチャンスです。
また特別公開ではありませんが3月からは嵐山でトロッコ列車の運行がはじまります。心地良い風を感じながら保津川沿いの景色を楽しめるほか「あつめて!全国鉄道むすめ巡り」のスタンプラリー(2020年5月31日まで)に参加されているようです。
3月10日からは保津川下りの定期船も運行されます。寒い冬が終わり蒸し暑い夏が来るまでの爽やかな季節をぜひ京都でお過ごしくださいませ。
※同時期に行われる
桜祭りや桜のライトアップなどお花見行事はこちらで
2020年「春季京都非公開文化財特別公開」はこちらでご紹介しています(去年の情報ですのでご参考までに、最新の情報は順次公開予定です)。
※下記の表は開催予定日順に掲載しています。期間中でもお寺の行事等で拝観休止の日があったりしますのでご容赦ください。
| 3月6日 ~5月6日 |
高台寺 春の特別展 夜間特別拝観 |
9:00~22:00(21:30受付終了)日没後にはライトアップが行われます。 大人600円 (高台寺・圓徳院・掌美術館共通900円) 特別展や夜間特区別拝観のほか、教科ホールではアンドロイド観音による法話が行われます。 高台寺は豊臣秀吉の正妻・北政所(ねね)が秀吉の菩提を弔うために創建したお寺です。ねねの眠る霊屋(おたまや)は見事な高台寺蒔絵で装飾されています。 |
| 3月6日 ~5月6日 |
圓徳院 春の特別展 夜間特別拝観 |
10:00~22:00(21:30受付終了)日没後にはライトアップが行われます。 大人500円/中高生200円/小学生以下無料(保護者同伴) (高台寺・圓徳院・掌美術館共通)900円特別展は「禅中寺体験ことはじめ」 圓徳院は北政所(ねね)終焉の地で、秀吉の出世守り本尊「三面大黒天」をお祀りしています(毎月3日は縁日で法要が行われています)。写経や写仏・抹茶のお点前などを体験できます。 |
| 3月6日 ~5月6日 |
高台寺「掌美術館」 春の特別展 夜間特別拝観 |
9:30~~22:00(21:30受付終了) 大人300円 (高台寺・圓徳院・掌美術館共通)900円特別展は「豊臣の肖像」豊臣の人々の肖像画や高台寺蒔絵などの工芸品が公開されます。 |
| 3月13日 ~5月10日 |
平岡八幡宮 花の天井 |
10:00~16:00(15:30受付終了) 800円(大福茶つき)本殿内陣の「花の天井」が宮司さんの講話とともに公開されます。 期間中の~4月12日までは「椿を愛でる会」があわせて行われます。願い事をすると白玉椿が一夜にして咲き、願いが叶ったという故事にある白玉椿をはじめ約200種の椿が境内を彩ります。 |
| 3月14日 ~4月15日 |
本法寺 涅槃図公開・寺宝展 |
10:00~16:00 大人1000円/中高生600円/小学生以下無料通常複製が公開されている長谷川等伯筆の涅槃図が期間中は正筆が公開されます。あわせて本阿弥光悦ゆかりの寺宝なども公開されます。 期間中には涅槃会や彼岸会も行われます。詳細は公式サイトをご覧ください。 |
| 3月14日 ~6月21日 |
大徳寺 興臨院 | 10:00~16:30(受付終了) 大人600円/中高生400円/小学生(保護者同伴)300円 ※3月20日拝観休止加賀前田家ゆかりのお寺です。前田利家が屋根の補修を行った本堂や、昭和の小堀遠州といわれた中根金作が復元した方丈庭園や古田織部好みの茶室「涵虚亭(かんきょてい)」が公開されます。(茶面といわれる大徳寺には20を超える塔頭寺院に47もの茶室があります) |
| 3月16日 ~5月6日 予定 |
銀閣寺 春の特別公開 |
10:00~15:30 (10:00~・11:00~・12:00~・13:30~・14:30~・15:30~各先着20名ずつ) 特別拝観料1000円(別途入山料500円)東求堂にて1時間前から受付開始で当日申し込み順の20名ごとに、ガイドの案内による拝観で所要時間約30分。自由に拝観はできません 通常非公開の本堂・東求堂(国宝)・弄清亭(ろうせいてい)などが公開されます。 |
| 3月19日 ~5月11日 |
大覚寺 春季名宝展 |
9:00~17:00(16:30受付終了) 大人800円・小中学生600円(参拝料含む) ※大沢池エリアは別途拝観料が必要です。特別展は「大覚寺の文芸」 2組の五大明王像など密教彫刻が一堂に会します。※期間中に限定御朱印「五大明王・五覚院」が授与されます(1000円) |
| 3月19日 ~5月17日 |
弘源寺(天龍寺塔頭) 春の特別拝観 |
9:00~17:00 大人500円/小人300円 (宝厳院共通)900円枯山水庭園「虎嘯の庭(こしょうのにわ)」や毘沙門天立像、竹内栖鳳とその一門の日本画の公開などが行われます。 ※なお3月末まで毘沙門天立像は奈良国立博物館の企画展に出展中のため拝観できません。 |
| 3月19日 ~6月30日 |
宝厳院(天龍寺塔頭) 春の特別拝観 |
9:00~17:00(本堂襖絵は16:30受付終了) 庭園拝観料 500円 (弘源寺共通)900円/襖絵拝観には本堂拝観料500円が別途必要です嵐山を借景にした回遊式山水庭園「獅子吼の庭」や「風河燦燦三三自在」(田村能里子筆の襖絵)が公開されます。足利尊氏が祀ったといわれる地蔵菩薩を所蔵しています。 |
| 3月20日(春分の日)~5月5日の間の土日祝 | 青蓮院門跡院 茶室「好文亭」公開 |
※4月30日/5月1日・2日は 公開休止 10:00~15:30 1000円(抹茶または煎茶のお点前・お菓子付き) ※拝観料が別途必要です(大人500円/中高生400円/小学生200円)好文亭は江戸時代・天明の大火で御所が火災にあった際に後桜町上皇が避難され、御学問所として使用された建物でしたが、のちに放火により焼失。現在の建物は忠実に再現されたものです。 |
| 3月20日 ~5月15日 |
醍醐寺 春期霊宝館特別展 |
9:00~17:00(三宝院は15:00まで) (拝観券の発券は終了1時間前まで・拝観受け付けは終了30分前まで) 三宝院・霊宝館・伽藍(下醍醐エリア共通) 大人1500円/中高生1000円/小学生以下無料3月20日~4月26日「醍醐寺」 4月27日~5月15日「醍醐寺」展示内容は公式サイトをご覧ください ※桜の季節ですので境内は大変にぎわいます。 |
| 3月20日 ~5月25日 |
東寺 春期宝物館特別公開 (公開日によって料金が異なりますのでご注意ください) |
宝物館・観智院は9:00~17:00(16:30受付終了) (金堂・講堂・五重塔は8:00~) 宝物館展示は「」3月20日~4月24日 金堂・講堂/大人500円・高校生400円・中学生以下300円 宝物館/高校生以上500円・中学生以下300円 観智院/高校生以上500円・中学生以下300円 ※全部共通で高校生以上1000円・中学生以下500円4月25日~5月25日 (五重塔初層内部特別公開期間のため拝観料が異なります) 金堂・講堂・五重塔/大人800円・高校生700円・中学生以下500円 宝物館/高校生以上500円・中学生以下300円 観智院/高校生以上500円・中学生以下300円 ※全部共通で高校生以上1300円・中学生以下800円3月14日~4月12日 夜桜のライトアップと金堂・講堂夜間特別拝観 18:30~21:30(21:00受付終了) 高校生以上1000円・中学生以下500円 |
| 3月20日 ~4月5日 |
霊鑑寺 春の特別公開 |
10:00~16:00 大人600円/小学生300円代々皇女の方々が住職を務められた尼門跡寺院で、通常非公開ですが春と秋のみ公開されます。 皇室ゆかりの品々をはじめ、書院には狩野派筆の障壁画「四季花鳥図」、本堂には如意輪観音像を安置しています。椿の名所としても知られ、庭内には日光椿(じっこうつばき・京都市指定天然記念物)をはじめ、散椿・黒椿・白玉椿・有楽椿など30種以上の椿が植えられています。 |
| 3月20日 ~5月31日 (国宝薬師如来坐像の公開は3月29日まで) |
仁和寺 第58代光孝天皇1133回忌記念 霊宝館春季名宝展 |
9:00~17:00(16;30受付終了) 大人500円/高校生以下無料(次世代への文化支援として) 御殿と霊宝館共通/800円 ※仁和寺では桜の時期に中門より中の境内(御室桜や五重塔のあるエリア)で伽藍特別入山料(文化財や桜の維持のため)がかかります。霊宝館や庭園のある御殿はエリア外ですので、桜は見なくても・・・という方は必要ありません。第58代光孝天皇1133回忌記念 霊宝館名宝展 国宝初公開 御手から生まれる天皇の直筆「国宝・後嵯峨天皇宸翰」通年 春と秋に特別展が行われていますが2020年は第58代光孝天皇1133回忌記念として夏にも特別公開が行われ、それぞれに国宝が公開されます。それぞれの展示内容は公式サイトでご確認ください。 |
| 3月21日 ~5月14日 |
大徳寺 黄梅院 春季特別公開 |
10:00~16:00(受付終了) 大人800円/中高生400円/小学生以下無料(保護者同伴)千利休作庭の「直中庭」や利休の師である武野紹鷗(たけの じょうおう)好みの茶室「昨夢軒」が公開されます。織田信長が父の菩提を弔うために建てた小庵が元の寺院で、秀吉が増築し、小早川隆景が庫裏・客殿などを寄進、加藤清正が釣鐘を献上するなど当時の戦国武将や文化人にゆかりが深く、庫裏は禅宗寺院では現存最古のものと伝わります。 毛利家の御用絵師で雪舟の旧宅・雲谷庵を拝領して姓とし、後継者と位置付けられる雲谷等顔(うんこくとうがん)の障壁画(複製)も公開されます。 |
| 3月24日 ~6月4日 |
相国寺 春の特別拝観 |
10:00~16:30(16:00受付終了) 一般800円/65歳以上と中高生700円/小学生400円/障害のある方と介護者は1名は無料金閣寺・銀閣寺を塔頭寺院に持つ相国寺派の大本山です。 特別公開では法堂・方丈(鳴き龍)・浴室などが公開されます。 |
| 3月27日 ~4月5日 |
清水寺 夜の特別拝観 |
18:00~21:00(受付終了) 大人400円/小中学生200円春と夏と秋に夜間の特別拝観が行われています。春は桜のライトアップも行われ昼間とは一味違った雰囲気の中参拝できます。 |
| 3月27日 ~4月5日 |
青蓮院門跡 夜間の特別拝観 |
18:00~22:00(21:30受付終了) 大人800円/小中高生400円春と秋に夜間の特別拝観とライトアップが行われます。 相阿弥作庭と伝わる池泉回遊式庭園や小堀遠州作と伝わる霧島の庭などが、幻想的な青い光に包まれます。 3月6日~15日・27日~4月5日・29日~5月6日 |
| 3月27日 ~4月12日 |
将軍塚青龍殿 夜間の特別拝観 |
17:00~21:00(受付終了) 大人500円/中高生400円/小学生200円(昼夜入れ替えなし)青蓮院門跡の飛び地境内で桜のライトアップが行われます。 境内からは京都を一望にでき、庭園の夜桜と京都市街の夜景が一度に楽しめます。 |
| 3月日 ~4月日例年4月上旬から6月上旬の土日祝予定 |
安楽寺 春の特別公開 |
9:30~16:30 500円/中学生以下無料桜・つつじ・サツキの時期に合わせて東山を借景にした庭園や本堂・書院などが公開されます。本堂で30分おきに10分程度お寺の由来の説明が行われます。 公開日の詳細は公式サイトをご覧ください。 |
| 3月28日 ~4月12日 |
妙心寺 退蔵院 春の特別公開 |
9:00~17:00 大人600円/中学生以下300円・お抹茶(菓子付き500円)「瓢鮎図」で知られる寺院です。通常非公開の本堂が解放され、音声ガイド付きで枯山水庭園「元信の庭」や枝垂桜、狩野派の襖絵などが公開されます。また食事つき観桜プランの予約(5000円~)もありますので、詳細は公式サイトをご覧ください。 |
| 4月1日 ~5月10日 |
長楽寺 建礼門院寺宝展 |
9:00~17:00 大人650円/小中学生300円平清盛の娘で安徳天皇の生母・建礼門院ゆかりの品が公開されます。 |
| 4月1日 ~5月31日 |
清涼寺 霊宝館の特別公開 |
9:00~17:00 大人400円/中高生300円/小学生200円 (本堂と霊宝館共通で)大人700円/中高生500円/小学生300円本堂に安置される御本尊は清涼寺式といわれる衣紋の美しい等身大のお釈迦さまです。体内に絹製の五臓六腑や経巻などが納められ、お釈迦様37歳時の生身の姿を伝えるといわれる仏様です。清涼寺は光源氏のモデルといわれる源融ゆかりのお寺で、霊宝館に安置される阿弥陀三尊像の中尊は源融に似せて造像したとも伝わります。ほかにも御本尊両脇侍の文殊菩薩騎獅像・普賢菩薩騎象像・十大弟子像・四天王像・兜跋毘沙門天像などがあり、2階ではご本尊に納められていた品の一部(絹製の五臓六腑複製)などが公開されています。 |
| 4月1日~7日 | 法然院 春季 伽藍内の特別公開 |
9:30~16:00 500円(文化財保存協力費として)中庭の三銘椿(五色散り椿・花笠椿・貴椿(あてつばき))をはじめとした椿が見ごろを迎えるころに方丈庭園や方丈襖絵などが公開されます(狩野光信の襖絵や堂本印象の障壁画などを所蔵)。手水鉢には水面に椿の花が浮かべられる「花手水」、阿弥陀如来像の前には来迎の際にお供をする25菩薩を表す25輪の散華が椿でされます(毎朝のお勤めで生のお花が並べられ、季節ごとに違ったお花が使われるそうです)。 山門を入って両側にある白砂檀(びゃくしゃだん)には季節に合わせた模様が描かれ、参拝者を迎えてくれます。 |
| 4月11日 ~5月31日 |
京都国立博物館 | 月曜休館(5月4日は開館) 火~木・日曜日 9:30~18:00(17:30受付終了) 金・土 9:30~20:00(19:30受付終了) 一般1600円/大学生1200円/高校生700円西国三十三所 草創1300年記念 特別展 「聖地をたずねて―西国三十三所の信仰と至宝―」六角堂(頂法寺)の秘仏「如意輪観音座像」をはじめ、西国三十三所の所蔵する国宝や重要文化財などが多数展示されます。詳細は京都国立博物館公式サイトをご覧ください。 |
| 4月12日 ~7月19日 |
承天閣美術館(相国寺) | 10:00~17:00(16:30受付終了) 一般800円/大学生・65歳以上600円/中高校生300円/小学生200円企画展「祈りの四季ー仏教美術の精華」 |
| 4月28日~5月5日 5月12日~5月24日 |
大徳寺 孤篷庵 | 10:00~16:00(受付終了) 大人1000円/中高生500円/小学生以下入場不可※約5年ぶりの公開になります 小堀遠州自ら設計した茶室「忘筌席・ぼうせんせき」や近江八景の庭、遠州のプライベート空間であった書院・狩野探幽筆「破墨八景図」などが公開されます。 |
| 番外編 | ||
| 3月1日~ | 嵯峨野トロッコ列車 | 嵯峨野~嵐山~保津峡駅~亀岡までの間で運行されていて、時速25㎞ほどのスピードで進み保津川沿いの渓谷の景色をのんびり楽しめます。 運行時間運行日などは嵯峨野観光鉄道公式サイトでご確認ください |
| 3月10日~ | 保津川下り 定期船 | 亀岡から嵐山までの保津川を約2時間かけて下ります。川沿いの渓谷美を堪能しながら川下りを楽しめます。運行時間運行日などは保津川下り公式サイトでご確認ください |
| 例年3月下旬~ | 京都伏見 十石舟と三十石船の運行 |
かつて舟運で使われた十石舟を観光遊覧船として再現し、往復50分・川沿いに並ぶ酒蔵や柳並木・桜などを船上から楽しめます。 中学生以上1200円/小学生以下600円/小学生未満300円 運行時間等は伏見観光協会公式サイトでご確認ください。 |
| 例年3月下旬~5月上旬 | 岡崎さくら・わかば回廊十石舟めぐり | 南禅寺舟溜まりから夷川ダムまでの岡崎疏水を往復します。水上から川にかかるように咲く桜のお花見ができます。 運行時間運行日などは岡崎十石船めぐり公式サイトでご確認ください |
| 3月日 ~5月日 例年3月下旬~5月末頃 |
平成の伏見名水スタンプラリー | 伏見にある名水をめぐってスタンプを集めます。5カ所以上で抽選に応募でき、10カ所全部集めると先着で伏見にちなんだ記念品がいただけます。 スタンプ設置場所は長建寺(閼伽水)・月桂冠大倉記念館(さかみづ)・鳥せい本店(白菊水)・御香宮(御香水)・藤森神社(不二の水)・城南宮(菊水若水)・清和荘(清和の井)・黄桜カッパカントリー(伏水)・キンシ正宗(常磐井水)・大黒寺(金運清水)です。 (御香宮神社内 伏水会075‐611‐0559) |
| 3月日 ~6月日 例年3月下旬~6月末頃 |
びわ湖疏水船 | 蹴上~山科~大津 びわ湖疏水を船で楽しめます。山科付近では桜の名所がありますので、船上からお花見が楽しめます。運行時間運行日などはびわ湖疏水船公式サイトでご確認ください |