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京都行事

京のお祭り・伝統行事・上半期

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京都には一年を通して様々なお祭りや伝統行事があります。
古より続くもの、市民に守られ続けてきたもの、奇祭と呼ばれるものなどなど。四季の移ろいとともにさまざまに賑わいを見せる行事をご案内します。

1月~6月上半期

まずは1月~6月の上半期に行われるお祭りや行事をご紹介します。
初詣にはじまる年が明けてから初めて行われる行事の数々、節分・涅槃会・梅や桜のお祭り・桃の節句・葵祭・芸舞妓さんのをどりなどなど。京都の寒い冬が終わり花の咲くころにはさまざまなお花見を楽しめる行事が目白押しです。
3月~5月にかけては春の寺宝展を行う寺社が多くあります。またテーマに沿って普段非公開の文化財を公開する「京の冬の旅(1月~3月)」・京都非公開文化財特別公開(4月~5月)も毎年行われています。
そして上半期を締めくくるのは夏越の祓。茅の輪をくぐり半年間の厄を払って7月になれば蒸し暑い夏はすぐそこです。

下半期に行われる行事のうち7月~8月はこちらを、9月~12月は こちらをご覧ください。

1月

1月1日 初詣 各所にて。
1月1日~3日 皇服茶 六波羅蜜寺
1月1日~31日 都七福神まいり 七福神巡りは京都発祥といわれています。参加寺院は公式サイトでご確認ください。各所は離れていますので1月の期間中は定期観光バスも運行されています。
1月2日~4日 筆始めと天満書 北野天満宮
1月3日 かるた始め式 八坂神社
1月4日 蹴鞠始め 下鴨神社
1月7日 白馬奏覧神事 上賀茂神社
1月7日 七草粥の行事 御香宮神社・上賀茂神社・西院春日大社・福王子神社・貴船神社など
(2月11日・城南宮)
1月8日~12日 十日ゑびす大祭 京都恵比寿神社
1月9日~10日 祇園のえべっさん 八坂神社~祇園石段下~四条通り
1月9日~11日 出世えびす祭 粟田神社
1月上旬~3月中旬 京の冬の旅 京都市観光協会主催で毎年テーマに沿って各所で非公開文化財などが特別公開されます。また京の夏の旅も行われています。
1月12日 奉射祭
(御弓始神事)
伏見稲荷大社
1月14日 裸踊り 法界寺(日野薬師)
1月15日 小豆粥の行事 妙心寺東林院・上賀茂神社・下鴨神社・冨田屋など
京都では小正月に小豆粥を食べる風習があります
1月16日 武射神事 上賀茂神社
1月成人の日 楊枝(やなぎ)のお加持と弓引き始め 三十三間堂
1月成人の日 泉山七福神巡り 泉涌寺の塔頭寺院で七福神巡り
1月20日 湯立神楽 城南宮

2月

2月3日前後 節分祭・追儺式・鬼やらいなど 各所にて。節分はこちらのページをご覧ください。
2月初午の日 初午(はつうま)大祭 伏見稲荷大社
初午の頃4日間 初午大根炊き 三千院
2月8日 針供養 法輪寺
12月8日にも行われています。
2月8日 世継地蔵尊大祭 上徳寺
2月中旬~3月下旬 しだれ梅と椿祭り 城南宮
2月23日 五大力尊仁王会 醍醐寺
2月25日 梅花祭 北野天満宮

3月

3月3日前後 ひなまつり行事 各所にて。ひな祭り(桃の節句)についてはこちらのページをご覧ください。
3月9日 雨乞祭 貴船神社
3月中旬 東山花灯路 東山地区で街路を行灯の光で照らすライトアップが行われます。また12月には嵐山で行われています。
3月13日~ 十三参り 法輪寺
3月15日前後 涅槃会 各所にて。涅槃絵についてはこちらのページをご覧ください。
3月最終日曜日 はねず踊りと観梅 隨心院
3月25日
~4月7日
北野をどり 上七軒歌舞練場
芸舞妓さんの舞を観劇
3月中旬~5月中旬頃 春の特別公開 各所にて寺宝展など。詳細はこちらでご紹介しています。
3月~5月 桜祭りとライトアップ 各所にて。お花見については下記の4月の欄からご紹介しているページをご覧ください。

4月

4月 時間 行事
3月中旬~5月中旬頃 春の特別公開 各所にて寺宝展など。詳細はこちらでご紹介しています。
3月~5月 桜祭りとライトアップ 各所にて。桜についてはこちらのページをご覧ください。
4月上旬 紅しだれコンサート 平安神宮
神苑にて京都新聞社主催のコンサートが行われます。
4月上旬~下旬 京おどり 宮川町歌舞練場
芸舞妓さんの舞を観劇(全席指定)
4月第一日曜日と第二の土・日曜日 嵯峨大念仏狂言 清涼寺
京都三大念仏狂言の一つ(他は壬生寺と千本ゑんま堂(引接寺))
4月10日 桜花祭 平野神社
こちらの神社の桜が咲くと京都のお花見が始まるといわれます。当日は神輿とともに時代行列が氏子町内を練り歩きます。
4月10日~5月5日 山吹まつり 松尾大社
境内に約3000株の山吹が植えられ、特に境内を横切る一ノ井川沿いは川にかかるように可憐な黄色い花が咲き見事です。
4月14日 春期例大祭・淳仁天皇祭 白峯神宮
祭事の後に蹴鞠(けまり)が奉納され、体験もできます。
4月第二日曜日 やすらい祭 今宮神社
京都三奇祭の一つです。
4月第二日曜日 賀茂曲水宴 上賀茂神社
小川の流れる庭園(渉渓園・しょうけいえん)で行われます。小川に盃を流しその盃が通り過ぎる前に和歌を詠む平安時代の雅な遊びです。
4月第二日曜日 豊太閤花見行列 醍醐寺
豊臣秀吉が行った「醍醐の花見」を再現したお花見行列が行われます。
4月第二日曜日 えんむすび祈願・さくら祭り 地主神社
4月第二日曜日 吉野太夫花供養 常照寺
太夫道中は鷹峯交差点付近で見学できます。
境内での法要や野点などはチケット5000円~が必要です。詳細は公式サイトをご覧ください。
4月20日以後最初の日曜日 神幸祭(おいで)
(神輿渡御祭)
松尾大社
松尾七社のお神輿と唐櫃が桂離宮の辺りで桂川を渡って西七条御旅所や末社に留まり、三週間後の日曜日の還幸祭(おかえり)でお戻りになります。葵や桂を飾るので古くから葵祭とも呼ばれていました。神輿の渡御コースと時間は京都駅西部エリアまちづくり協議会のサイトからご確認ください(開催日などは2018年の情報です)
4月29日 曲水の宴 城南宮
神苑内の平安の庭で行われます。小川に盃を流しその盃が通り過ぎる前に和歌を詠む平安時代の雅な遊びです。
4月29日~5月5日 壬生大念仏狂言 壬生寺
当日券大人1000円・中高生500円・自由席のみ。演目等は公式サイトをご覧ください。
4月下旬~5月上旬 春期京都非公開文化財特別公開 春と秋の年二回行われ、公開寺院は年によって異なりますので、こちらでご確認ください。
4月下旬~5月上旬 お戒壇めぐりとイチハツ鑑賞会 得淨明院
知恩院近くにある信州善光寺の別院で、善光寺同様に戒壇めぐりができます。イチハツ(花菖蒲)の見ごろの頃に公開される寺院です。
4月下旬~6月上旬 大原女祭り 大原にて。
5月には大原女時代行列が行われます。期間は年によって異なりますので詳細は京都大原観光保勝会公式サイトにてご確認ください。秋にも行われています。
4月~11月 高雄川床 清滝川で川床が楽しめるます。
高雄保勝会公式サイトでは川床の楽しめるお店と、三尾(高雄・栂ノ尾・槙ノ尾の)の観光情報などが掲載されています。

5月

3月中旬~5月中旬頃 春の特別公開 各所にて寺宝展など。詳細はこちらでご紹介しています。
4月10日~5月5日 山吹まつり 松尾大社
境内に約3000株の山吹が植えられ、特に境内を横切る一ノ井川沿いは川にかかるように可憐な黄色い花が咲き見事です。
4月29日~5月5日 壬生大念仏狂言 壬生寺
当日券大人1000円・中高生500円・自由席のみ。演目等は壬生寺式公式サイトをご覧ください。
4月下旬~5月上旬 春期京都非公開文化財特別公開 春と秋の年二回行われ、公開寺院は年によって異なりますので、こちらでご確認ください。
4月下旬~5月上旬 お戒壇めぐりとイチハツ鑑賞会 得淨明院
知恩院近くにある信州善光寺の別院で、善光寺同様に戒壇めぐりができます。イチハツ(花菖蒲)の見ごろの頃に公開される寺院です。
4月下旬~6月上旬 大原女祭り 大原にて。
5月には大原女時代行列が行われます。期間は年によって異なりますので詳細は4月の大原女祭り欄から公式サイトをご覧ください。秋にも行われています。
4月~11月 高雄川床 清滝川で川床が楽しめるます。
詳細は4月の欄から高雄保勝会公式サイトをご覧ください。
5月上旬~ 青もみじ 各所で鑑賞できます。詳細はこちらのページをご覧ください。
5月上旬~下旬 御土居・青もみじ公開 北野天満宮
中学生以上500円・小学生以下250円・修学旅行生250円
秋の紅葉で名高い史跡「御土居」で新緑のもみじを鑑賞します。
5月1日~24日 鴨川をどり 先斗町歌舞練場
芸舞妓さんの舞を観劇
5月1日~9月末 鴨川納涼床(かわゆか) 二条~五条間の鴨川西岸に高床がずらりと並ぶ夏の風物詩です。マナーやお店情報などはこちら(タウン誌のサイトです)をご参照ください。
5月1日~9月末 貴船の川床(かわどこ) 貴船川に川床が築かれる夏の風物詩です。楽しめるお店は貴船観光会と貴船神社で運営されているサイトで紹介されています。
5月1日~5日 藤森祭 藤森神社
神輿出しにはじまり、
3日に藤森太鼓の奉納
4日に宵宮
5日には神輿の渡御や武者行列、そして境内で行われる駈馬神事では見事な馬術の奉納があります。
5月1日~ 上賀茂神社・葵祭の前儀 1日 賀茂競馬足沙式(かもかけくらべうまあしぞろえしき)
4日 斎王代女人列御禊の義(さいおうだいよにんれつびょけいのぎ)・下鴨神社と一年交代で行われます
5日 賀茂競馬(かもかけくらべうま)
12日 御阿札神事(みあれしんじ・非公開)など
※詳細は左の上賀茂神社ページでご紹介しています。
中旬 献茶式
5月3日~ 下鴨神社・葵祭の前儀 3日 流鏑馬神事
4日 斎王代女人列御禊の義(さいおうだいよにんれつびょけいのぎ)・上賀茂神社と一年交代で行われます
古武道奉納
5日 歩射神事
12日 御蔭祭
中旬 煎茶献茶式
5月5日~15日に近い日曜日 今宮祭 今宮神社
平安時代に起源のある祭礼で、西陣の氏子祭りとして続く伝統のあるお祭りです。
5日の神輿巡行や期間中に湯立祭などが行われます。
5月5日 地主祭り 地主神社
地主神社ののぼりを先頭に神官・巫女・白川女・武者・神輿などの行列が、地主神社~清水坂~三年坂~茶碗坂などを練り歩きます。
5月10日 春期金毘羅大祭 安井金毘羅宮
境内にある「縁切り縁結び碑」の前に護摩壇が設けられ御焚き上げが行われます。模擬店も出店します。
5月15日 葵祭(賀茂祭) 上賀茂神社・下鴨神社
祇園祭・時代祭とともに京都三大祭の一つです。平安時代の雅な装束に身を包んだ行列が京都御所~下鴨神社~上賀茂神社へと練り歩きます。一般の方から選ばれる斎王代を中心とした女人列と文官武官の本列に大別され、約500人が8㎞もの道のりを行く列を沢山の観光客が見物に訪れます。
2019年の有料観客席は4月2日から販売が始まります。詳細は京都市観光協会公式サイトをご覧ください。
5月18日 御霊祭 上御霊神社(かみごりょうじんじゃ)
1日 神幸祭(社頭之儀)
5日 子供神輿
17日 宵宮祭(御霊太鼓奉納や屋台など)
18日 還幸祭(渡御之儀)
京都で最も古い御霊会といわれます。18日の還幸祭では3基の御神輿と御所車・剣鉾などと約600名の参列者が、南は京都御所から北は上賀茂橋付近までの広い氏子町内を12:30~20:00頃まで巡行し「神輿振り」や「差し上げ」も行われます。
5月(4月20以降の最初の日曜日から三週間後の日曜日) 還幸祭(おかえり)
(神輿渡御祭)
松尾大社
4月下旬の神幸祭(おいで)から三ヵ所の御旅所に駐輦されていたお神輿と唐櫃が西寺跡の「旭の杜」に集まり、特殊神饌をお供えしての祭典の後・朱雀御旅所でも祭典を行い、七条通り~西京極~川勝寺~郡~梅津の旧街道を経て松尾橋を渡ってお戻りになります。渡御コースと時間は4月の神幸祭(おいで)からご確認ください。
5月第三日曜日 三船祭 車折神社(くるまざきじんじゃ)
芸能人の名前がびっしり書かれた玉垣で有名な車折神社の神事で、嵐山の大堰川(おおいがわ・渡月橋付近)で行われます。平安時代の舟遊びが再現され舟の上で伝統芸能が披露されます(雨天中止)
5月第三日曜日と
第四日曜日
嵯峨祭 野宮神社と愛宕神社の例祭
嵯峨一帯にて野宮神社と愛宕神社のお神輿と剣鉾・稚児行列などが巡行します。
第三日曜日の神幸祭で、清涼寺前の御旅所にお神輿が安置され、第四日曜日の還幸祭では
御旅所~大覚寺~渡月橋~御旅所を巡行し、当日は夕刻まで一帯がお祭りムードに包まれます。60㎏ほどの剣鉾の先には鈴(りん)がつけられ、くるくる回すように練り歩くと、心地よい音が響きます。
5月最後の土曜日 城南流鏑馬 城南宮
三年に一度奉納される神事で、2019年は開催予定年です。
5月の満月の夜 ウエサク祭 鞍馬寺
天界から強いエネルギーが降り注ぐといわれる新緑5月の満月に、清水を供える秘儀が行われていたものが戦後公開されるようになったもので、1人1人の魂の目覚めや平和を祈る祭典です。この日心の中の善願のうち、一番清く大切な願いを一つだけ心を込めて祈れば聞き届けられるといわれています。
静かに祈りをささげる祭典なので、私語や写真撮影などは謹しみましょう。また夜に行われるので防寒対策は必須です。

6月

4月下旬~6月上旬 大原女祭り 大原にて。
5月には大原女時代行列が行われます。期間は年によって異なりますので詳細は4月の大原女祭り欄から公式サイトをご覧ください。秋にも行われています。
4月~11月 高雄川床 清滝川で川床が楽しめるます。
詳細は4月の欄から高雄保勝会公式サイトをご覧ください。
6月上旬~下旬 ホタル観賞 各所で蛍が見られます。市街地でも鑑賞できるスポットが沢山ありますのでこちらのページでご紹介しています。
6月~7月にかけて あじさい園の公開やお祭りなど 各所にて。あじさいについてはこちらのページでご紹介しています。
6月第一日曜日 祇園 放生会 祇園白川・巽橋(たつみばし)
食べ物になる生き物に感謝をささげる行事で、比叡山の大阿闍梨によって奉修された後、11:00頃~巽橋で舞妓さん達によって鯉の稚魚2000匹が白川に放流されます。
6月1日 貴船祭 貴船神社
本宮での神事の後に舞楽の奉納、午後より御神輿が貴船町内を巡行し奥の宮にての神事や出雲神楽の奉納・子ども達が船形石の回りをめぐる千度参りが行われます。
6月1日 雷除大祭 北野天満宮
午前4:00~斎行されます(非公開)。5:00~雷除けのお札やお守りの特別授与が行われます。
6月1日 雷除大祭 吉祥天天満宮
6:00~神事・桑の葉のお守り授与(有料)と朝がゆの無料接待あり
菅原道真公生誕の地といわれます。産湯の井跡や胞衣塚(えなづか・出産後の胎盤やへその緒などを埋めた塚)などがあります。
6月2日 信長忌 寺町 阿弥陀寺
1000円
10:00~の追善法要に合わせてこの日のみ、普段は非公開の本堂で信長親子の木造像等が公開されます。
(時間等は要確認 075-231-3538)
6月2日 信長公忌 本能寺
14:00~
6月1日~2日 京都薪能 平安神宮
18:00~20:50頃
2019年で70回を数える初夏の風物詩です。日にち指定で全席自由4000円~(詳細は京都薪能会サイトからご確認ください)
6月5日~6日 県祭(あがたまつり) 県神社(あがたじんじゃ)
宇治平等院の鬼門にあたることから鎮守社となったといわれる県神社の例祭で、深夜に沿道の灯りをすべて消して暗闇の中で梵天渡御が行われることから「暗闇の奇祭」と呼ばれ、500もの露店(早朝~22:00)が並び10万を超える人が訪れます。梵天とは御幣を2.5mの青竹に丸く挟んだ神様の依代で、日付の変わる頃から渡御がはじまり「ブン回し」「差し上げ」なども行われます。(お祭の様子はこちらからどうぞ)
6月8日 大幣神事 県神社
10:00~12:00
県祭の2日後に行われる中世から続く厄払い神事です。大幣と昔装束の行列が厄を集めながら町をめぐり、宇治橋から宇治川へ投げ捨てられます。(神事の様子は宇治市のサイトで)
6月上旬 蛍火の茶会 下鴨神社
13:00~「糺の森納涼市」京都の老舗約20店の銘菓や名産品が販売されます
17:00~奉告祭の後 お茶席が開かれます
18:00~十二単の着付けと王朝舞や雅楽の演奏など
20:00~約600匹の蛍が糺の森に放たれます。
(お茶席のみ要申し込みです。糺の森財団の会員になると招待されます・年会費2000円)
※限定お守りの授与もあります。
6月上旬の土日 吉田山大茶会 吉田神社境内
日本茶はもちろんのこと、中国茶・韓国茶・台湾茶など多くのブースの出店があり、お茶の試飲や販売・スイーツなどを堪能できるイベントです。2019年で10回目の開催になります。(主催 岩茶房京都 075-211-3983)
6月6日~9日 大峯山花供入峰修行 醍醐寺三宝院門跡
全国から集まった山伏によって、修験道の聖地・奈良の大峯山中へ花を供える行事です。大阪の四天王寺や奈良の龍泉寺などで柴燈護摩供を行いながら、男性は大峯山へ女性は稲村ヶ岳・大日山に登り蓮華の花を供えて吉野金峯山寺へ下り参拝します。
6月10日 田植祭 伏見稲荷大社
13:00~
神前に供えるご料米を神田に植え豊作を祈る神事です。本殿祭の後に王朝風俗姿で「御田舞」が舞われるなか、赤いたすきに菅笠姿の早乙女(田植えをする女性)達によって田植えが行われます。
6月第二木曜日 若鮎祭 嵐山・中之島公園
保津川の鮎漁解禁に合わせて、アユの炭火焼の試食会が行われます。
事前に嵐山保勝会に往復はがき(1通1人)で申し込みが必要です(〒616-8385京都市右京区嵯峨天竜寺芒ノ馬場町40 4月25日~5月23日まで)。
まずは保勝会へお問い合わせください(075-861-0012)
6月15日 青葉まつり 智積院
宗祖・弘法大師空海と中興の祖・興教大師覚鑁(かくばん)の誕生を祝う行事です。
10:00~の法要後に金堂そばの道場で11:00~柴燈大護摩供が厳修されます。
当日は国宝障壁画・名勝庭園・講堂襖絵等が無料で公開され、境内5つのお堂で御朱印を集めると「身代わりお守り」が授与されます。またフリーマーケット(まんだら市)が開催され境内に露店が出店されます。
6月20日 竹伐り会式 鞍馬寺
平安時代に峯延上人が法力で大蛇を退治した故事にちなんだ行事で、僧兵のいでたちで「近江座」「丹波座」に分かれて大蛇に見立てた青竹を切る速さを競い、勝った方が豊作になるといわれています。
6月下旬の土日 都の賑わい 南座
京都五花街合同公演。五花街の芸舞妓さんが一堂に会して舞踊を披露します。
一日2公演でチケットは6000円~
舞台の後には芸舞妓さんのもてなしを受けながら京料理を堪能できるプラン20000円~もあります。
(詳細はおおきに財団公式ページをご覧ください)
6月30日 夏越の祓 各所にて。夏越の祓についてはこちらのページでご紹介しています。

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