第54回京都非公開文化財特別公開(2018)の会場へのアクセス方法です
JR京都駅から各会場へのアクセス
ここでは18カ所のうち哲学の道から南禅寺にかけて点在する、白沙村荘橋本関雪記念館・法然院・光雲寺・大寧軒(南禅寺山内)・無鄰菴へのJR京都駅からのアクセス方法と周辺の観光名所の紹介をしていきます。
白沙村荘 橋本関雪記念館
1・市バス100系統(銀閣寺行き)で「銀閣寺前」下車してすぐ
2・市バス5系統(銀閣寺・岩倉行き)で「銀閣寺道」下車して徒歩5分ほど
3・市バス17系統(四条河原町・銀閣寺行き/錦林車庫前方面行き)で「銀閣寺道」下車して徒歩5分ほど
法然院
1・市バス100系統(銀閣寺行き)で「法然院町」下車して徒歩10分ほど
2・市バス5系統(銀閣寺・岩倉行き)で「浄土寺」下車してとほ11分ほど
3・市バス17系統(四条河原町・銀閣寺行き/錦林車庫前方面行き)で「浄土寺」下車してとほ11分ほど
光雲寺
1・市バス100系統(銀閣寺行き)で「宮ノ前町」下車して徒歩5分ほど
2・市バス5系統(銀閣寺・岩倉行き)で「東天王町」下車して徒歩7分ほど
周辺の観光名所
銀閣寺参道の入口付近にある白沙村荘から琵琶湖疏水沿いの哲学の道を10分ほど南へたどり、少し山沿いに上ると法然院につきます。途中には幸せ地蔵尊のある弥勒院があり、院の目の前にはちょっとした休憩スペースがあります。そのまま南へ哲学の道を行くと、光雲寺まで散策出来ます。
光雲寺から西へ徒歩10分ほどの岡崎神社は、神使がうさぎとされることから境内至る所にうさぎ(狛兎・招き兎・うさぎみくじなど)がいます。神社の西にある細い参道を上れば金戒光明寺(こんかいこうみょうじ・通称くろ谷さん)はすぐです。金戒光明寺は幕末に松平容保(まつだいらかたもり)が京都守護職を務めた際に本陣を置いたことで知られ、新撰組の命名と活動を許可したのが容保だったことから、新撰組発祥の地ともいわれます。御影堂には運慶作と伝わる渡海文殊菩薩像群が公開されていて一見の価値ありです。
大寧軒(南禅寺山内)
1・地下鉄・烏丸線(国際会館行き)で「烏丸御池駅」から東西線(六地蔵行き)へ乗り換え、「蹴上」下車して地上から徒歩3分ほど
2・市バス5系統(銀閣寺・岩倉行き)で「南禅寺・永観堂道」下車して徒歩10分ほど
周辺の観光名所
大寧軒は元は南禅寺の塔頭寺院だった大寧院の跡地に造られた庭園です。東山を借景にした池泉回遊式庭園で園内に流れる小川の中には、珍しい三柱鳥居があります。(三柱鳥居といえば嵐電沿線にある蚕ノ社(かいこのやしろ・木島座天照御魂神社このしまにますあまてるみたまじんじゃ)が有名です)
大寧軒から地下鉄蹴上(けあげ)駅までの途中にある、ねじりまんぽは歩行者用のレンガつくりのトンネルで、耐久性を高めるために斜めに積まれたレンガがねじれているように見えることからそのように通称で呼ばれています。
トンネル上には桜の季節には観光客であふれる蹴上インクラインがあります。琵琶湖疏水を使った舟運ルートの途中の斜面に荷物を積んだままの舟を往復させるために敷設された鉄道跡で、坂道の上には蹴上疏水公園があり、岡崎周辺の眺望を楽しめます(桜の季節以外は静かな公園です)。公園から疏水分水をたどると南禅寺の水路閣へとつながります。
南禅寺三門から道なりに北に行くとみかえり阿弥陀さまと紅葉で名高い永観堂(正式には禅林寺)、さらに北へ行くと哲学の道への標識があるので東へ行けば、若王子橋から約2㎞ほど琵琶湖疏水沿いに散策路が銀閣寺へと続きます。
無鄰菴
1・市バス5系統銀閣寺・岩倉行き)・100系統(銀閣寺行き)で「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車で徒歩5分ほど
2・地下鉄・烏丸線(国際会館行き)で「烏丸御池駅」から東西線(六地蔵行き)へ乗り換え、「蹴上」下車して地上から徒歩7分ほど
周辺の観光名所
無鄰菴は山県有朋の別邸で、琵琶湖疏水の流れる庭園は国の名勝庭園に指定され、カフェも営業されています。作庭をした7代目小川治兵衛は円山公園や平安神宮の神苑を手掛けたことで知られます。春には目の前にある乗船場から十石舟が運行され、舟上から桜を眺めることができます。仁王門通りを西へ行くと神宮道の交差点から朱塗りの大鳥居が見えます。左右に美術館がありそのまま北へ進んでゆけば平安神宮があります。