京都奈良の仏像、特別公開特別拝観とアクセス方法

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上醍醐と奥の院(醍醐寺)

更新日:

五大明王は霊宝館に安置中

本来、上醍醐の五大堂に祀られてきた五大明王は、奈良国立博物館で開催された「醍醐寺の全て」に出展以降、下醍醐の宝物館に祀られています。 ご注意下さい

◆上醍醐奥の院(醍醐寺)アクセス

JR京都駅から醍醐寺までは醍醐寺(下醍醐)のページをご覧下さい。
ここでは更に下醍醐からの道をご説明します。

総門から桜の馬場をまっすぐ北へ進むと西大門(下醍醐伽藍入口)に着きます。
そこを右折し、100メートル程進んだら左折します。
右手にすぐトイレがありますので、用を足す場合ここで済ましましょう。

そのまま道なりに進み川を渡ります。
(ちょうど下醍醐の伽藍を回り込む形の道となっています)
女人堂入口の坂がありますので右上に登っていけば、上醍醐の入山口、女人堂に到着です。

◆上醍醐入山(拝観)受付時間

夏期(3月1日~12月第1日曜日)AM 9:00~PM 4:00
冬期(12月第1日曜日の翌日~ 2月末日)AM 9:00~PM 3:00
入山料金
大 人600円 中学・高校生300円 小学生以下無料

上醍醐へ登る、不慣れな方は軽登山のつもりで

◆女人堂から醍醐の花見跡、不動の滝まで

道が全く整備されてない事はありませんが、足下はよくありません。
また結構な登り坂と階段ですので、普段全く山歩きをしない方は多少の準備と心構えが必要です。(ちなみに毎日登っている地元の方達はスイスイ上がっていきますが)

女人堂と五体(不動明王 聖宝(開祖)、 弥勒菩薩 役行者 地蔵菩薩)の前で手を合わせたら入山開始です。

上醍醐入山女人堂

上醍醐入山口、女人堂の五尊

坂道をひたすら登りはじめます(右隅に写っているのは無料貸し出しの杖です)

上醍醐登山口

登り始めはこんな感じです

10分~15分で豊臣秀吉、醍醐の花見跡に到着します。

醍醐の花見跡

もっと派手かと思ったらそうでもない

更に15分~20分ほど登ると、約中間地点の不動の滝へ到着です。

上醍醐不動の滝

不動明王が祀られています

不動の滝の反対側には小さな小屋があり、座って休む事も出来ます。
ここまで健脚自慢なら20分弱、のんびりジワリなら30分です。

◆不動の滝から上醍醐伽藍まで

さてと、重い腰を上げまして・・・ここからは階段チャレンジです。

上醍醐参道山道

石だったり木だったり

とにかく、木や石の階段が続きます。右に曲がり左に曲がりながら階段を登っていきます。
20分前後で登りきり、初めてなら「おー着いたのか」と一瞬思わせてくれます。
道は平坦になり、小さいですが役行者像が祀られています。

上醍醐役行者像

見落とさないように

実は到着ではなく、ここから道は下りますが、又・・登り・・・
10分前後でやっと、上醍醐社務所入口に到着です。

上醍醐社務所

やっと着いたのか

上醍醐社務所入口を右に見ながらマッスグ進めば、遂に上醍醐境内図があります。

上醍醐寺境内図

上醍醐境寺内図、発見

到着ですよ、到着なんですが・・・・この境内図通り実際に観て廻るのに、坂あり階段ありです。

でもここまで来れば後は頑張れます、感動の嵐ですから。
疲れも吹き飛びます、他人の写真ではツマラナイので、ご自分の眼で感じましょう♪
もちろん「醍醐味なるかな」も味わえます!

上醍醐寺を堪能したら下山するもよし、時間と体力に余裕があるなら奥の院へ・・

◆上醍醐伽藍から奥の院へ

開山堂の横に標識があります。

上醍醐奥の院入口

上醍醐奥の院標識です

このように、場所場所で標識があるので迷う事はないと思いますが・・・

上醍醐奥の院参道

道なき道です

道はこんな感じで、整備はされていないと言っていいでしょう。倒木も多いです。
時間的には15分程度です。
上醍醐からは下る感じです、つまり帰りは上りです・・

奥の院は小さな洞窟というか、石の祠というか・・・
写真撮影可ですが、ここもご自分の眼で観るのがベストかと思います。

最後に時間の目安です。
上醍醐の往復+拝観所要時間、で最低2時間
上醍醐の奥の院まで往復+拝観所要時間で最低3時間
ゆっくりジックリなら、どちらもプラス1時間必要でしょうか。

みどころ満載ですので飽きる事はありません、体力的にOKでしたらオススメします。

 

 

 

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