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戒光寺(泉涌寺塔頭) 運慶・湛慶合作、丈六釈迦如来像

御寺泉涌寺に向かう途中にある塔頭で、無意識だと見逃してしまう感じですが、泉涌寺方面へお出かけになるなら強烈おすすめな、寺と仏像です。

戒光寺 仏像丈六釈迦如来さま

お寺の外観は「こじんまり」(失礼!)に感じますが、 中に入ると・・・ 建物よりデカイんじゃないの!(そんなわけない)
釈迦如来立像、身の丈は約5.4メートル、台座~光背部までの全長は約10メートル
運慶・湛慶親子の合作。
下から拝ませて頂くと、自分のチッポケさを感じます。
後水尾天皇の身代わりになったという言い伝えから、『身代わりのお釈迦様』とも呼ばれています。

・・・ とにかく、このお釈迦さまの大きさ(像の大きさだけじゃありません)は 実際に間近で、拝み、祈り、初めて実感出来ます。

身代わりのお釈迦様

寺伝によれば鎌倉時代、宋より帰朝した浄業曇照が猪熊八条に創建し後堀河天皇の勅願所となりました。
応仁の乱で堂宇を焼失しましたが御本尊は残り、数度の移転を経て江戸初期に後水尾天皇の発願によって、現在地へ再興され泉涌寺塔頭となりました。
御本尊の釈迦如来立像(国の重文)、身の丈は一丈六尺(約5.4m)・台座や光背を合わせれば約10m運慶・湛慶親子の合作と伝わります。

後水尾天皇の守護仏として信仰され、首のあたりに何かの流れたような跡があるのは、後水尾天皇が東宮だったころに皇位継承争いに巻き込まれ、寝首を掻かれて暗殺されそうになった時にお釈迦様が身代わりに立たれ、その時の血の跡と言われ、このことから「身代わりのお釈迦様」と呼ばれます。
悪い事の身代わりに立ってくれるばかりか、首から上の病を治してくれると信仰されてきました。

春と秋には内陣に入って、お釈迦様の足元から見上げて参拝することができます。
ほかに足の裏の見える珍しい不動明王坐像、戒光寺開山の曇照上人木像、文殊菩薩像も祀られていて、文殊菩薩は京都十三仏霊場の三番札所になっています。

融通弁財天さま

境内に泉山融通弁財天が祀られています。
毎年1月に泉涌寺で行われる七福神めぐりの二番目の札所で、ご本尊は伝教大師最澄の作と伝わる秘仏です。
お名前の通り金銭の融通をして下さる融通を利かせてあらゆる願いをかなえてくださるといわれ、1月の成人式と11月3日の弁財天大祭の年二回のみ公開されています。

御陵衛士のお墓

境内には伊東甲子太郎ほか3名の禁裏御陵衛士のお墓もあります。
戒光寺の長老堪然の仲介によって、伊東甲子太郎ら15人が新選組を脱退して孝明天皇の御陵を守る御陵衛士を拝命し、高台寺の月真院に本拠地を置いたことから高台寺党と呼ばれていましたが、のちに新選組に粛清され(油小路事件)ています。
こちらにお参りするにはいろいろと約束事があり、それを守れる人のみ事前申し込み制で参拝することができます。

戒光寺のお守り・お線香

お守り、お線香、暦など堂内で授与して頂けます。
特徴ある授与品はお釈迦様の身代わりお守りで、瓢箪や念珠の中に丈六釈迦如来の御影(写真)があり、自分の身に危険が迫った時に身代わりになってくれるそうです。
実際に身代わりになって頂くと、覗いても写真が見えなく(消える)なると言われています。

JR京都駅からアクセス

・JR京都駅からJR奈良線で「東福寺駅」下車して徒歩15分ほど
・市バス208系統(泉涌寺・東福寺行き)で「泉涌寺道」下車して徒歩5分ほど
泉涌寺道交差点から緩やかな坂道をのぼり、総門を過ぎて少しすると左手にあります。

拝観時間

6時~17時(9:00~17:00)
以前は6:00~拝観させていただけたのですが、公式サイトで9:00~に変更になっています。朝のお勤めの中 参拝させていただけたのに・・残念!

戒光寺本堂写真

戒光寺本堂です、中には・・

戒光寺周辺地図

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