◆方広寺JR京都駅からアクセス
JR京都駅から市バス100系統・206系統・208系統「博物館三十三間堂前」下車徒歩5分
またJR京都駅から市バス206系統「馬町」下車徒歩5分ほど
京阪「七条」駅下車徒歩10分ほど
◆方広寺拝観時間
境内自由
本堂9:00~16:00
大人200円中学生以下100円
◆方広寺簡易歴史解説
豊臣秀吉が大仏を京都に造立することを発願し、その大仏を安置するために建てられたのが方広寺です。
度重なる地震や火災によって焼け落ち、何度も再興されましたが 昭和の火災で焼け落ちたのを最後に復興はされず 現在は大仏殿跡が公園として残るのみになっています。
◆方広寺みどころ
秀吉が東大寺の大仏に匹敵する仏さまを京都に造立することを発願して作った木造の大仏で、 像高18メートルを超え、仏殿も東大寺のそれをしのぐ程だったと伝わります。
初代のものは一年ほどで地震によって倒壊してしまい、 怒った秀吉が大仏にむかって矢を放ったといわれる逸話も残ります。
方広寺本堂には10分の1サイズの大仏や大仏眉間仏 また大黒堂には秀吉の稔侍物であった大黒天などが安置され公開されています。
そして境内にはあの釣鐘です。
金地院崇伝のアイディアともいわれる、「国家安康」「君臣豊楽」です。
豊臣家滅亡のきっかけにもなった銘は今も釣鐘に刻まれ(中央より少し上のほうで白く縁取りされています) ひっそりとたたずんでいます。
鐘楼には彩色の残る天井画が描かれ、 東大寺・知恩院と共に日本三大梵鐘として国の重要文化財に指定されています。