京都 京都寺社・名所 洛西

法金剛院 丈六金目地蔵菩薩像と丈六阿弥陀如来座像

平安初期に右大臣・清原夏野の山荘を、没後にお寺に改めたのがはじまりと伝わります。 後に文徳天皇の発願により伽藍を建立するも衰退し、 さらに平安末期に待賢門院によって再興され法金剛院と改号したと伝わる律宗のお寺です。

法金剛院の見どころとアクセス

「蓮の寺」として有名で、関西花の寺二十五ケ所の第十三番目のお寺です。「苑池」を中心に境内の東半分ほどは極楽浄土を表現したといわれる池泉回遊式浄土庭園になっていて 7月~8月の中旬にかけて蓮の花が池を埋め尽くします

この庭園には北側に平安時代に造られた「青女の滝」があり、作者がはっきりとしている日本最古の人工の滝として、背後の五位山と共に国の特別名勝に指定されています。
滝や池の周辺にはカエデ・しだれ桜・アジサイ・ハナショウブ・菩提樹・沙羅双樹(ナツツバキ)などなど、沢山の木々や花が植えられています。見事なしだれ桜は中興の待賢門院ゆかりの桜として「待賢門院桜」また花の色が紫色に見えることから「紫のしだれ桜」と呼ばれ、夏にはさまざまな種類のハスが境内を埋め尽し・秋には真っ赤な紅葉と四季折々に美しい、高貴な方々が思い描いた極楽を表現したお庭です。

ハスの花に隠れた仏像の宝庫

花の寺として蓮の花が有名ですが、国宝・重文の仏さまを複数所蔵していて公開もされています。

まずは仏殿に安置されるご本尊・丈六阿弥陀如来座像(国宝)。院派仏師・院覚作で平等院・法界寺の阿弥陀様と共に定朝の三阿弥陀と呼ばれていました。
お隣には厨子入十一面観音菩薩座像(国の重文)。 豪華な瓔珞(ようらく・ネックレス)に身を包み、珍しい坐像で四臂(四本の腕)の十一面観音菩薩像です。 厨子にも鮮やかな色彩が残り十二天がびっしりと描かれてるのがよくわかります。
こちらも珍しい僧形の文殊菩薩像(国の重文)。地蔵菩薩像(国の重文)なども所蔵されています。

そして毎月23日に法要が行われている金目地蔵菩薩座像(国の重文)。 こちらも丈六の大きな仏さまで六地蔵を従えています。
名前の由来は、願いが叶う(かなう)が転訛したとも、肝心要(かなめ)の時に救ってくださるからとも、お地蔵様の白目の部分に金箔が張られていたからとも言われるそうです。 ここまで大きなお地蔵さまはなかなか珍しいです。ガラス越しではありますが常時拝観できます。

ほかにも 庭には仏足石などもありなかなかに見ごたえのあるお寺です。

目の前の道を東へ徒歩10分ほどで妙心寺の南総門へ出ます。

JR京都駅からのアクセス

JR京都駅からJR嵯峨野線(園部・亀岡・福知山方面行き)で「花園駅」下車して徒歩2~3分ほど

嵐電に乗りたい場合
・市バス205系統(金閣寺・北大路バスターミナル行き)または・市バス50系統(立命館大学前行き)で「北野白梅町」下車して、「北野白梅町駅」から嵐電(京福電気鉄道)に乗り換え「妙心寺駅」か「御室仁和寺駅」で下車して南へ1㎞(徒歩15分)ほど 。
妙心寺南総門から徒歩10分ほどです。

拝観時間・年間行事

9:30~16:30(16:00受付終了) 大人500円
毎月15日、桜・蓮・紅葉シーズンのみ拝観可能
拝観時期の詳細は法金剛院公式サイトでご確認くださいませ。

★春の特別拝観
桜の開花時期 3月下旬~4月上旬

★観蓮会(かんれんえ) 7:30~
ハスの花の開花時期 7月~8月上旬

★秋の特別拝観 9:30~
紅葉の時期 11月中旬~12月初旬

法金剛院と周辺地図

嵐電ぶらりたび~法金剛院

下図クリックで嵐電路線図拡大、B6の妙心寺駅下車です。 randen1

-京都, 京都寺社・名所, 洛西