◆同聚院(どうじゅいん)JR京都駅からアクセス
京都駅から市バス208系統「東福寺」下車徒歩7~8分ほど
またはJR奈良線「東福寺」下車徒歩7~8分ほど
◆同聚院(どうじゅいん)拝観時間
9:00~16:00大人200円小人100円
8月7日~16日、12月29日~1月4日は拝観休止
◆同聚院(どうじゅいん)簡易歴史解説
藤原道長が自身の四十歳の時に建立した五大堂の遺蹟です。
◆同聚院(どうじゅいん)仏像
東福寺の25ある塔頭寺院の一つですが、この付近は藤原氏の氏寺・法性寺のあった所で 藤原道長が五大明王を安置するために法性寺境内に建立した五大堂の遺蹟と伝わります。
仏師定朝の父康尚の作と伝わる中尊の不動明王のみが幾多の火災・災害を免れて祀られています。
助けを求める者には十万の眷属を従えて駈けつけ救ってくださるといわれ 「十万不動」と呼ばれています。
また縦に十万と書いたものを 土と力に分けてとらえ 産土神として土地を守護する仏ともされていて、火除けのご利益があると古くより信仰されてきました。
日本一265㎝、不動明王座像
像高が265センチもある日本で一番大きい木造のお不動様で、 この仏さまだけでもすごい迫力なのですが、もしもほかの四明王も残っていたら・・・ と考えるだけで、ゾクゾクしてきます。
実は東福寺周辺を散策途中でたまたま見つけて拝観させていただいたのですが、 小さなお堂に堂々と収まるそのお姿は、本当に迫力のあるものです。
素通りしてしまうのは実にもったいない!
東福寺の塔頭は拝観不可か特別拝観のみが多い中で、 通常公開される数少ないものですので一度は訪れてみてください。