京都

落柿舎 松尾芭蕉と嵯峨日記

松尾芭蕉の弟子の向井去来が別荘として営んだ草庵で、かつて庭に40本の柿の木があってその柿を売る約束をしたところ、一晩でその柿がほとんど落ち尽してしまったことから「落柿舎」と呼ばれるようになったと言われます。
現在の建物は江戸時代に再建されたものです。

落柿舎 みどころ

竹林の小径を散策し北の方へ足を向けると、畑が広がり見晴らしの良くなったその先に、趣のあるかやぶき屋根の建物が見えてきます。
この先を更に行けば二尊院・祇王寺・滝口寺・あだしの念仏寺・愛宕神社の一の鳥居などのある、重要伝統的建造物群保存地区へとつながる起点の地に落柿舎はあります。

入口には常に蓑と笠が掛けられ、かつてはそれで主の在・不在を伝えていたそうです。
向井去来は芭蕉の門人であったことから、芭蕉もこの地を3度訪れ「嵯峨日記」を記したといわれます。
敷地内には去来・芭蕉をはじめさまざまな方の句碑が建てられています。

訪れた方が句を書いて「投句箱」に投函すると選句され、入選すれば季刊誌に掲載
されます。
日本三大俳句道場として知られるこの場所で、庭に植えられた季語になる草花を愛でながら、一句詠まれてはいかがでしょうか。(三大俳句道場・残りは神奈川・鴫立庵(しぎたつあん)と、滋賀・無名庵(むみょうあん)です。)

JR京都駅からアクセス

JR京都駅から市バス28系統・大覚寺行きで「嵯峨小学校前」下車徒歩10分ほど
JR京都駅から京都バス72系統・清滝行きで「嵯峨小学校前」下車徒歩10分ほど

JR京都駅からJR嵯峨野線(園部・亀岡・福山方面行き)「嵯峨嵐山駅」下車徒歩15分ほど
また嵐電(京福電気鉄道)嵐山駅から徒歩15分ほど

拝観時間

9:00~17:00(12月・1月・2月は10:00~16:00)(12/30~1/3は休み) 300円

◆落柿舎周辺地図

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