大阪四天王寺庚申堂・東京入谷庚申堂と共に日本三庚申の一つとされ 庚申信仰発祥の地とされています。
平安時代に浄蔵貴所(じょうぞうきしょ)によって創建されたと伝わります。
◆八坂庚申堂(金剛寺)みどころ
八坂庚申堂は八坂の塔目の前にある小さなお寺で、本尊青面金剛は大陸より渡来した秦河勝が持参し、秦氏の守り本尊としていたものと伝わります。
道教では暦で庚申(かのえさる)の日に、体の中にいる三尸の虫(さんしのむし)が天帝に人の悪行を告げ口に行き、悪行を行っていると罰として寿命が縮められてしまうといわれます。ただし本人が一晩中起きていれば三尸の虫は抜け出せず、それを防ぐことが出来るということで、現代にまで庚申信仰「庚申待ち」が伝わっています。
そしていつのころからか、青面金剛がこの虫を食べてしまうといわれ、庚申待ちにこの仏さまが拝まれるようになりました。
毎庚申の日に護摩供やコンニャク封じ祈祷が行われ、猿の形に抜いたこんにゃくがふるまわれます。
カラフルなくくり猿
庚申様のお使いが猿とされることから、境内には至るところに猿がいます。中でも目立つのはカラフルなくくり猿であちらこちらにびっしりと下がり映えスポットとして人気です。
このくくり猿は願いを叶えようとするとき欲にかられて「心」が動いて集中できなかったりしないように、「心」をくくりつけて庚申様にコントロールしてもらって願いが叶うようにと、一つ一つ手づくりされ体内にご本尊のお札が納められたお守りで、参拝者が願いを書いて奉納したものがつるされています。
おねがいをかなえてもらう秘訣は「欲を一つ我慢する」ことで、欲を意欲に変えましょうとのこと。
そして三猿です。
「見ざる」「言わざる」「聞かざる」・それぞれに目・口・耳をかくし、香炉の足元・山門の上・お堂前・石像などに・・・
授与品も猿づくしです。
JR京都駅からアクセス
・市バス206系統(三十三間堂 清水寺 祇園・北大路バスターミナル行き)・市バス100系統(清水寺・銀閣寺行き)いずれかで「清水道」下車して徒歩5分ほど
◆八坂庚申堂拝観時間
境内自由
9:00~17:00
庚申待ち
庚申の日に朝から翌朝まで行われます。庚申の日は毎年変わりますので、詳細は八坂庚申堂公式サイトか公式SNSでご確認くださいませ。