桓武天皇が王城鎮護のために星神「大将軍」を勧請し 大内裏の北西にお堂を建て方位よけの神として祀ったのがはじまりと伝わります。
江戸時代には村の鎮守社として信仰されていましたが 、明治の神仏分離令により祭神が素戔嗚尊となり、御子神八神・桓武天皇が合祀され、もともと信仰されていた暦神八神と習合して「大将軍八神社」となりました。
大将軍八神社見どころ
中国より伝わった陰陽道では 大将軍神は方位をつかさどる最も重要な神様として祀られきました。
平安京は唐の長安を参考に造営されているため この神もそれに倣って都の守護のため北西の天門に祀られたものと考えられています。
明治の神仏分離令では陰陽道の神は外来の神とされたため 主祭神が素戔嗚尊とされ現在に至ります。
平安期に造られたとされる神像が多数所蔵されていて、このうち武装形・束帯形・童子像の計80体が重要文化財に指定され 方徳殿に安置されています。
小さな堂内にはびっしりとこの神像群が祀られていて 「立体星曼荼羅」を表しているそうです。(館内にはなんとも形容しがたい雰囲気が漂っていて、一人ではお参りし難い・・・雰囲気です・・・)
また陰陽道安倍家の古天文暦道資料や貴重な天球儀も残されていて、年に2度開かれる特別展で見ることができます。
現在でも方位よけ厄除けの神様として信仰されています。
天門祭・神輿巡行と「おろち餅神事」
毎年10月第3日曜日には天門祭りが開かれ 、神輿巡行では大将軍交差点で「辻回し」や「差し上げ」が、約150人の担ぎ手さんによって行われるにぎやかなお祭りです。
前日にはおろち餅神事や神楽・和太鼓の奉納や富くじなどが行われ、普段は静かな境内は大変にぎわいます。
「おろち餅神事」とは御祭神・素戔嗚尊のヤマタノオロチを退治した伝説にちなんだもので、オロチの頭としっぽだけ作られた像を70mほど離して設置し、間の胴体に見立てたお餅を参加者で長く長く伸ばしていき、しっぽまでつながったところでみんなで切り刻んで退治します。地元のお子さんたちがたくさん参加して楽しそうな神事です。
京都駅からアクセス
・市バス205系統(金閣寺・北大路バスターミナル行き)「北野白梅町」下車して徒歩5分ほど
・市バス50系統(立命館大学行き)で「北野白梅町」下車して徒歩5分ほど
・市バス101系統(二条城・北野天満宮・金閣寺行き)で「北野白梅町」下車して徒歩5分ほど
・JR京都駅からJR嵯峨野線で「円町」下車して徒歩20分ほど
最寄り駅は「嵐電北野白梅町」ですので、嵐山方面へはアクセスが良いです。
拝観時間や拝観料など
境内自由 6:00~18:00(開門・閉門)
授与所 9:00~17:00
方徳殿(宝物館)通常開館日 10:00~16:00
5月1日~5月5日・11月1日~11月5日
500円・学生300円 期間外は予約によって拝観可(要問合せ)075-461-0694
| 正月元旦 | 歳旦祭 | |
| 1月10日 | 大将軍のえべっさん(十日えびす) 10:00~ |
福笹の限定授与(初穂料1500円) 前後3日間・えびす神像特別御開帳 |
| 1月~2月末 | 西都大路七福神社ご利益巡り (大将軍八神社・吉祥院天満宮・若一神社・春日神社 わら天神宮・熊野衣笠分社・平野神社の7社) |
色紙500円を購入し、それぞれの神社で御朱印(有料)をいただき、7社すべて巡ると干支の置物が授与されます |
| 2月節分の日 | 節分星祭 古神札炊き上げ式 10:00~ |
先着で甘酒の無料接待あり |
| 6月30日 | 水無月の大祓(夏越の祓) 16:00~ |
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| 10月第3日曜日と前日 | 「天門祭」 本殿祭 10:00~ 神輿巡行 13:00~ 15:00~15:30頃 大将軍交差点にて神輿の辻回し |
「宵宮」天門祭の 前日11:00~ 地元の子供たちによる、鼓笛隊や太鼓の演奏、神社前から70mにお餅をのばす「おろち餅神事」はお祓いの後、振る舞われます。 献茶祭・神楽奉納舞・富くじ・和太鼓奉納・ 「天門祭」の神輿巡行では大将軍交差点で「辻回し」や「差し上げ」が、約150人の担ぎ手さんによって行われるにぎやかなお祭りです。 |
| 11月中 | 七五三 | |
| 11月23日 | 新嘗祭・お火焚き祭 13:00~ |
大祓の祝詞が奏上される中、護摩木が御焚き上げされます。 (ゴマ木・1本200円) |
| 毎月第1日曜日 | フリーマーケット「一の市」 早朝~14:00頃まで |
新鮮野菜の販売や健康診断・健康体操などもあります 開催されない月もありますので、詳細は大将軍八神社「一の市」公式SNSをご覧くださいませ。 |
商店街では妖怪仮装行列「一条百鬼夜行」
神社周辺の大将軍商店街ではあちらこちらに妖怪を飾り「妖怪ストリート」として町おこしをされています。
ちょっとシュールな妖怪の置物があちこちに・・・。
毎年10月の第3土曜日には妖怪仮装行列「一条百鬼夜行」と妖怪アートフリーマーケット「モノノケ市」が行われ、大将軍八神社でも天門祭(例祭)の宵宮として様々なイベントが行われにぎやかになります。
※大将軍八神社の例祭に合わせて行われていましたが、2024年から4月に開催されています。お祭りの様子や詳細は大将軍商店街振興組合公式Fbをご覧くださいませ。