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妙法院  天台三門跡と普賢菩薩騎象像

最澄開基と伝わる天台宗の寺院で 代々法親王が住持され青蓮院・三千院と共に天台三門跡と称されてきたました。
後白河法皇や豊臣秀吉ゆかりの寺院としても有名です。

妙法院みどころ

比叡山に伝教大師最澄が造った僧坊の一つが起源と伝わります。
後白河法皇が譲位の後の御所として法住寺殿を造立され、妙法院はその敷地内にあり 方広寺や三十三間堂を管領して、往時には広大な敷地を有していました。
方広寺に組み込まれていた妙法院で、豊臣秀吉によって祖父母の菩提を弔うために、日本仏教の八宗の僧を各宗派100人ずつ集めて千僧供養が行われ、その際の食事の準備をする台所として建てられたといわれるのがこちらの庫裏国宝に指定されています。
のちに妙法院の門主が方広寺の住職も兼ねるようになり、火災によって京の大仏と大仏殿が焼失してしまった際には、宝物の開帳を行うなどをして再建のための資金調達をしたと伝わります。
幕末には尊皇攘夷派の公卿7人が京都から追放された「七卿落ち」の舞台にもなっています。京都から追放される際に妙法院に集結し長州へとお落ち延びたとされ、境内には「七卿西竄紀念碑」が建てられています。

また大書院は後水尾天皇の中宮東福門院の女御御所を移築したもので、狩野派によって描かれた襖絵などがあるり国の重要文化財に指定されています。
ほかにも普賢菩薩騎象像・狩野派筆による障壁画など複数の重要文化財を所蔵していますが 通常は非公開で特別公開時のみ拝観できます。
(なお現在も所管する三十三間堂は通常公開されています)

JR京都駅からアクセス

・市バス206系統(三十三間堂 清水寺 祇園・北大路バスターミナル行き)・208系統(博物館 三十三間堂 泉涌寺・東福寺行き)いずれかで「東山七条・ひがしやまななじょう」下車して徒歩3分ほど

◆妙法院拝観時間

通常非公開

★五月会 5月14日 9:00~
ご本尊の普賢菩薩像の5月の縁日に法華懺法の法要が行われ、大書院(国の重文)・庭園・普賢菩薩騎象像(国の重文)が特別公開されます

◆妙法院周辺地図

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