京都奈良の仏像、特別公開特別拝観とアクセス方法

京都奈良旅行-公共交通機関と徒歩でアクセス-

京都行事

2019年京都 秋の紅葉とライトアップ

更新日:

「青もみじ」で境内や山々をすがすがしい緑に染めた木々の葉は、秋になると赤や黄色に染まり美しく境内を染め上げます。紅葉を楽しみに多くの観光客が訪れる時期でもあります。底冷えのする寒い冬が訪れる前の過ごしやすい季節、錦に染まった京都の街を散策してみるのはいかがでしょうか。

地域別一覧

通常拝観の他に特別公開を行ったり、ライトアップを行う寺院などもありますのでこちらでは地域別に一覧でご紹介してゆきます。
青もみじの名所はそのまま紅葉の名所として人気のスポットです。例年 早いところでは10月下旬から色づき始め、11月下旬から12月の上旬くらいまでが見ごろの時期になります。

標高差やその年の気候によっても左右される自然のことですので、遠方から訪れる場合は盛りの時期に当たるかは難しいですが、合わせて行われている特別公開や、季節ならではの食べ物など、ほかにも楽しめるものを探しておくのも良いかもです。

9月~12月にかけては各寺社で秋の特別公開が、また11月には秋期京都非公開文化財特別公開やも行われていますのでそちらのページもご覧くださいませ。

JR西日本では往復新幹線と夜間や早朝の貸し切り拝観プランが販売されていますので、興味のある方はJR西日本公式サイトをご覧ください。
一般では公開されない時間帯での拝観プランなどが複数あります。

※VERTRA公式サイトでは夜間特別拝観と食事がセットになったプランや通常より早く拝観できるプランなどが複数の寺院で企画されています。

全スポットの地図

・洛北は黄色
・洛東は緑色
・洛南/山科/宇治/南部は青色
・洛西(渡月橋より北)はオレンジ色
・洛西(渡月橋より南)は濃いオレンジ色
・洛中は紫色
で色分けしてあります。

京都駅から公共交通機関で各スポットへのアクセス方法はこちらのページでご紹介しています

 

洛北

貴船もみじ灯篭 貴船一帯のライトアップ
11月2日~11月24日

夕ぐれ~20:30

境内自由

貴船一帯には約3000本のカエデがあり、貴船神社の境内までの80段ほどの階段両脇に並んだ朱色の灯籠に火がともされますがライトアップによって美しく浮かび上がります。

叡山電鉄では期間中、市原~二ノ瀬駅間の「もみじのトンネル」でライトアップ&車内灯が消され徐行運転がされます(21:00頃まで)
また二ノ瀬駅や貴船口駅、料理旅館街、貴船川、貴船神社(本宮・結社・奥宮)などでもライトアップが行われ、神社では土日祝を中心にライブイベントも開催されます。

詳細は貴船もみじ灯篭公式サイトをご覧ください

白龍園(はくりゅうえん) 秋の特別公開
10月12日~12月1日

一般拝観
10:00~14:00(13:30受付終了)
1300円~1600円

予約拝観(一日限定50名)
14:00~16:00(15:30受付終了)
2300円~2800円
申し込み方法は往復ハガキにて先着順。
庭園デザイナー烏賀陽百合さん案内によるプレミアムプラン(一日限定20名/5500円)などもあります。

ご予約の詳細は白龍園公式サイトでご確認ください。

鞍馬・二ノ瀬にある庭園です。京都の子供服メーカー青野株式会社の創業者・故青野正一氏と社員/一族・地元の方によってこの地に作られ、山の御祭神「白髭大神(不老長寿)」と「八大龍王(商売繁盛)」を祭る祠と大鳥居がたてられ、この祭神から二文字をとって白龍園と名付けられました
長い年月をかけて造り上げられた山里にある庭園で、秋には錦絵のように素晴らしい景色が楽しめます。

実相院門跡

通常拝観

9:00~17:00(不定休)
大人500円・小中学生250円

磨き上げられた床に映った「床もみじ」で知られます(撮影不可)。
岩倉門跡とも呼ばれる天台宗の門跡寺院で、正面の四脚門・御車寄・客殿は御所より移築されたもので、御水尾天皇ご宸筆「忍」の掛け軸や狩野派の襖絵、ご本尊不動明王立像などの寺宝を有します。枯山水と池泉回遊式庭園の2つの庭があり、桜の名所でもあります。

こちらの石庭は代々小川治兵衛(7代目は南禅寺の別荘群など、国の名勝を多く作庭したことで知られます)を継ぐ「植治」さん監修で、市民参加で作られています。

三千院 通常拝観

11月8:30~17:00
12月9:00~16:30
一般700円・中高生400円・小学生150円

池泉回遊式・池泉鑑賞式庭園もあり、美しい苔でも知られます。

宝泉院(勝林院塔頭) 秋の夜灯り
11月2日~12月1日

17:50~21:00(20:40受付終了)
大人800円/中高生700円

樹齢700年・近江富士をかたどった五葉松(市指定の天然記念物)や客殿の柱と柱を額縁に見立てた「額縁庭園」が有名で盤桓園(ばんかん/立ち去りがたいの意味)と呼ばれ、JR東海のCMでも使用されたこの庭園がライトアップされます。
鶴亀庭園には樹齢300年の沙羅双樹が佇み、二連式の水琴窟や血天井など見どころの多いお寺です。

同じく勝林院の子院である実光院には秋から春にかけて不断桜が咲き、桜と紅葉が一緒に鑑賞できる珍しいスポットになっています。

寂光院 旧本尊特別公開
11月2日~11月10日

9:00~16:00(旧本尊特別公開)
300円(別途拝観料が必要です高校生以上600円/中学生350円/小学生150円)

(通常拝観 3月~11月9:00~17:00 12月9:00~16:30)

崇徳天皇の寵愛を受けた阿波内侍と建礼門院ゆかりの尼寺です。平家物語にも描かれた庭園や火災によって消失してしまったご本尊を忠実に再現された六万体地蔵菩薩像など、

蓮華寺(左京区) 通常拝観

9:00~17:00
高校生以上400円

元は洛中にありましたが応仁の乱で荒廃していたものを、加賀藩の家老だった今枝近義が祖父の菩提を弔うためにこの地に再興したと伝わります。その際狩野探幽・木下順庵・隠元禅師・石山丈山など当代の文化人が協力したといわれます
仏殿の扁額は丈山筆で、独特の形をした石灯籠は蓮華寺型灯籠と呼ばれます。苔・シャクナゲ・サルスベリが随所に植えられ、本堂から眺める池泉式の庭園が美しいです。

曼殊院門跡 通常拝観

9:00~17:00(16:30受付終了)
一般600円・高校生500円・小中学生400円

天台宗五箇室門跡の一つです。枯山水の庭園を含む境内全てが国の名勝に指定され小さな桂離宮と呼ばれています。白砂敷の中に展開される庭園には樹齢400年の五葉松と曼殊院型キリシタン灯籠・フクロウの彫刻が施された梟の手水鉢などもあり、5月の初めに深紅の花を咲かせる霧島つつじの名所としても知られます。

茶室「八窓軒」や狩野探幽・永徳筆の襖絵、2017年修復中にお腹の部分に清めの下絵が見つかった国宝「黄不動尊」などみどころの多い寺院です。

曼殊院門跡 夜間特別拝観とライトアップ
11月1日~30日

17:00~20:00(17:30受付終了)
600円

圓光寺 通常拝観

9:00~17:00
大人500円・中高生400円・小学生300円

徳川家康が伏見に学問所として建立したのがはじまりの寺院です。ご本尊の千手観音像は運慶作と伝わり、境内には苔ともみじで名高い「土牛之庭」・岩倉具視の作った茶室「待月庵」・圓光寺型と呼ばれる水琴窟・竹林や東照宮・平成につくられた奔龍庭などがあります。

土牛之庭にある栖龍池(せいりゅうち) は洛北最古の泉水といわれ、東照宮からは洛北が一望にできます。日本最古の木活字(国の重文)やこちらの竹林をよく訪れた円山応挙の「雨竹風竹林屏風図(国の重文)」などを所蔵しています。

詩仙堂 丈山寺

通常拝観

9:00~17:00(16:45受付終了)
大人500円・高校生400円・小中学生200円

江戸時代の武将で文人だった石川丈山が隠棲するために造営した山荘跡で、正式には凹凸窠(おうとつか)と言い、狩野探幽の描いた中国の詩仙36人の肖像画に各詩人の詩を丈山自らが書いて四方の間に掲げた「詩仙の間」から詩仙堂と呼ばれています。
僧都(ししおどし)の音の響く庭は、中国の山水画をもとに丈山自らが手掛けたといわれる唐様の庭園で、美しく刈り込まれたサツキが有名です。また四季折々に美しく咲く花々もみどころです。

瑠璃光院 10月1日~12月10日
秋の拝観

10:00~17:00
2000円

通常非公開の寺院で春と秋だけ特別公開され、比叡山へ至るケーブル鉄道「八瀬駅」近くにあります。
八瀬とは「矢背」とも記され、壬申の乱で背中に矢傷を負われた大海人皇子(天武天皇)がこの地にのがれてきたおり、村人が土のむろを作って温め、傷の治療をしたと伝わります。蒸し風呂の原型ともいわれ当院でも八瀬のかま風呂として残されています。高貴な方々や武士が湯治に訪れ、三条実美が「喜鶴亭」と名付けた茶室もあります。

境内に至る参道には100種を超えるカエデが植えられ、「瑠璃の庭」では数十種の苔が美しい絨毯を作り、春には緑色に・秋には赤く書院の床を染め上げます。京の数寄屋建築の名人といわれる中村外二の建築と、桜守で知られる佐野藤右衛門一門の築庭で日本情緒あふれる名所として、囲碁本因坊位の対戦に使用されたことでも知られます。

比叡山延暦寺 比叡山もみじ祭り
11月2日~24日

横川地域にて「比叡山もみじ祭り」が開催されます
10:00~16:00

横川駐車場にて毎日無料抽選会。オリジナルグッズや梵字ラテ引換券などが当たります。

11月9日~24日には厄除け大根炊きが10:00~行われ、先着200名に無料お接待されます(横川駐車場)

比叡山延暦寺 非公開大書院特別公開
10月12日~10月31日

11月6日~12月8日

比叡山延暦寺大書院(東塔エリア)
10:00~16:00(15:30受付終了)
中学生以上1000円/小学生以下無料
別途拝観料が必要です(大人700円/中高生500円/小学生300円)

比叡山は3つのエリアに分かれていて、それぞれ拝観時間が異なりますので、詳細は比叡山公式サイトでご確認ください。

常照寺 通常拝観

8:30~17:00
大人400円・小学生200円

本阿弥光悦が土地を寄進し創建された日蓮宗のお寺で、二代目吉野太夫ゆかりのお寺として知られます。桜の時期(4月第二日曜日)には吉野太夫花供養が行われ、太夫道中が鷹峯交差点辺りで見られます(お花見行事としてこちらのページでもご紹介しています)。
吉野門と呼ばれる朱塗りの山門は帰依の証として太夫が寄進したもので、大丸窓(吉野窓)のある茶室「遺芳庵(いほうあん)」では毎月月釜が開かれています(ご興味のある方は公式サイトをご覧ください)。
五千坪もの境内には桜の他に霧島つつじ・サツキ・あじさい・紅葉や茶花も多く植えられ四季折々に美しい花々が咲きます。

源光庵 通常拝観

紅葉シーズンは
8:30~16:30
500円
(通常9:00~17:00/400円)

※2021年10月頃まで工事のため拝観中止中です。

紅葉の名所で四角い「迷いの窓」と丸い「悟りの窓」で知られ、両窓からは四季折々に美しい庭を鑑賞できます。
元は臨済宗のお寺として創建されましたが、江戸時代に卍山道白禅師(まんざんどうはくぜんじ)が住持して曹洞宗になりました。本堂の天井は伏見城の遺構で血染めの天井とされています(ほかに正伝寺・宝泉院・養源院・興聖寺・天球院・栄春寺・瑞雲院・神應寺などにも残されています)。

ご本尊は釈迦如来で卍山禅師が宇治田原の山中で感得したといわる「霊芝観音」は10月19日のみ公開される秘仏として祀られています。いかなる日照りにも涸れることがなかったといわれる稚児井戸は、隣接する小学校の拡張工事で埋め立てられましたが、外枠のみ境内北西に移されています。

光悦寺 通常拝観

8:00~17:00
300円(紅葉時期は400円)
11月10日~13日は拝観休止

本阿弥光悦が徳川家康から与えられた地に先祖供養のために位牌堂を建立したのがはじまりで、光悦の死後に日蓮宗のお寺になりました。
境内へ続く細い参道は両脇に沢山のカエデが植えられ、秋には赤や黄色の美しいトンネルになり撮影スポットになっています。鷹峯の山々を借景とした回遊式の庭園には7つもの茶室があり(非公開)、菱形に組まれた垣根は「光悦垣」と呼ばれています。

洛東

法然院 秋季伽藍内特別拝観
11月1日~11月7日

9:00~16:00
800円

(通常拝観は6:00~16:00/本堂前までの境内は自由)

金戒光明寺 秋の特別公開
11月4日~12月8日

御影堂・大方丈・庭園大人800円/小学生400円
山門大人800円/小学生400円
御影堂・大方丈・庭園・山門共通券、大人1400円/小学生700円
(共通券での拝観は15:30までに受付)

金戒光明寺

 

紅葉ライトアップと邦楽の演奏
11月4日~12月8日

17:00~21:00(20:30受付終了)
大人800円/小学生400円(幼児無料)※昼夜入れ替え制
夜間は山門の拝観ができません

30分早く拝観できるプレミアムプラン(金土日のみ30名限定)や食事プラン付き拝観プランなどもありますので詳細は金戒光明寺公式サイトでご確認ください。

真如堂(真正極楽寺)

御本尊御開帳
11月15日

秋の特別拝観
11月1日~12月8日

期間中11月15日のみ本堂内々陣にて御本尊の阿弥陀如来像や不動明王・千手観音像が御開帳されます。
9:00~16:00(15:45受付終了)
高校生以上1000円/中学生900円/小学生以下無料
11月10日と12月8日は庭園・書院の拝観に制限があります

観経曼荼羅(かんぎょうまんだら)」の特別公開
極楽浄土の情景が金色刺繍で描かれる縦5m×横4.4mの巨大な観経曼荼羅(当麻曼荼羅とも呼ばれます)が本堂内陣との結界に吊るされ公開されます。浄土変相図で中央に阿弥陀如来、周辺には浄土のありさまが描かれています。

15日は5日から十日十夜行われたお十夜の結願日で、御開帳のほかお稚児さん・僧侶によるお練り供養、中風よけの小豆粥のお接待(有料)などがあります

「正真正銘の極楽の霊地」という意味の込められた寺名で、真如堂は本堂を表す通称です。
ご本尊は慈覚大師円仁作と伝わる「うなずきの弥陀」と呼ばれ特に女性を救ってくれるとして信仰されています(11月15日のみ開帳)。紅葉の名所として知られますが桜など一年を通して季節の花々が境内を彩ります。

永観堂

秋の寺宝展とライトアップ
11月6日~12月4日

秋の寺宝展
11月上旬~12月上旬
9:00~17:00(16:00受付終了)
大人1000円/高校生以下400円

ライトアップ
17:30~21:00(受付は30分前まで)
中学生以上600円(昼夜入れ替え制)

いわずと知れた「もみじの永観堂」です。
紅葉の時期に寺宝展が行われ、国宝の山越阿弥陀図などが公開され、夜間はライトアップが行われます。
それ以外の通常拝観では「みかえり阿弥陀像」(国の重文)や長谷川等伯筆と伝わる「竹虎図」などが公開されています。

南禅寺 天授庵(塔頭)ライトアップ
11月15日~11月30日

天授庵ライトアップ
17:30~20:45(受付終了)
大人500円/高校生400円/小中学生300円

南禅寺境内は自由
3月~11月まで 8:40~17:00(16:40受付終了)
12月~2月 8:40~16:30(16:10受付終了)

方丈庭園や三門は有料
(左記の寺院名をクリックしていただくと、拝観料や時間などを一覧でご紹介していますのでご参照ください。塔頭寺院の金地院南禅院天授庵もあわせて掲載しています)

境内には「絶景かな~」で有名な三門や水路閣があり、桜と紅葉の名所として知られています。

日向大神宮
(ひむかだいじんぐう)
境内自由

社務所は9:00~17:00
願掛けのかわらけ大600円/小450円

京の伊勢と呼ばれ、粟田口にある神社で、隠れた紅葉の名所でもあります。
厄除け・縁結びの隠れたパワースポットで天岩戸くぐりなどでかわらけを奉納して願掛けをします。
石段を上った先にある伊勢遥拝所からは平安神宮や京都御所方面の眺望が楽しめます。
少し離れた南禅寺ではいつでも観光客があふれていますが、こちらはまだまだ訪れる人も少なめで、お勧めです。
足元が悪いこともあるので、ひも靴などきちんとした靴でご参拝ください。

無鄰菴

秋の紅葉特別夜間公開(庭園ライトアップ)
11月22日~24日

トワイライト庭園パーティー2019
17:30〜20:30(20:00受付終了)
800円(ドリンクは別料金)

山形有朋の別荘だった名勝庭園がライトアップされ、庭園コンシェルジュの解説付きで鑑賞できます。
バーカウンターではお酒もいただけます(別途有料)。

青蓮院門跡

秋の夜間特別拝観
(ライトアップ)
10月25日~12月1日

 

夜間特別拝観
18:00~22:00(21:30受付終了)
大人800円/小中高生400円(昼夜入れ替え制)

昼間の通常拝観
9:00~17:00(16:30受付終了)
大人500円 中高生400円 小学生200円
(左記の寺院名をクリックしていただくと、春の特別展の拝観料や時間などを一覧でご紹介していますのでご参照ください。飛び地境内将軍塚青龍殿もあわせて掲載しています)

青くライトアップされ、幻想的な庭園を楽しめます。

青蓮院門跡

茶室・好文亭
(後桜町上皇御学問所)
秋の特別拝観

11月中の土日祝
10:00~15:30

1000円(別途通常拝観料が必要です)
(お点前は抹茶、または煎茶、菓子付)

将軍塚青龍殿
(青蓮院飛び地境内)

秋のライトアップ
10月25日~12月1日

通常拝観
9:00~17:00(16:30受付終了)
大人500円/中高生400円¥/小学生200円

ライトアップ
17:00~21:30(21:00受付終了)
昼夜入れ替えはありません

11月4日は月護摩で、14:00~1時間ほど護摩供が行われます(満月護摩供は毎月行われています)
当日は終日復元模写の青不動が公開されています。

11月は将軍塚青龍殿へ毎日ピストンバスが運行されますので詳細は将軍塚青龍殿公式サイトでご確認ください

知恩院

秋のライトアップ
11月1日~12月1日

17:30~21:30(21:00受付終了)
大人800円/小中学生400円

今年で20回を迎えるライトアップです。
三門下周辺・友禅苑・女坂・御影堂外観・宝佛殿・方丈庭園など(方丈庭園は9年ぶりの夜間公開です)

友禅苑では11月23日~12月1日のみお茶席が開かれます(600円/薄茶・生菓子付き)

限定御朱印の授与があります。
そのほか期間中にはイベントなどもありますので詳細は公式サイトでご確認ください。

高台寺
と圓徳院・掌美術館

秋の特別拝観と夜間特別拝観(ライトアップ)
10月25日~12月15日

高台寺9:00~22:00(21:30受付終了)
圓徳院10:00~22:00(21:30受付終了)
掌美術館9:30~22:00(21:30受付終了)
日没後にライトアップが行われます・昼夜入れ替えなし。

大人600円/中高生250円(高台寺・圓徳院・掌美術館共通)900円

特別展
・高台寺「マリオ・デル=モナコの世界、ルカ・ガリレオの世界」
・圓徳院「禅寺体験ことはじめ」
・掌美術館「高台寺の名宝・桃山の美」10月11日~12月23日/途中展示替え休刊あり公式サイト

塔頭の圓徳院とともに紅葉の名所です。高台寺には小堀遠州が手掛けたといわれる庭園(国の史跡・名勝)があり至る所に楓が植えられ秋には境内を赤く染めます。偃月池越しに臥龍廊を包むように美しいもみじが鑑賞できます。

圓徳院の北庭は伏見城にあった北政所化粧御殿の前庭を移したもので、こちらは小堀遠州が手直ししたと伝わり国の名勝に指定されています。

清水寺

秋の夜間特別拝観(ライトアップ)
11月16日~12月1日

 

夜間特別拝観とライトアップ
17:30~21:00(受付終了)
高校生以上400円・中学生以下200円(昼夜入れ替え制)

通常拝観
6:00~18:00(夏は30分閉門が延長されます)
高校生以上400円・中学生以下200円(本堂・舞台)
有料エリア以外は自由に拝観できます

桜や紅葉の名所で秋には清水の舞台前に広がる錦雲渓が真っ赤に染まり、初夏には清々しい風と共に青もみじが楽しめます。

入山はできませんが10月1日~10月31日までは「乳がんキャンペーン」で18:30~ピンクにライトアップされます。

清水寺
成就院庭園

(秋の特別公開とライトアップ)
11月18日~12月1日

昼間9:00~16:00(受付終了)
夜間18:00~20:30(受付終了)
大人600円/小中学生300円

「月の庭」と称される名庭で国の名勝に指定されています。春と秋に特別公開され、夜間の拝観ではライトアップが行われます。

地主神社 もみじ祭
11月23日

地主神社
14:00~
境内自由(別途・清水寺拝観料400円)

秋の豊作と縁結びのご利益に感謝し、家内安全・商売繁盛を祈願するお祭りです。美しい紅葉を手にした巫女さんが、の神楽を奉納します(もみじの舞・剣の舞・扇の舞)。お火焚の神事も行われ健康・病気平癒も祈願します。

建仁寺 通常拝観

境内は自由
10月まで10:00~17:00(16:30受付終了)
11月から10:00~16:30(16:00受付終了)
一般500円/中高生300円/小学生200円
(方丈・法堂・庭園が有料エリアです)

書院と客殿を結ぶ渡廊に囲まれた「潮音庭(ちょうおんてい)」は、平成に作られた庭ですが、中央に据えられた三尊石を囲むように苔・楓・ドウダンツツジなどが植えられ、初夏には美しい緑で彩られます。

また方丈庭園「大雄苑(だいおうえん)」は石が7・5・3のくくりで配された七五三の庭です。

もう一つ「○△ロの庭 」があり禅宗の四大思想・地水火風を 地☐、水〇、火△で表したものといわれ、木の下に○・井戸が□・庭の端が三角に少し盛られています。

正伝永源院
(建仁寺塔頭)
秋の庭園特別公開と寺宝展
11月1日~11月10日
11月16日~12月1日

10:00~17:00(16:30受付終了)
大人600円/中高生300円/小学生以下無料

織田有楽斎ゆかりの寺院で通常は非公開です。
池泉鑑賞式の庭園には松を中心に両脇にもみじが植えられ、有楽斎の造った国宝の茶室「如庵」が忠実に再現されています(本物は愛知県犬山市にあります)。
狩野山楽筆の襖絵や元首相の細川護熙氏筆の襖絵などを所蔵していて

両襖絵を使用したオリジナル御朱印帳も販売されています。
期間中お茶席や写経場が開かれ、限定御朱印の授与もあります。

智積院・東福寺・泉涌寺 京都秋の東山 三ケ寺巡
9月16日~11月5日

智積院9:00~16:00

東福寺
10月まで9:00~16:30(16:00受付終了)
11月から8:30~16:30(16:00受付終了)

泉涌寺9:00~16:30

オリジナル御朱印帳1200円を購入すると三ケ寺を拝観できます。(東福寺は通天橋・開山堂か本坊庭園のどちらか一方・泉涌寺は御座所庭園は除きます)

智積院 通常拝観

境内自由
9:00~16:00
大人500円/中高生300円/小学生200円
(有料エリアは名勝庭園や長谷川等伯など一門による国宝障壁画のある収蔵庫)

周辺には三十三間堂や京都国立博物館など人気の観光スポットがあるのですが、こちらはちょっと穴場な感じです。大書院前の庭は国の名勝に指定されていて、縁の下に池が入り込む形で端に座って庭を眺めると、水に浮かんでいるような不思議な感覚で鑑賞できます。

境内にはいたるところにカエデが植えられていますので、無料で拝観できるエリアでも十分に紅葉を堪能できます。
また無料エリアの明王殿には五大明王が祀られていて、堂内は薄暗いのですがなかなかに見ごたえのあるお像です。そして少し変わっているのは金堂です。ご本尊は大日如来ですが、実は地下にもう一体祀られていて、両界曼荼羅の胎蔵界・金剛界それぞれの印を結ばれています。お時間のある方は是非どうぞ。

東福寺 看楓特別拝観
11月1日~12月8日

8:30~16:30(16:00受付終了)
有料エリアは(通天橋・開山堂と本坊庭園です)
通天橋・開山堂/大人400円・小中学生300円
本坊庭園/大人400円・小中学生300円
龍吟庵/大人500円・小人300円(9:00~)

通天橋とその周りに広がる渓谷「洗玉澗(せんぎょくかん)」は紅葉の名所として大変人気のスポットです。この渓谷にはほかに臥雲橋(がうんきょう)・偃月橋(えんげつきょう)があり「東福寺三名橋」と呼ばれています。
臥雲橋からはカエデの海に浮かんだ通天橋がみられるため、紅葉の季節にはカメラを構える観光客で大変な混雑になります。

本坊には国の名勝に指定される、重森三玲作庭の「八相の庭」があります。方丈を囲むようにつくられた庭で、北斗七星を表したもの・石と苔で市松模様を表したもの・神仙思想を表したもの・サツキの刈込と石で市松模様を表したものなど、東西南北それぞれに趣のある名庭です。

一華院(いっかいん・東福寺塔頭) 秋の特別拝観
11月1日~12月上旬

10:00~16:00(受付終了)
400円・お茶席は別途

通常非公開ですが、朱雀・玄武・青龍・白虎の名のついた「四神の庭」が秋の紅葉の時期に特別公開され、お茶席が開かれます。
横に大きく枝を伸ばす黒松がある「依稀松の庭・いきまつのにわ」、重森千靑氏が作庭した「彷彿石の庭・ほうふつせきのにわ」「虎靠山の庭・ここうざんのにわ」、黒松を青龍に見立てた庭と4つそれぞれに表情を変える庭園が楽しめます。

光明院(東福寺塔頭) 通常拝観

8:00~日没
300円(志納)

東福寺の塔頭寺院で南側入り口になる六波羅門から徒歩3分ほど、本坊庭園同様こちらも重森三玲の作庭で「波心庭(はしんてい)」と呼ばれます。
苔の築山に三尊石が三ヵ所据えられ、そこから放射状に配された石が光明を、その奥に美しく刈り込まれたサツキは雲を表現しているそう。さらにそれらを覆うようにカエデが植えられ「虹の苔寺」とも称されます。

高台にある茶亭「蘿月庵(らげつあん)」は月に見立てられ、窓・壁・障子には月を象徴とする意匠が施されています。大小70を超える石と白砂・苔が初夏には美しい庭を演出します。春には桜が咲き、秋には紅葉が美しい穴場のスポットです。観光寺院ではないので静かに拝観させていただきましょう。

東福寺~泉涌寺エリア

第26回東福寺~泉涌寺 窯元もみじまつり・窯元大陶器市

11月16日~24日

10:00~16:30

東福寺から泉涌寺の間には約30の窯元があって、約百年にわたって京焼・清水焼が作られています。
紅葉の美しい季節にこのエリアで窯元大陶器市が開催され、お得な価格で陶器を購入できます。

土・日曜は京焼・清水焼がもらえるスタンプラリーや体験イベントなどもありますので、詳細は窯元もみじまつり公式サイトでご確認ください

泉涌寺 通常拝観

11月まで9:00~17:00(16:30受付終了)
12月から9:00~16:30(16:00受付終了)
大人500円/中学生以下300円
(御座所・庭園・海会堂は別途300円)

御座所とは皇族が参拝される際に休憩される場所で、この建物前に広がるのが御座所庭園です。白砂と苔や木々、一見すると枯山水の庭園のようですが左側に池があり、ほとりには泉涌寺型と呼ばれる背の低い八角形の雪見灯篭があります。初夏にはカエデやサツキ・苔などで美しい緑に染まる庭が、秋には見事な紅葉で彩られます。
また楊貴妃観音堂や月輪の陵付近でも紅葉が楽しめます。

今熊観音寺(泉涌寺塔頭) 通常拝観

境内自由
8:00~17:00

泉涌寺道から続く参道にある朱塗りの鳥居橋付近はもみじのトンネルになり、高台にある医聖堂は紅の海に包まれた朱塗りの塔が美しく映えます。境内には多くカエデが植えられているので、広い境内のあちらこちらで紅葉を楽しめます。

本堂では弘法大師空海が熊野権現より授かった一寸八分の体内仏を納め、自ら彫ったと伝わる十一面観音像をご本尊とし(秘仏ですが、同じお姿の御前立が祀られています)、智証大師円仁作と伝わる不動明王像と運慶作と伝わる毘沙門天像が脇に控えます。
頭の観音さまと呼ばれ頭痛やぼけ封じ・智慧授けのご利益があるとされ、枕カバーや腰紐が授与されています。ほかにも歓喜天・薬師如来・准胝観音・三面大黒天・恵比須さまが祀られています。

洛南・山科・宇治・南部

東寺

紅葉ライトアップと金堂・講堂夜間特別拝観10月26日〜12月8日

18:30~21:30(21:00受付終了)
大人1000円/中学生以下500円

(昼間の9:00~17:00もこの状態での拝観になります)

瓢箪池周辺にカエデがたくさん植えられていいて、池越しに五重塔・金堂・講堂などの建物と美しい紅葉が楽しめます。
講堂には弘法大師空海が作り上げた立体曼荼羅があり、期間中は講堂の須弥壇北側が公開され、立体曼荼羅群を後ろからも拝観できます(昼間の9:00~17:00もこの状態での拝観になります)

金剛界五仏・金剛五菩薩・五大明王・四天王像・帝釈天・毘沙門天と21体もの仏像で曼荼羅を表現したもので、イケメンとして人気の帝釈天騎象はこちらに安置されています。

金堂には薬師如来を祀り足元には十二神将が控えます

東寺 秋宝物館特別公開
9月20日~11月25日

宝物館・観智院は9:00~17:00(16:30受付終了)(金堂・講堂・五重塔は8:00~)

10月26日~12月8日までは五重塔初層内部が特別公開され拝観料が少し上がります。

金堂・講堂・五重塔/大人800円・高校生700円・中学生以下500円

宝物館/高校生以上500円・中学生以下300円

観智院/高校生以上500円・中学生以下300円

※全部共通で高校生以上1300円・中学生以下800円

上記の有料エリア以外は境内自由
5:00開門~17:00閉門
(食堂や御影堂は無料で拝観できます)

毘沙門堂 通常拝観

境内自由
11月まで8:30~17:00(16:30受付終了)
12月から8:30~16:30(16:00受付終了)
(宸殿などは500円)

山科にある桜と紅葉の名所です。
宸殿には狩野探幽の養子・益信の襖絵、円山応挙筆の杉戸の衝立があり、霊殿には狩野永叔主信筆による龍が天井に描かれています。
滝のある回遊式の庭園「晩翠園(ばんすいえん)」をはじめ境内にはカエデとドウダンツツジが多く、また霧島つつじ・藤・百日紅なども植えられているので、時期によっては青もみじに赤やピンクなどの彩が加わります。

秋の紅葉の季節には勅使門前の坂道の階段が、散った紅葉で真っ赤に染まる「敷紅葉」が楽しめます。

伏見稲荷大社 通常拝観

境内自由
(御祈祷などは8:30~16:30)

境内まで続く表参道は赤や黄色に染まり、突き当りに見える楼門とのコントラストが見事です。

勧修寺(かじゅうじ) 通常拝観

9:00~16:00
大人400円・小中学生200円

醍醐天皇が生母のために創建した寺院で、氷室池を中心とした庭園は氷池園(ひょうちえん)とも呼ばれ、春には梅や桜・初夏にはカキツバタ・花菖蒲・睡蓮・秋には紅葉などなど、一年を通じて様々な花々を楽しむことができます。

また水戸光圀寄進と伝わる灯籠は「勧修寺型灯籠」と呼ばれ、周りを囲むように生えるハイビャクシン(ヒノキ科)は樹齢750年といわれる見事な木です。
こちらには他にも変わった木があり、まずは京都御所から移された臥竜の老梅と呼ばれる白梅。親(根の部分が残る木)・子(大きな枯木)・孫(生長中の木)の三本が並び竜が伏せているように見えることからこの名がついています。
そして山桃の老木でかつて落雷によって幹が2つに裂けたと伝わる樹齢350年を超える古木です。
訪れる時期によって紅葉とさまざまな花々の共演が楽しめます。

醍醐寺

秋季特別拝観
10月15日~12月10

12月第一日曜日まで
9:00~17:00(拝観券の発券は終了1時間前まで拝観受け付けは終了30分前まで)
12月第一日曜日翌日から
9:00~16:30(同上)

大人1500円/中高生1000円/小学生以下無料(三宝院・霊宝館・伽藍(下醍醐エリア共通)

醍醐の桜で知られますが、境内には多くのカエデが植えられ、特に下醍醐の一番奥・弁天堂の周辺は、大きな池の水面に映る赤や黄色の美しい紅葉の名所でもあり、初夏には青もみじの美しいスポットです。

醍醐の花見の後、紅葉狩りを楽しみにしていたものの果たせなかったといわれる秀吉が設計した三宝院庭園でも多くのカエデが植えられています。

毎月29日には五重大塔開扉 納経法要が行われています。
境内にはフレンチカフェや和食のいただけるお店もありますので、詳細は左記のお寺名をクリックしていただいた先のページにて、別途ご紹介しています。

醍醐寺

夜間特別拝観(ライトアップ)
11月15日~12月1日

18:00~20:50(20:10受付終了)
1000円

下醍醐エリアで行われる夜間特別拝観とライトアップです。
2019年の詳細はこちらから。
特別事前予約拝観券の受付などが販売されています。事前予約での/食事つき/記念品付き/早期入場など様々なプランが毎年販売されています。

また11月22日には伏見発4人組バンド「MOMONGA(桃山音楽隊モモンガ!)」さんのコンサート
11月30日には声明公演「御詠歌の夕べ」なども行われます。

2019年はまだ詳細が公開されていませんので、2018年のプラン(公式サイト)をご参考に。

平等院鳳凰堂

平等院鳳凰堂
秋の夜間特別拝観
「瑞光照歓ー錦秋のあかりー」

11月16日~12月1日の金土日祝

18:00~20:30(20:15)
中学生以上1000円(小学生以下無料)
昼夜入れ替え制

約200本の紅葉と鳳凰堂のライトアップが行われます。光に照らされ浮かび上がる紅葉とお堂が阿字池に映り幻想的な極楽浄土が出現します。

鳳凰堂内部の拝観はできませんが、庭園・ミュージアム鳳翔館・茶房藤花は公開されます。
入場時の混雑を避けるには日中に夜間拝観券を購入し、19:00頃入場するのが良いようです(公式サイトより)

平等院鳳凰堂

上記以外の通常拝観

庭園 8:30~17:30(17:15受付終了)
ミュージアム鳳翔館 9:00~17:00(16:45受付終了)
庭園とミュージアムセットで大人600円/中高生400円/小学生300円

茶房藤花 10:00~16:30(16:00ラストオーダー)
本場の宇治茶がオリジナル菓子付きで楽しめます。

鳳凰堂内部拝観 9:30~16:10(20分おき・各回50名ずつ)
志納300円
9:00~拝観券が販売されなくなり次第終了です。
11月15日までは堂内修理中のため拝観休止

藤原氏がこの世に出現させた極楽浄土です。阿字池越しに見える鳳凰堂は水に浮かぶかの如くで、平等寺庭園は国の史跡及び名勝に指定されています。

酬恩庵一休寺 通常拝観

9:00~17:00(宝物殿は9:30~16:30)
中学生以上500円/小人250円

一休禅師が晩年を過ごしたお寺で御廟もあります。狩野探幽筆の襖絵や自身の頭髪と髭を植えたと伝わる一休禅師像を所蔵しています。

国の名勝に指定されている方丈庭園は石川丈山松花堂昭乗佐川田喜六の3名の合作、茶室・虎丘庵の庭園(こちらは通常非公開)は村田珠光作庭と伝わります。

総門をくぐると石畳の参道両脇にカエデが植えられ足元には苔がしきつめられています。
境内にはほかにも桜・ツツジ・サツキ・沙羅・萩などがあり四季折々に美しい花々を楽しむことができ、京都市内からは離れた京田辺市にあるため、紅葉の穴場スポットになっています。

庫裏の売店では抹茶や善哉がいただけ、一休寺納豆の販売も行われています。また2日前までの予約で精進料理もいただけます(ご興味のある方は酬恩庵公式サイトでご確認ください)。

洛西(渡月橋より北)

    下記にあげる神護寺(高雄山)・西明寺(槙尾山)・高山寺(栂尾山)は三尾と呼ばれる清滝川沿いにある紅葉の名所です。それぞれを歩いて巡ることもできますがどちらも山寺ですので坂や階段が多く、ひも靴と体力は必須です(笑)
神護寺

五大虚空蔵菩薩の特別公開
10月12日~14日

板彫の弘法大師像(重文)の公開
11月1日~7日

五大虚空蔵菩薩の特別公開
10:00~15:00
500円 (通常拝観料別途600円)

板彫の弘法大師像(重文)の公開
9:00~16:00
500円 (通常拝観料別途600円)

神護寺 上記以外の通常拝観

9:00~16:00
中学生以上600円/小学生300円

高雄にある紅葉の名所です。紅葉の時期は参道・境内が真っ赤に染まり、初夏には青々としたカエデが境内を包みます。
京都駅からバスで訪れる場合は、最寄りのバス停から境内までアップダウンの激しい道を歩きますが、たどりついた先には絶景が広がります。

また境内最奥の錦雲渓では厄除けのかわらけ投げができます(素焼きの小さなお皿を谷に向かって投げます。売店がありそこで2枚100円)。
常時拝観できる国宝・薬師如来立像をはじめ、毎年短い期間だけ公開される五大虚空蔵菩薩像・伝源頼朝画・板彫り弘法大師像・現存最古と伝わる大曼荼羅などなど多くの寺宝を所有しています。

お時間と体力のある方は、清滝川沿いのハイキングコースを清滝(嵯峨・嵐山の上流です)まで歩かれると渓谷美を堪能できますよ。途中さみしい感じの場所や足場の悪いところがありますので独り歩きはお勧めできませんが、川のせせらぎを聞きながら自然を満喫できます。歩きやすい靴でお出かけくださいませ。

西明寺 通常拝観

9:00~17:00
大人500円/中高生400円

春にはミツバツツジと山桜で裏山が濃いピンクに染まり、秋には数百本植えられた高雄モミジ(イロハモミジ)が境内を紅に染めます。特に本堂西側の廊下からの眺めは素晴らしく、紅葉を目線の高さで楽しめます。

我宝自性上人のお手植えで樹齢700年、日本最古で槙ノ尾の地名の由来とされる高野槙とその足元を覆うように色を添えるカエデ、境内のみならずバス停からお寺へ続く参道途中の指月橋付近などでも清滝川と周辺の渓谷美とともに紅葉を堪能できます。

本堂のご本尊は運慶作と伝わる像高50㎝ほどの清涼寺式の釈迦如来像(国の重文)で、脇には十一面千手観音菩薩(像高約175㎝で国の重文)と愛染明王像が祀られています。

高山寺 通常拝観

8:30~17:00
800円(石水院拝観)/紅葉時期は別途500円

国宝鳥獣人物戯画で知られる紅葉の名所です。

2018年の台風は京都の多くの寺院で甚大な被害をもたらしましたが、こちらのお寺も200本を超える倒木などでいまだ復旧途中です。復興支援金を募っていますのでご興味のある方は高山寺公式サイトよりご確認ください。

祇王寺
(大覚寺塔頭)
通常拝観

9:00~17:00(16:30受付終了)
大人300円/小中学生100円(大覚寺と共通で600円・こちらは大覚寺の塔頭寺院です)

苔の美しい悲恋の寺としてしられる尼寺です。紅葉や青竹も美しく、境内では小さな鉢に植えられた苔も楽しめます。
平家物語ゆかりの尼寺です。平清盛の寵愛を受けていた祇王が、若い仏御前にその座を追われ母と妹を連れてこの地に移り住み出家しますが、ほどなく仏御前も明日は我が身と一緒に出家して往生を願い、4人で本望を遂げたといわれます。
お堂にはご本尊大日如来と女性4人の木造・清盛の木造が祀られています。

滝口寺 通常拝観

9:00~17:00(10~15分前に受付終了)
大人300円/中高生200円/小人50円

こちらも平家物語のゆかりのお寺で、平重盛の家来だった滝口入道と建礼門院の侍女横笛との悲恋の物語の舞台です。また新田義貞の首塚と妻の勾当内侍(こうとうのないし)の供養塔もあります。

祇王寺の隣にあるお寺なのですが、勘違いしてきてしまう方がいるようで、受付で「祇王寺」ではないですよと声をかけていただいたことがあります。個人的にはこちらの方が静かで趣きもあり、秋には素晴らしい紅葉が鑑賞できてお勧めです。

二尊院 通常拝観

9:00~16:30
中学生以上500円/小学生以下無料(ゴールデンウィーク中には茶室「御園亭」が公開されています)

総門から受付を済ませると目の前に広がるのが「紅葉の馬場」と呼ばれる紅葉の名所です。
緩やかな坂と階段の両側にはカエデや桜が植えられ、春には桜・夏には新緑の緑・秋には美しい紅葉が訪れる方々を迎えてくれます。弁天堂や湛空廟周辺もカエデが多く、藤原定家の時雨亭跡と伝わる場所もあります。

極楽往生を目指す人を此岸から送る「発遺の釈迦」と、彼岸へと迎える「来迎の弥陀」の二尊(釈迦如来と阿弥陀如来)を祀ることが寺名の由来です。小倉餡発祥の地といわれ、門前にはぜんざいやお抹茶がいただける甘味処があります。

常寂光寺 通常拝観

9:00~17:00(16:30受付終了)
500円

境内には約200本のカエデが植えられ、春にはミツバツツジ・山桜や山野草が咲き、初夏には青もみじと苔で美しい緑に染まり、秋には紅葉で境内が彩られます。
運慶作と伝わる仁王像(目と足腰の病にご利益ありと大きなわらじが奉納されています)が安置される仁王門をくぐると、男坂と呼ばれる急階段があらわれ、門も階段もみじで覆われています。

小倉山の中腹にあるため境内には階段が多く、展望台からは京都市内が一望にできます。
山草園には100余りの野草が植えられ、3月上旬に盆梅展・5月上旬に牡丹展・7月下旬に花蓮展などが催されています。山野草のお好きな方は是非どうぞ。(歩きやすい靴でご参拝くださいませ)

天龍寺

秋の特別拝観
8月31日~12月1日

曹源池庭園早朝参拝
11月16日~12月1日

法堂・秋の特別拝観「雲竜図」公開
9:00~17:00
500円(別途拝観料)

曹源池庭園早朝参拝
7:30~17:30(北門は9:00開門~17:00閉門)
庭園(曹源池・百花苑)
高校生以上500円/小中学生300円/未就学児 無料

通常拝観
8:30~17:30(北門は9:00開門~17:00閉門)
庭園は上記の拝観料
諸堂(大方丈・書院・多宝殿)
庭園参拝料に300円追加

曹源池庭園は嵐山や亀山を借景とし、約700年前の夢窓国師作庭当時の面影をとどめる国内で初の史跡・特別名勝に指定された庭園です。
方丈からみた池の対岸正面には2枚の巨岩を立て、中国の登龍門の故事になぞらえた龍門の滝が表現されています。通常鯉に見立てた石(鯉魚石)は滝の下に置かれていますが、こちらの庭では滝の流れの横に置かれていて、滝を登って龍になる途中の姿を現す珍しい姿になっています。

曹源池の名称は国師が池の泥をあげたとき池中から「曹源一滴」と記した石碑が現れたところから名付けられたといわれ、秋には紅葉が池に映り美しい景色が広がります。

また曹源池庭北には百花苑があります。カエデはもちろんのこと桜・ミツバツツジ・ヤマツツジ・ボケ・レンギョウ・サンシュユ・シャクナゲなどなど、花々が咲く時期にはまさに百花繚乱。曹源池とは異なる庭を堪能できます。

そのまま北門から竹林の小径へ出ると嵯峨野めぐりが楽しめます。

宝厳院(天龍寺塔頭)

秋の特別拝観
10月5日~12月8日

9:00~17:00(本堂は16:30・庭園は16:45受付終了)
庭園拝観料(獅子吼の庭)
大人500円/小中学生300円

本堂特別公開拝観料
庭園拝観料と別途に大人500円/小中学生300円
(弘源寺と共通900円)

嵐山を借景にした回遊式山水庭園「獅子吼の庭」にも、曹源池庭園と同じ中国の登龍門の故事になぞらえた龍門の滝が表現されています。獅子岩・碧岩・三尊石などの巨石が多く配され、宝厳院垣と呼ばれる竹の小枝を下向きに重ねた垣根や、苔の緑に紅葉が美しい庭を演出しています。

受付前の門前にはカエデのトンネルが続き、嵐山羅漢(五百羅漢像)がズラリと並び参拝者を出迎えてくれます。

宝厳院(天龍寺塔頭)

夜間特別拝観
11月8日~12月1日

昼夜入れ替え制です

17:30~20:30(本堂は20:00・庭園は20:15受付終了)
庭園
大人600円/小中学生300円

本堂特別公開拝観料
庭園拝観料と別途に大人500円/小中学生300円

庭園がライトアップされます

弘源寺(天龍寺塔頭) 秋の特別拝観
10月5日~12月8日

9:00~17:00
大人500円/小人300円
(宝厳院と共通900円)

嵐山を借景にした枯山水庭園「虎嘯(こしょう)の庭」は桜と紅葉の名所です。
幕末に長州藩がつけた刀傷も残り、毘沙門天立像(国の重文)や竹内栖鳳とその一門による日本画等が公開されます。

嵯峨のトロッコ列車 10月18日~12月上旬

16:30~19:30
大人620円/小人310円(片道)

トロッコ嵐山駅~亀岡駅まで約7.3㎞を自転車ほどのスピードで25分かけてのんびり進み、四季折々に移り変わる保津渓谷の景色を車窓から楽しめる観光列車です。

紅葉の季節に臨時列車が運行されるとともに沿線がライトアップされ、乗車日の一か月前からJR西日本で乗車券を購入できます。詳細は公式サイトでご確認ください。

例年周辺の紅葉の見ごろは11月中旬~12月上旬です

嵐山もみじ祭り 11月10日
(第二日曜日)

嵐山渡月橋上流一帯
10:30~(雨天中止)
無料

百人一首で知られる小倉山の紅葉の美を讃え、大堰川に多くの船が浮かべられて河畔での狂言上演や島原太夫のお練りなどが行われます。

渡月橋付近  

こちらは自由に散策しながら360度景色を堪能してくださいませ。周りの山々は紅や黄色に染まり、川のせせらぎを間近で感じながら贅沢な時間が過ごせます。

ちょっとおススメは、渡月橋を南へ渡り切って西へ・千光寺へと向かう小径です。もみじはもちろんですが保津川をさかのぼってゆくので段々と岩場なども見えてきて、1㎞も行けば千光寺(なぜか外国の方に人気のようです)入口へたどり着きます(星のやの宿の船着き場があります)。
さらに階段を登った先には絶景が広がりますので、ぜひご自分の目でお確かめあれ~。

渡月橋上流の嵐山公園亀山地区・展望台でも高台から保津川を見下ろす絶景が広がります。
渡月橋側からだとだいぶ上ることになりますが、竹林を散策しながら大河内山荘やトロッコ嵐山駅のほうからアクセスするほうが上りが少ないです。
観光客はほとんど竹林の小径へ曲がっていくので、曲がらずそのまま南へ進んでゆけば公園に着きます。保津川と紅葉した渓谷・通り過ぎるトロッコ列車などが一度に見られますよ。

大覚寺門跡 真紅の水鏡
(大沢の池ライトアップ)
11月8日~12月1日

17:30~20:00受付終了
大人500円/小人300円(昼夜入れ替え制)

昼間は
9:00~17:00
200円(文化財維持協力金として)

大沢の池周辺のエリアがライトアップされます。
ライトアップされた心経宝塔やもみじが湖面に映り、幻想的な雰囲気になります。
また例年心経宝塔横にカフェがオープンし、大覚寺にちなんだ食事やスイーツがいただけます。
限定御朱印などの案内もありますので、ご興味のある方は公式サイトでご確認ください。

大沢池周辺は散策路が整備されていて、五大堂・心経宝塔や天神島に架かる朱塗りの橋などを対岸から眺めると、池越にすばらしい眺望が楽しめます。日本最古の林泉(林や泉水のある庭園)といわれ、五大堂から張り出した観月台からもまた違った景色が広がります。

池の北側には梅林や竹林・百人一首にも読まれた名古曽の滝跡(なこそのたきあと)などもあり、ぐるりと巡ればいろいろな表情を見せる庭を堪能できます。春には桜・夏にはハス・秋には紅葉の名所となり観月会なども盛大に催されどの季節に訪れてもここちよい時が過ごせるでしょう。

大覚寺門跡 秋季名宝展
10月1日~12月2日

9:00~16:30
大人800円/小中学生600円(参拝料含む)

特別展は奉祝・皇位継承記念「皇室と大覚寺」
門跡寺院の大覚寺には皇室ゆかりの品が多数所蔵されていて、2018年・60年に一度しか開封されない嵯峨天皇宸筆の般若心経が公開されましたが、その際に復元模写されたものが公開されます。

10月1日~14日までは南北朝講和の舞台になった「正寝殿 御冠の間(しょうしんでん おかんむりのま)」が公開されます。
歴代天皇の宸翰(しんかん・直筆の文書)や肖像画の特別公開のほか2組の五大明王像など密教彫刻が一堂に会します。
また臣籍降下した源氏ゆかりの太刀「薄緑/膝丸」(国の重文)も公開されます。

期間中に限定御朱印「五大明王・五覚院」が授与されます(数量限定/1000円)

大覚寺門跡 嵯峨菊展
11月1日~30日

9:00~17:00(16:30受付終了)
大人500円/小中高生300円(寺内拝観料含む)

嵯峨菊は大沢池の菊ヶ島に自生していた嵯峨野独特の野菊です。花びらが細く繊細な風情ある嵯峨菊が境内の中で公開されます。

期間中限定御朱印が授与されます(限定500/500円)

清涼寺 霊宝館の秋特別公開
10月1日~11月30日

9:00~17:00
大人400円・中高生300円・小学生200円
(本堂と霊宝館共通で)大人700円・中高生500円・小学生300円

本堂に安置される御本尊は清涼寺式といわれる衣紋の美しい等身大のお釈迦さま(国宝)で、体内に絹製の五臓六腑や経巻などが納められています。

光源氏のモデルといわれる源融ゆかりのお寺で、霊宝館に安置される阿弥陀三尊像(国宝)の中尊は源融に似せて造像されたと伝わります。

ほかにも御本尊両脇侍の文殊菩薩騎獅像・普賢菩薩騎象像・十大弟子像・四天王像・兜跋毘沙門天像などがあり、ご本尊に納められていた品の一部(絹製の五臓六腑複製)などが公開されています。

清涼寺 上記以外の通常拝観

境内自由
9:00~16:00

一般400円・中高生300円・小学生200円
(本堂拝観料・清涼寺式釈迦如来像は毎月8日11:00~か特別公開時のみ開扉)

紅葉の名所として知られ、自由に散策できる境内も十分美しいですが、有料エリアには本堂の北側・渡り廊下から池に浮かぶ弁天堂や忠霊塔周りに広がる庭と、枯山水の大方丈の前庭が観賞できます。前庭は小堀遠州作と伝わりどちらもカエデが多く初夏にも秋にも楽しめます。

本堂には狩野一信筆の五百羅漢図が掲げられています。芝増上寺の五百羅漢図の下絵で、ご本尊のお釈迦様よりも存在感があります。素通りするのはもったいないのでじっくりご覧くださいませ。ほかにも仏舎利塔や地蔵菩薩像、曼荼羅などなどみどころ満載です。

境内にはほかに一切経を納めた経堂があり、輪蔵(お経が納められた厨子が回せるようになっている)なので、これを回せばお経を読んだのと同じ功徳が得られるそうです。入口で100円を納め堂内に入ると四隅に四天王が祀られていて、中央にある輪蔵を回すには少々力が要りますが、力を込めて押すとゆっくりと回りますのでお時間のある方は是非挑戦してみてくださいませ。

仁王門をくぐった左手にあぶり餅がいただける甘味処「大文字屋」さんと、一切経堂の隣には湯豆腐が楽しめる「竹仙」さんが営業されています。

宝筐院 通常拝観

9:00~16:00(11月中は16:30まで)
高校生以上500円/小中学生200円

(こちらのお寺は小型カメラ以外での撮影は一切禁止です。また三脚・一脚をもっていると拝観できませんのでご注意ください)(詳細は宝筐院公式サイトでご確認ください)

数々の雑誌やTVなどで取り上げられる清涼寺の西隣にある紅葉の名所として名高いお寺です。
境内の小道は赤や黄色に紅葉した木々に包まれ、緑の苔に落ちた散もみじも美しいです。
足利2代将軍義詮の菩提寺でありまた生前は敵同士だった小楠公(楠木正行)の首塚と墓所が並んでいることでも知られます。

鹿王院 夜間特別拝観
11月22~12月8日

一日限定100名(土日150名)
17:30~19:00
1500円

事前申込制ですので、ライトアップされた紅葉がゆっくり拝観できます。
申し込みは嵐電公式サイトからのみになります。(追記:10月4日より申し込みが始まっていて、10月19日現在で全日まだ申し込みいただけます)。10月中旬頃までには詳細が発表されると思いますので
京福電気鉄道 沿線深耕 鹿王院係 075-277-2877(平日9時〜17時)。

鹿王院 通常拝観

9:00~17:00
400円

あの金閣寺を造った足利義満が自分の長寿を願って建てた宝幢寺(ほうどうじ)が元になる禅寺です。
義満直筆の扁額がかかり創建当初より唯一残る山門をくぐると、両脇に苔やカエデなどが植えられた石畳の参道が約100mにわたって続き、秋には紅葉のトンネルと散もみじで赤く美しい参道になります。

日本初の平庭式の枯山水庭園として造営された庭では、客殿から舎利殿を眺めると嵐山を借景として素晴らしい景色が広がります(京都市指定名勝).。本堂には運慶作と伝わる本尊釈迦如来・十大弟子像が安置され、舎利殿で四天王に守られる厨子には仏牙舎利を収めた多宝塔が納められ、10月15日のみ開扉されています。
こちらは女性専用の宿坊があります。ご興味のある方は(075-861-1645へお問い合わせください)

仁和寺

もみじライトアップ
10月26日~12月8日

夜間特別拝観
18:00~21:30(17:30~20:30に受付)
2000円(一部文化財保護費)/高校生以下500円

仁和寺

観音堂秋季特別内拝
9月7日~11月24日

霊宝館(秋季名宝展)
10月1日~11月24日

観音堂秋季特別内拝
9:30~16:30(16:00受付終了)
一般1000円(記念品付き/御守り・散華・ポストカード)
/高校生以下無料(次世代への文化支援として)
公式ガイドブック500円・限定御朱印5躯(各500円)あり
10月10日は法要のため拝観時間が限られます

霊宝館(秋季名宝展)
9:00~17:00(16:30受付終了)
大人500円/高校生以下無料

霊宝館では春と秋に創建当時のものと伝わる御本尊・阿弥陀如来像(国宝)や珍しい孔雀明王の仏画(国宝)をはじめとした多くの文化財が公開されます。

また平成の大修理が終わり観音堂修復落慶記念として、観音堂の障壁画が初公開されます。
障壁画とともに千手観音菩薩立像・二十八部衆・不動明王・降三世明王・風神雷神像、全三十三体もあわせて公開されます。

仁和寺 上記以外の通常拝観

境内自由
9:00~17:00(16;30受付終了)
(御殿/二つの庭園拝観)高校生以上500円/小中学生300円

背の低い御室桜で知られるお寺ですがカエデも多く植えられていて、特に五重塔や金堂付近では建物をバックに紅葉が楽しめます。
また御殿内には異なる趣きの2つの庭園があり、特に北庭は池泉式の庭園で、紅葉した木々や池・茶室「飛濤亭」越しに見える五重塔などメディアで度々取り上げられる絶景が広がります。

境内西の裏山では御室八十八か所ウォーク(一周約3㎞で2時間ほど)もできますので、紅葉狩りを楽しみながらご利益をいただくのも一興です。

龍安寺 通常拝観

11月まで8:00~17:00(御朱印受付9:00~16:00)
12月から8:00~16:30
高校生以上500円/小中学生300円

玉砂利のなかに配された15個の石。どこから見ても必ず隣の石に1つは隠れてしまい全部は見えないといわれる「石庭」が有名で国内外から多くの観光客が訪れるお寺です。
石庭ばかりがクローズアップされますが、実は境内南には大きな鏡容池があって、平安時代には高貴な方々が船を浮かべて遊ぶ池泉舟遊式の庭園として、こちらの方が有名だったと伝わります。
現在は回遊式の庭園として楽しめ、春には桜・初夏には青もみじやハス・秋には紅葉、四季折々の彩が水面に映し出され美しい景色を作り上げます。

退蔵院(妙心寺塔頭) 通常拝観

9:00~17:00(受付終了)休園なし
高校生以上600円/小中学生300円(小学生未満の幼児は無料、但し保護者同伴に限る)

妙心寺は40を超える塔頭寺院が境内にありますが、公開されるお寺は少なくその中でも通年拝観できるお寺で、日本最古の水墨画「瓢鮎図(ひょうねんず)」(国宝複製)で知られます。
池泉回遊式庭園「余香苑」は昭和の小堀遠州といわれる中根金作によって作庭された名庭で、しだれ桜・フジ・サツキ・カエデ・ハスなどなど四季折々に移り変わる景色を楽しめます。また境内には平安神宮の孫桜も植えられています。

お茶席ではお抹茶と退蔵院オリジナルの「もちどら」がいただけます(9:30~16:30・一服500円もちどら付き)。またナマズモチーフのオリジナル土産などが多数そろっていますので、ちょっと変わった京土産がそろいます。

退蔵院(妙心寺塔頭)

秋の食事つき特別拝観
11月16日~12月1日

季節限定の特別拝観では、通常非公開の狩野元信が作庭した「元信の庭」(国の名勝史跡庭園)や隠れ茶室「囲いの席」などがお食事と案内付きで拝観させていただけます。

詳細は予約専用公式サイトでご確認ください。

等持院 通常拝観

9:00~16:30(16:00受付終了)

(方丈・霊光殿耐震工事のため、2017年6月7日より大人300円・小人 200円に参拝料が変更になっています。方丈・霊光殿は拝観できませんが、書院と庭園は通常通り拝観できます)

足利家の菩提所で、霊光殿には足利尊氏の稔侍仏だった地蔵菩薩像(伝弘法大師作)をご本尊とし歴代将軍の木造がずらりと並び独特の雰囲気を醸し出しています。

庭園は夢窓疎石作庭と伝わり、尊氏の墓を境に東西2つの池があり、東側は心字池を中心に池の周囲にはカエデが多く植えられ池に映った紅葉や散もみじが楽しめます。
西側の芙蓉池は方丈・書院・高台にある茶室「清漣亭(せいれんてい)」に囲まれ、それぞれから違った眺めが楽しめます。

有楽椿(うらくつばき)・サツキ・サルスベリ・ヤブツバキ・クロガネモチ・芙蓉などなど多くの木々や花々が植えられ、四季折々に美しい景色が楽しめます。かつては衣笠山を借景にした庭園で、周辺の開発によって現在は山を見ることはできませんが、それでも十分に見ごたえのあるお庭です。

お茶をいただきながら(9:00~16:00 抹茶500円・番茶300円)ゆっくりとお庭を眺めることができます。

法金剛院 通常拝観

9:00~16:00
大人500円/小中高生300円

JR花園駅のすぐそばにあり、極楽浄土を表現したという庭を持つ「ハスの寺」として知られます。
五位山を借景にした庭園(国の特別名勝)は昭和に復元されたもので、発掘された「青女の滝」の石組は平安時代につくられた日本初の人口の滝といわれています。滝や池の周辺にはカエデ・しだれ桜・アジサイ・ハナショウブ・菩提樹・沙羅双樹(ナツツバキ)などなど、沢山の木々や花が植えら秋には紅葉が楽しめます。

見事なしだれ桜は中興の待賢門院ゆかりの桜として待賢門院桜また花の色が紫色に見えることから「紫のしだれ桜」と呼ばれ、夏にはさまざまな種類のハスが境内を埋め尽し・秋には真っ赤な紅葉と四季折々に美しい、高貴な方々が思い描いた極楽を表現したお庭です。

本堂には国の重文に指定される定朝様の阿弥陀如来座像・珍しい四臂(四本の腕)の木造厨子入十一面観音坐像が、また地蔵堂には丈六の金目地蔵菩薩坐像(ガラス越しに拝観可)が祀られ、重要文化財の仏像を多く所蔵しています。

洛西(渡月橋より南)

松尾大社 通常拝観

境内自由
お酒の資料館(無料)

(松風苑三庭/3つの庭園と神像館共通)
9:00~16:00(日曜祝日9:00~16:30)
大人500円/学生400円/子供300円

非公開・重要文化財・本殿特別参拝
(10:00~・11:30~・13:30~・14:30~)
1000円(幼稚園児以下は無料)

人気の嵐山・嵯峨野から渡月橋を南へ渡り、阪急嵐山駅から一駅にある、お酒の神様として知られています。
春から初夏にかけては約3000株のヤマブキが咲き誇りますが、楼門や手水舎付近にはカエデが多く、秋には美しい紅葉が鑑賞できます。

有料エリアにある松風苑三庭は重森三玲作庭で、「曲水の庭」「上古の庭」「蓬莱の庭」からなります。
曲水の庭は曲水の宴を思わせ、上古の庭は松尾山山上にある磐座を表現し(かつてはこちらから山上へ登拝できましたが、台風の被害によって参拝道が修復不可能になり残念ながら参拝できなくなりました)、蓬莱の庭は仙人の住む蓬莱山を表した池泉式の庭で、それぞれ違った表情を見せる名庭です。

お酒の資料館もあり、隣にある「京つけもの・もり」では漬物が、「京菓子司・松楽」では名物の酒まんじゅうなどが販売されています。またお休憩処「団ぷ鈴」ではみたらし団子やソフトクリーム、お蕎麦や霊泉亀の井の水を使ったお酒などがいただけます。

酒造業の方々から信仰され、境内にはこれでもか~というくらいこも樽が積まれています。樽に向けて弓矢を射る「樽うらない」があり、的になっている樽に矢が入ればキーホルダーなどがいただけます。お酒にまつわるお守りなども多くありますので、お酒好きな方は是非どうぞ。

地蔵院(竹の寺) 通常拝観

9:00~16:30(最終入山16:15)
寺行事等で拝観休止の場合あり
大人500円/小中高生300円

一休禅師が出家するまでの幼少期を母と過ごした寺といわれます。苔寺行きのバスの終点に地蔵院への案内看板があり階段を登り住宅街を歩いてゆくと、右手にまるで別世界の一角が現れます。
総門まで続く参道は秋には頭上がもみじで覆われ、足元には苔の絨毯に散もみじ、左手に竹林と、緑色・黄色・紅と色とりどり美しい自然の色に包まれています。

さらに総門をくぐれば、緩やかに上る階段とまっすぐに空にっ向かって伸びる竹の林。境内を竹林で覆われ建物・庭園一体となってすばらしい景観をもち京都市文化財環境保全地区に指定されています。
本堂には伝教大師最澄作と伝わる延命安産の地蔵菩薩が祀られて、方丈には石で羅漢を表した十六羅漢の庭と呼ばれる枯山水の庭があり、春には椿の名所として侘助や八重咲の椿などが境内を彩ります。

お寺を創建した室町幕府の管領細川頼之公は元総理大臣の細川護熙氏のご先祖様で、方丈には護熙氏の描いた襖絵瀟湘八景図(しょうしょうはっけいず)があります。

大原野神社 紅葉のライトアップ
11月15日~17日

17:00~20:00
無料

一の鳥居から三の鳥居までまっすぐ伸びる約200mの参道が、紅葉のトンネルになりこの期間中のみライトアップされます。

大原野神社 通常拝観

参拝自由
社務所は8:30~17:00

長岡京遷都の際に、奈良の春日大社より神々を勧請したのが起こりとされ「京春日」と呼ばれ、新古今和歌集にも詠まれる紅葉の名所です。
広大な境内には奈良の猿沢の池を模した「鯉沢の池」があり、池にかかる橋越しの紅葉や参道の散紅葉も見事です。
春日社ですので、神使は鹿。本殿脇には狛犬ならぬ狛シカが、また鹿みくじや土鈴など授与品も鹿がいっぱいです。

正法寺 11月中旬

紅葉まつり 琴の演奏

正法寺 通常拝観

9:00~17:00
300円

大原野神社の向かいにあります。

朱塗りの極楽橋周辺はもとより、境内が赤や黄色の見事な紅葉で彩られます。
(春には桜の名所として知られます)

境内全体で約200トンもの巨岩がある「石の寺」として知られ、いくつもある庭園のうち東山を借景にした宝生苑は庭に置かれた石が15種の動物に似ている(見えてくる)ことから鳥獣の石庭と呼ばれています。
また水琴窟もあります。

鑑真和上の高弟・智威大徳が隠棲した房が始まりと伝わり、のちに伝教大師最澄が大原寺とし、ご本尊の三面千手観音像は国の重文で、聖観音菩薩立像は弘法大師空海42歳の作と伝わります。

勝持寺 通常拝観

9:30~16:30(16:00受付終了)
大人400円/中高生300円/小学生200円
(2月は拝観休止/予約のみ拝観可)

大原野神社の西隣りにあります(と言ってもどちらも境内は広いです)

役行者が創建したと伝り、ご本尊は伝教大師最澄が彫ったと伝わるお薬師様です。
西行が植えたと伝わる「西行桜」を100本ほどの桜の木があり、花の寺として知られるお寺ですが、紅葉の名所としても知られ、桜と同じくらい数のもみじも自生しています。

瑠璃光殿ではご本尊で薬壺から薬をつまんでいるような珍しいお姿の薬師座像や体内仏(七仏薬師と十二神将を光背に持つ9㎝ほどのお像)・金剛力士像・日光月光菩薩と十二神将像・西行法師像・醍醐天皇勅額などが安置されています。
また不動堂では岩窟の中に石仏の不動明王が安置されています。

十輪寺 十輪寺となりひら御膳
9月1日~11月30日

ハトヤ瑞鳳閣の拝観券つき食事プランです
京都駅前のハトヤで昼食ののち、交通費自費にて十輪寺へ。
一人4900円
5日前まで、2名からの予約になります。
ご興味のある方はハトヤ瑞鳳閣公式サイトでご確認ください

十輪寺 通常拝観

9:00~17:00
400円

平安時代の歌人在原業平ゆかりのお寺で、春に咲くなりひら桜で知られます。
境内にはカエデが多く青もみじも紅葉も美しいのですが、最寄駅からのアクセスがあまり良くないため隠れた名所になっています。

高廊下・茶室・業平御殿に囲まれた庭園は「三方普感の庭(さんぽうふかんのにわ)」と呼ばれ、「立ってみる」「座ってみる」「寝てみる」と3通りの方法で眺めるとそれぞれに感じ方が異なるといわれます。
なりひら桜はこの庭にあって枝を大きく広げて咲くことから「天蓋の桜」とも呼ばれます。業平は塩釜で塩焼きの風流を楽しんだと言われ、境内には復元された塩釜があります。

季節ごとの御朱印は手作り感満載で温かみがあります。御朱印や行事などは公式ブログで紹介されていますのでそちらをご覧ください。

西山三山  

下記に挙げる、善峯寺・光明寺・柳谷観音(楊谷寺)は平成に西山三山として結成、かつての信仰の路・西山古道を復活させハイキングを楽しみながら各寺を回ることができるようになっています。
時間をかけてのんびりめぐりたい、健脚な方にはお勧めです。三寺各寺では京都西山三山土鈴守り(各550円)が授与されています。
古道復活に尽力された京おとくに街おこしネットワークさんの公式サイトでは地図やガイドブックの紹介もされていますので、興味のある方はこちらからご確認ください。

善峯寺 紅葉期 特別早朝開門拝観
11月16日/17日/23日/24日

6:30~開門

なおこの時間帯の路線バスの運行はありませんので、タクシーなどをご利用ください。

善峯寺 10月/11月の土日祝
11月9日~12月1日は毎日

秋季文殊寺宝館開館
9:00~16:30(16:00受付終了)
入山料大人500円/高校生300円/小中学生200円
(通常入山料のみ)

「皇室と善峯寺との関わり」と題し、皇室ゆかりの寺宝が公開されます。
展示内容は善峯寺公式サイトでご確認ください

善峯寺 通常拝観

8:00~17:00(16:45受付終了)
入山料大人500円/高校生300円/小中学生200円

3万坪にも及ぶ境内には、国の重要文化財に指定された多宝塔をはじめ20近い堂塔が建ち並び、周辺の山々も含めて紅葉で美しく染まり、参道の散もみじもそれに彩を添えてくれます。

境内は山の中腹にあるため斜面や階段が多いです。街中の寺院のように電車やバスでちょっとそこまで!とサクサクまわることもできません。
それでも、それを補って余りあるほどの絶景が出迎えてくれること必至です。

あじさいの名所で、ほかにもしだれ桜・ツツジ・百日紅・秋明菊・紅葉などなど様々に四季を彩る「花の寺」として知られ、樹齢600年を超え、地を這うように伸びる「遊龍の松」(約全長37mの五葉松)も有名です。

光明寺 秋の特別入山
11月16日~12月8日

9:00~16:00(受付終了)
入山料・高校生以上500円/中学生以下無料
・信楽庭の拝観はこの時期のみ

長岡京市にある紅葉の名所として知られる、法然上人ゆかりの地で「もみじ寺」とも呼ばれ、約18000坪の境内には32もの建物が並びます。
総門から続く表参道は女人坂と呼ばれるなだらかな階段で、両脇に多く植えられたカエデで秋にはもみじのトンネル散もみじの参道が出来上がります。
そしてこの階段を登らずに左に折れると薬医門へと続く「もみじの参道」が、こちらもまたトンネルになります。

※11月23日~12月1日まで、JR長岡京駅か阪急長岡天神駅から臨時バスが運行されます。詳細は光明寺公式サイトでご確認ください。

光明寺 上記以外の通常拝観

境内無料
9:00~18:00閉門(御影堂は~16:00)

法然上人が初めて浄土宗の教えを説いた地で、上人自作と伝わる「張子の御影」・荼毘に付した際の「火葬跡」・遺骨を納めた「廟堂」・寺名のもとになった光明を放ったという「石棺」・「袈裟掛けの松」などがあります。
「頬焼けのお釈迦様」が祀られる釈迦堂前には、秋の紅葉時期のみ公開される「信楽庭」があり、白砂や苔・美しく刈り込まれた緑越しに勅使門を眺めることができます。

柳谷観音(楊谷寺) 柳谷観音 紅葉ウィーク
11月2日~12月1日

9:00~16:00
500円
上書院の特別公開と天皇家ゆかりの品の公開
押し花の限定御朱印や、数珠ブレスレットや練香作りなど開催予定

「眼病平癒」のご利益がある観音様として信仰される、アジサイで有名なお寺です。
また近年は手水舎を季節の花で彩る花手水がインスタ映えすると人気になっています。

伽藍は山の斜面に造られ、奥の院から上書院を経て本堂までは美しい庭園のある長い回廊で結ばれていて、書院からは斜面に巧みに築かれた府指定の名勝庭園が鑑賞できます。

期間中のイベントは未定のものもありますので詳細は公式サイトからご確認ください。

長岡天満宮  

境内自由
9:00~17:00(10月~3月・御祈祷など)

境内に紅葉庭園「錦景苑」があり秋には錦に染まりライトアップされます。苑にある弁天池ほとりにはこの池から引き揚げられた2体のお地蔵さまが祀られ「笠松地蔵」と呼ばれています。

菅原道真が大宰府へ左遷される際立ち寄って、都を振り返り名残を惜しんだといわれることから「見返り天神」とも呼ばれます。
境内東に広がる周囲約1㎞の八条ケ池を渡る形でつくられた参道では、4月下旬に正面大鳥居から約60mに渡って樹齢150年といわれる人の背丈を超える霧島つつじが美しい花を咲かせます。

水上には休憩所「六角舎」とそれに続く迷路のような木造の橋からなる「八条ヶ池ふれあい回遊のみち」が整備され、さまざまなロケなどにも使われています。
池の西側にはハス・ショウブ・カキツバタなどの咲く植物園があり初夏には水生の花々が咲き競います。

乙訓寺 通常拝観

8:00開門~17:00閉門(本堂拝観と御朱印は9:00~16:00)
高校生以上500円/中学生以下無料

門をくぐると参道から本堂にかけてカエデが多く植えられ、秋には赤や黄色が鮮やかに境内を彩ります。
初夏には青々としたカエデや弘法大師ゆかりの菩提樹柑橘樹(みかん)、樹齢4~500年といわれるモチノキなどが境内を緑に染めます。長岡市は京都市内から少し離れているため、牡丹の時期以外は穴場のスポットです。

聖徳太子の開いた乙訓地方最古のお寺といわれます。4月下旬に咲くボタンは元は2株を本山の長谷寺(奈良・こちらも花の御寺と呼ばれています)から移し、代々の住職の尽力で今では境内に約2000株・「牡丹の寺」と呼ばれるまでになったそうです。毎年牡丹の開花時期に「ぼたん祭り」が開催されています(開花状況によって開催時期は異なりますので乙訓寺公式サイトでご確認ください)。

長岡京遷都の際に藤原種継が暗殺され、首謀者とされた早良親王が幽閉されたお寺で、弘法大師ゆかりの寺でもあります。
ご本尊は八幡弘法合体大師像(首から上が八幡大菩薩・体は弘法大師の等身大の木造座像)、秘仏で33年に一度開帳される予定です(1997年に237年ぶりに御開帳され、今後は故事に基づき33年に一度(次回は2030年)公開予定。京都新聞のサイトより)。

「幽愁の毘沙門天」(国の重文)と呼ばれる毘沙門天像が安置されていますが、こちらは予約のみの拝観になります(拝観料100円・まずは075-951-5759へお問い合わせください)。年末年始・お盆期間・牡丹の開花期間は堂外からの無料拝観が行われます。
毘沙門堂及び周辺建物の修復工事のため2019年12月中旬ごろまで毘沙門天立像の拝観は休止中です

洛中

糺の森(下鴨神社)  

自由に散策出来ます。

下鴨神社の境内にある約36000坪の森で、縄文時代から続く太古の自然を残し瀬見の小川や奈良の小川が流れます。樹齢200年を超える樹木は600本もあり、カエデも多く秋には紅葉が楽しめます。
心地よい小川のせせらぎに京都の街中にいることを忘れてしまうくらいの別世界が広がります。

5月には葵祭が行われ、上賀茂神社と下鴨神社でそれぞれに祭事が行われます。(上賀茂神社のページをご参照ください)

京都御苑  

自由に散策出来ます。

東西約700m・南北約1300mの広大な苑内には5万本もの樹木が茂り、ロウバイから始まり、梅・桃・桜・山吹・ツツジ・フジ・アジサイなどなど一年を通して様々な花が園内を彩ります。カエデも多く秋には紅葉の名所になります。

自由に散策出来ますがとにかく苑内が広いので、環境省公式サイトで植物の見どころが詳しく案内されていますのでご参照ください。

新装オープンした中立売休憩所ではレストランやお土産物のショップなどもあり、無料休憩スペースとしても利用できます(京都御苑公式サイト)。

北野天満宮

史跡・御土居のもみじ苑公開
10月25日~12月8日

ライトアップ
11月9日~12月8日

もみじ苑
9:00~16:00

ライトアップは
日没~20:00

大人1000円・こども500円(もみじ苑に入場するための料金)
(利休居士が考案したと伝わる麩の焼を再現したお菓子つき)

境内に豊臣秀吉が造った御土居(国の史跡)が残り、紅葉の名所として紅葉の時期に多くの観光客が訪れます。2015年より初夏の時期にも公開されるようになり青もみじも好評です。
もみじ苑では約350本のカエデが起伏にとんだ御土居を紅葉で彩り、鶯橋の朱と相まって美しい景色を見せてくれます。上七軒の舞妓さんによる舞の披露などもあり、日没からのライトアップではまた違った雰囲気が楽しめます。

北野天満宮 KYOTO NIPPON FESTIVAL
10月25日~12月8日

特別鑑賞券(もみじ苑付き)
中学生以上2600円
小学生 1500円

国宝をアニメ―トする
人気イラストレーターによる現代版 北野天神縁起絵巻や初音ミク イラストコンテスト入賞作品展示 奉納など
詳しくはKYOTO NIPPON FESTIVAL公式サイトをご参照ください

宝物殿では近年話題の鬼切丸(髭切)などの刀剣が多く展示されています。刀剣の御朱印もありますので興味のある方は是非どうぞ。
他には「北野天神縁起絵巻 承久本」(国宝)・長谷川等伯筆の「昌俊弁慶相騎図絵馬」などが公開されています。

渉成園(枳殻邸・しょうせいえん・きこくてい)(東本願寺飛び地境内)

秋の夜間特別公開とライトアップ
11月15日~12月15日

17:30~21:00(20:30受付終了)
大人500円/中高生250円/小学生以下無料(ガイドブック付き)

以前は11月の初めに昼間特別公開が行われていましたが、2018年から始まった夜間の特別公開とライトアップです。今年は「日本の音」として琴や三味線の演奏が行われます。

予約限定の「案内付き拝観プラン」なども企画されていますので詳細は東本願寺公式サイトをご覧ください。(10月8日に専用サイト開設予定)

 

渉成園(枳殻邸・しょうせいえん・きこくてい)(東本願寺飛び地境内)

通常拝観

10月まで9:00~17:00(30分前に受付終了)
11月から9:00~16:00(30分前に受付終了)

大人500円以上/高校生以下250円以上
(庭園維持寄付として志納・ガイドブック付き)

京都駅から徒歩10分ほど。かつては枳殻(からたち)が生垣に植えられていたことから枳殻邸(きこくてい)とも呼ばれる東本願寺の飛び地境内で、約一万坪の土地に石川丈山が作庭したと伝わる池泉回遊式の庭園(国の名勝)は桜と紅葉の隠れた名所です。
池に架かる回棹廊(かいとうろう・東福寺の通天橋を小さくしたような外観の橋で渡れます)周辺に、丹楓渓(たんぷうけい)と呼ばれるカエデが多く植えられた一角があり、対岸からは橋をバックに美しい景色が広がります。

江戸時代の儒学者・頼山陽が記した「渉成園記」では渉成園十三景として見どころが紹介され(現在に建物や庭は蛤蜊御門の変後に忠実に再建されています)、広大な園内には多くの橋や建物(建物内部は通常非公開)があり、春には傍花閣(ぼうかかく)周辺が桜に包まれ、ハスやフジなど四季折々に花々も咲き、池に映った美しい景色京都タワーも眺めることもできます。

受付から園内に入ると突き当りにある高石垣には石臼や石橋など様々な形の石が使われていて面白く、光源氏のモデルと言われる源融(みなもとのとおる)が奥州の塩釜を模して造らせた庭のあった六条河原院の跡地ともいわれ、 供養塔や塩釜の手水鉢・塩釜の井筒なども残ります。

受付口は西側のみになりますのでお気をつけください(以前訪れたときに入口がわからず、周りをぐるぐる歩きました)。
渉成園公式サイトで園内マップが公開されていますのでご参照くださいませ(2024年までは保存修復事業の途中ですので工事が行われている箇所もあります)。

神泉苑 秋の大念仏狂言
11月1日~3日

観劇無料

11月1日
夜の部18:30~21:30

11月2日 
昼の部13:00~17:30
夜の部18:30~21:30

11月3日
昼の部13:00~17:30
夜の部18:30~21:30

毎年 神泉苑狂言堂で行われている京都市の無形民俗文化財に指定される無言の宗教劇です。
演目など詳細は神泉苑公式サイトでご確認ください。

神泉苑 通常拝観

8:30~20:00 境内自由

寺務所(授与所・御朱印)9:00~17:00

苑内には多くのカエデがあり、初夏には朱塗りの法成橋と青もみじのコントラストが美しく、池に映る景色も楽しめます。嵯峨天皇が日本で初めて桜の花見を行った地ともいわれ、桜の名所でもあります。

平安京造営の際に天皇の宴遊の場として造営された禁苑(天皇のための庭園)で、かつては今の15倍もの規模だったといわれ、北にある二条城の敷地は庭園の一部でした(現在の境内は国に史跡に指定されています)。

祇園祭発祥の地として、また弘法大師空海と守敏による祈雨のための法力合戦の舞台としても知られます。空海は善女龍王を勧請してみごと雨を降らせ、以来この池には善女龍王が住むとされ池の中のお社に祀られています。このお社に架かる法成橋は願いをひとつだけ念じて橋を渡り、善女龍王にお参りすれば成就する「一願成就の橋」とされています。
源義経と静御前の出会いの場ともいわれ、数々の伝説に彩られています。

境内には 日本一太いうどんを使った「うどんちり」が名物の「神泉苑平八」があって、鍋や京懐石料理などがいただけます。

梅小路公園
「朱雀の庭」
梅小路公園紅葉まつり
11月25日~12月1日

17:00~21:00(20:30最終入園)
大人400円/小学生200円(京都水族館か京都鉄道博物館の当日券で割引あり)

約150本のカエデが植えられる日本庭園「朱雀の庭」がライトアップされます。
ライトアップの光で幻想的に浮かび上がる美しい景色が池に映る逆さもみじなどが楽しめます。

梅小路公園  

自由に散策できます

京都駅から徒歩15分ほど。40000坪を超える広大なまさに都会のオアシスです。
2019年には園の西側に「JR梅小路京都西駅」ができましたので、京都駅からのアクセスが良くなりました

広々とした「芝生広場」・水遊びのできる「河原遊び場」・遊具のある「すざくゆめ広場」・イベントの開催される「七条入口広場」は自由に使用できます。

有料の施設としては日本庭園「朱雀の庭」・京都初のビオトープ「いのちの森」(9:00~17:00/共通で200円)
朱雀の庭には約150本のカエデが植えられています。

市電ひろばにはチンチン電車(10:00~16:00土日祝と夏休み間のみ/1日300円)が走り、春には梅や桜・初夏にはツツジに青もみじ・秋には「梅小路公園紅葉まつり」でライトアップなどなど、また一年を通して様々なイベントも行われれていています。

京都水族館」「京都鉄道博物館」「緑の館」には京野菜レストラン梅小路パークカフェ市電カフェもあって一日たっぷり遊べるスポットです。

     

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